誰だー!、秋晴れの一日とか言っていた奴はー!
せっかく久しぶりに土日で予定が空いたので、より晴れが多いという予報の土曜日に、久しぶりに古峯ヶ原の山岳ツーリングを計画したのに、ほぼ終日曇の一日でした。

曇りというだけで憂鬱なのに寒いこと寒いこと!。
晴れればそのうち暖かくなるだろうと、タカをくくっていて指切りのグローブで出てきましたが、7:30に自宅を出て一時間ほど走っていたら指先の感覚がなくなってきたので、コンビニで400円の手袋を買います。

いやー、すっかり寒くなってしまって、冬装備を出さなければなりませんね。

古峯ヶ原は行き慣れた道ですので、特に考えもなしにいつものルートを走っていると、えっ?通行止め?

ここが先の豪雨で土砂崩れがあって県道が塞がれた場所だったんですね。

仕方がないので一山越えて南に迂回していつもの古峯ヶ原の街道に出ますが、せっかくなので崩れた現場を見に行きます。

誘導員のおじさんの話だと、70年前も付近で山が崩れたということでした。
関東地方は硬い岩盤の上に火山灰が積もっていて、やわらかい土砂が山を形成しているので、大雨が降ると崩れるのは当然とも言えます。
一応この前「防災士」になりましたので、単なる「野次馬」ではなく勉強も兼ねております。

大芦川沿いの山も崩れています。

こちらは岩盤そのものが崩落していますね。
この後大きな地震とかあると、想定以外の場所とか崩れ出す可能性もありますから注意が必要です。

と上の方に登っていくと、ようやく山が色付いてきました。


今日はこの紅葉を目当てに車や自転車が多いです。


いつもの大鳥居に到着です。

たまに忘れた頃に薄日が差してきますが、晴れていればもっと綺麗なんですがね。

久しぶりの(半年ぶり?)で、ウェイトもオーバー状態ですので、徹頭徹尾軽いギアでくるくる回しながら登っていますが、思ったほど苦しくありません。
やはり「この先どのくらい登るのだろう」と不安になると苦しいものですが、古峯ヶ原は熟知していますから精神的に余裕があり、ペース配分も出来るので追い込まなければ結構楽しく登れるようです。
一番苦しくなる、きつい勾配が長く続く標高634m(スカイツリーの高さ)付近は紅葉が見頃です。


古峯神社は紅葉の真っ只中で、今回は見頃に来ることができました。


紅葉目当ての観光客がいっぱいいます。


お参りが終わって大鳥居に戻って道を左折して大芦川沿いに登ってくと紅葉のポントがあります。

このあたりは来週あたりが見ごろになるようです。

さて、これで紅葉見物は終わりですが、朝の6:00にパンを2枚しか食べていなかったので、流石に目が回るほどお腹がすいて、力が入りません。
こうなるとここに来るとお馴染みの食堂「じゃがいも」にいっちゃいますよー(笑)。
で、結局ここの大盛り定食をお腹いっぱい頂いちゃいます。

豚ステーキ定食で、僕の掌ほどあるステーキと、大盛りのキャベツ、里芋の柚子味噌田楽と納豆と漬物とコーヒーが付いて900円です!。

天気は残念でしたが久しぶりの古峯ヶ原をめいいっぱい楽しみました。
ツーリング気分のペースで距離は98kmほどですが、ここに来ると平地で160km走るより、脚にせよ心肺機能にせよガッチリ負荷をかけられますので、良いトレーニングになりました、