季節だから仕方が無いとは思いますが、ブログの記事の内容も添付されている写真も、いくら季節感を出したいとはいえあまりに寒々しい物で、ほとんどモノトーンで色が無いのは、書いていてウンザリもします。
まあ、あと1か月くらいは我慢しなければなりませんが、もう少しの我慢とも言えます。

先の記事の通り、栃木県宇都宮市はかなりの積雪が有りましたが、気温があまり高くなかったことも有り、道路の雪はだいたい溶けてしまいました。
とはいえ、まだ日陰や路肩は雪が残り、朝の寒いうちは間違いなく凍結しているでしょうから、基本的にロードバイクで走るような状況ではないかもしれませんが、少しでも走れるのならローラーを回しているよりは気分もほぐれるだろうと、ある程度気温が上がって路面凍結の危険性の少ない9:00ごろから出かけました。

しかし市街地を抜けて鬼怒川沿岸沿いの田園地帯に出ると途端に濃霧で真っ白になっています。


田んぼには雪がしっかり残っていますから、濃霧に淡い陽光がさして司会は「ホワイトアウト」です


自転車道に上がっても、霧というか、路面や堤防から湯気が湧き出していて結局前が見えません。


結局終点までまったく霧が晴れず、まさしく「五里霧中」の状態でした。


これでは風景も色彩も減ったくれもないので、こうなったらヤケで、画像処理で写真を「モノトーン」にしてしまいます(笑)。

うわー!余計に寒さが滲みてくるような風景になりますね。

さて本日はこの調子なので何時ものように距離を走れるわけもなく、休日とはいえ家の雑用が山のようにあるので、鬼怒川自転車道を往復して丁度60kmだけ走りました。
全くは走らないよりはマシで、深夜勤務で体調がかなり悪かったのですが、走り終わる頃に「血が巡ってくる」感じで、ようやく調子が回復しつつあります。

あと無理して出かけたのは、来週のブルベ「BRM206宇都宮200km栃木路」が有るので、少しでも走っておきたかったのと、ブルベ用の機材やウェアの確認をしたかったからです。

まず、冬用の防寒ビブタイツを新規で購入しました。

「GORA BIKE WERA」というブランドで、Wiggleで購入しましたが、本当は定番の「パールイズミ」の商品を購入しようと思いましたが、足回りに余裕が欲しかったので大き目のサイズが欲しかった事と、高い防寒、防湿性能があるというふれこみを信じてこの商品を購入しました。
今までは同じWiggleのPBである「dhb」の防寒パンツを使用していましたが、パールイズミの物の半額という値段の割に使えるものでコスパは抜群なのですが、やや素材の反力が強く長時間履いていると脚に負担が大きいのと、この時期のブルベの様な過酷な環境下では防寒性能がやや物足らないという事も有り、冬のイベント用という事で、意を決して購入しました。
本日程度の気象状態や距離では能書き通りの性能があるかどうかは判断できませんが、本番に備えて一度履いたうえで洗濯をして馴染ませておきます。

同じく購入したのがこの「Sportful」というブランドのウィンドブレーカーです。

現在はやはり「dhb」の軽量な物を使っていますが、軽いのは良いのですが薄手で防風性能が物足らなかったので、夜間の使用も考慮して目も覚めるようなイエローでリフレクターがプリントされているこの商品を選びました。
やはりこれも「サイズ」が決め手で、防寒装備を着込んでもきつくなく、かつダブついて風でばたついて空気抵抗を増やさない様なサイズを探していましたが、この「XLL」というサイズは僕にはジャストフィットでした。
後は昨年使い残した防水スプレーをタップリかけておき、にわか雨程度なら雨を弾くようにしておきました。

次にバイクですが、ブルベとあって山岳路も有り「FELT」を使用します。
後は昨年購入した「モンベル」のフロントバックを装着して装備品の増加に備えます。


装備品ではスマホ用の充電用バッテリーで、防水・耐衝撃性のあるものを新規で購入して、ユピテルATLASに接続します。

ATLAS自体11時間程度は内臓バッテリーでもつのですが、バックライトの使用頻度や外気温などで、特に冬季は9時間程度しか持たない事がおおく、最後の頃に「電池切れ」という事も有ったので、念のための処置であります。
まあ外部バッテリーは9000mAhもあるので、これならかなり使えるだろうと、バックライトを常時点灯モードにして、視認性を上げることにしました。
サイコンに関しては、このマップを頼りに土地勘のない場所で夜間走行するので、リスク回避でもう一台同じものを持っていくようにしています。

とまあ、60km走るのには少々大げさな装備で走っていましたが、休憩していたコンビニに来ていたライダーの方に「あれ?今日はブルベですか?」と勘違いされてしまいました(笑)。
その方も自分の出るブルベにエントリーしようとしたら、既に「満員御礼」で断念したそうです。
そんな感じで、最近盛況のブルベですが、ある意味「過酷さを克服する悦楽」を求めて多くのライダーが参加するようになりましたが、なかには経験不足のライダーが「リスク認識」を持たずに参加してくる傾向が有り、「この人大丈夫かなぁ」という参加者を見かける事も少なくありません。
まあ偉そうに言えるほどブルベの経験があるわけではないのですが、大事にならなければと思います。

で、来週のブルベも、一度走ったコースで難易度は理解しているのですが、陽気がよければ何とか完走できる自信はあるのですが、栃木県の北部で、那須高原とかを回るコースで有るので、山間部とかは相当の積雪があることから、これが来週であっても路肩や日陰の残雪などで路面凍結が有るはずで、あまりにリスクが高いと判断して、今のところ正直参加を見合わせる方向で考えています。
ブルベのベテランの方から見れば「そういうリスクを克服するのがブルベの神髄で、随分臆病者だな」となるのかもしれませんが、「臆病者にも3分の理」という所で、ご勘弁ください(笑)