まあ、毎度思うのですが、正月三が日に家族団らんに背を向けて、ワザワザ真冬の寒空の下、サーキットでレースもない物ですよね(苦笑)。
実のところ、エントリーを決めてから「寒いのに大変なんだよなー」と憂鬱でしょうがなかったんですよね。
昨年の大洗海岸への氷点下でのナイトランもそうですが、なにもそんな事をしなくてもと思いますよね。

とまあ、女々しい(オッとセクハラ表現ですね)泣き言はこのくらいにして、準備をして出かけます。
しかし、今日はこの冬一番の寒さで、夜明け前の6時頃は、車の外気温計で-7℃を指していました。

スタート時間の9時半ごろにはもう少し暖かく成って欲しいです。

今日の相棒はマドンCにSLRの組み合わせで、クランクを短くしてある以外はこの組み合わせで今年のイベントは乗り切って行こうと思います。


なんだかんだでツインリンクもてぎも久しぶりです。
一昨年の春のエンデューロ以来ですから1年半ぶりですね。

一昨年後半戦はモチベーションが落ちていましたし、昨年はウェイトの増加や膝の痛みで結局1年を棒に振ってしまった訳で、今回は何とか3年前に出た時くらいのパフォーマンスが戻っていれば万々歳といったところです。

さあいよいよスタートラインに付きます。

うん、この雰囲気は懐かしい感じで、緊張しているというより、久しぶりにイベントのスタートでワクワクしてしまいました。

さあスタートすると映像は途切れます。
今回はやけにペースが遅いローリングスタートで、周りに色々なペースのライダーが多くいたのが幸いしました。
何とか自分のペースに会う集団を見つけて、しばらく付いていく事にしました。
概ねAV36km/h程度の集団ですが、以前と違い上り坂でも無理せず付いていく事は出来るようになっていました。
ただ、スタート直前から小便が溜まっていてもう我慢できない状態になっていたので、8週目で集団が先頭集団に付いて行ってペースを上げたタイミングでピットインしました。
結局ピットインは一回だけですみました。

当然順位を狙うようなペースではありませんが、今回はそれなりにレースを楽しめました。
ピットアウトの後も、数週は単独走行を強いられましたが、タイミング見計らって幾つかの集団を見つけて、それなりにペースを保てました。
途中で流石に付いて行くだけなのが忍びなく、得意の下り坂で前に出て、怒涛の100kg急降下で(笑)、集団を引っ張りました。
不思議と初めて会うライダー達なのですが、お互いに得意な場面で引っ張り合い、「チーム」で走れたのは楽しい出来事でした。

結局3時間10分ほどで、AV31.8km/hと先頭からははるかに遅いペースですが、天候が良かったとはいえ、この冬のもてぎのイベントでは一番良い記録が残せました。
正直本当に不安だったのですが脚も残り(残しすぎて使い切れなかった)、これで何とか春先のイベントに向けてある程度目途が立ってホッとしました。
あとは油断しないでウェイトを抑えて、じっくり走り込んで行くだけですね。