前回の記事でターマックのポジションを直した話をしましたが、本日はその確認で今年の夏は定番のコースとなりました茂木-城里-那珂湊-大洗に向かいました。
本日は午後は天候が不安定なのと、最高気温が高くなりそうなので・・・・・どうも気象庁の最高気温の予報がことごとく低めに予報されているので、まずそんなことはないだろうと(笑)見積もって、午前中に帰宅する計画を立てました。

となると出発時間は自ずと3:00になります。


この時期だとおよそ1時間30分程のナイトライドになりますが、こちらも定期的に走っておかないと「いきなり本番」では、装備品の動作確認も含めて避けたいですよね。

ようやくライトの出番は終わりにしたいのですが、山間部は結構濃い霧が斑のように現れるので、被視認性を確保するためにもつけっぱなしにします。

山間部に入って・・・・といってもインナーに落とすほどでもない勾配が続くルートなのですが、アウターローで軽くくるくる回してみると、明らかにポジションの変更前よりスムーズに回ります。
サドルの突き出し量を前に5mm出したのと、クリートの前後一も一番後ろだったのを前に出して中間位置にしています。
変更前は、高回転で回すと、ペダルを引き上げて、時計の12時より踏み込む辺りでギクシャクと詰まった感があり、回転を上げにくいイメージがあったのですが、変更後は、このあたりの移行がスムーズで綺麗に回せるようになりました。
結果、上り坂もトルクをかけて踏み込む走り方でなく、軽くしてケイデンスを上げて出力を上げる走り方で凌げる様になりましたから、まあ絶対的な速さはともかくとして、格段とスムーズに且つ足の負担を少なくして走ることが出来るようになりました。
ハンドルもライズ角を立てる方向にしたことでブラケットの握る位置を若干高くしましたが、ダンシングのしやすさはこちらのほうが確実に良く、こちらもリズミカルにダンシングができます。
更に今回はハブのグリスアップを終えたWH9000-C24に入れ替えたのですが、カタログ上の重量がレーシングゼロより80g軽い以上に軽さを感じて、軽く回すような走り方にはこちらのほうが楽に走れます。

まあ、結局のところFELTで確立していたポジションや走り方に戻した形になってしまったのですが、当然こちらの走り方で1年以上ロングライドやブルベなど乗り切ってきたのですから違和感が無いのは当たり前で、走っているフィーリングも結局はWH9000-C24+パナレーサーRACE Dのフィーリングですから、馴染んで当然とも言えます。
ただ、馴染んでて走りやすいから、それが正解とも言えないのがポジションの難しいところで、このポジションでまたレーシングゼロの投入も試してみるつもりです。
どうもWH9000-C24は35km/h以上は「周りだがらない」傾向があり、レーシングゼロだと降りで50kmくらいでも綺麗に回ってくれるので、改めてその違いとかを試してみるつもりです。

さて那珂川に出れば後は真っ直ぐ海を目指すのみです。

今日は久しぶりに空が青く綺麗ですね。

那珂湊市街地を抜けて県道108号線を大洗に向かいます。
すぐに那珂川の河口にある「海門橋」を渡ります。

この時点で6:52ですから海の朝日が綺麗ですね。

上流を見ると那珂川と涸沼川の合流点が見えます。

余談ですが那珂川は山間部を縫って流れているので流れが速く、上流でも川幅が広い場所が少ない河川ですが、河口付近に至ってもほぼ同じくらいか、かえって狭まった感じがします。
これだと上流で最近多い「ゲリラ豪雨」等が長時間降り続く昨年の豪雨のような天候になると、下流で飲み込めなくなって溢れてしまう事が予想されます。
事実、過去に何度か河口付近では雨があまり降っていないのにも関わらず、いきなり水が溢れてきて洪水になった事が有ったそうです。

さて何時もの大洗海岸に6:59に到着です。

2回の休憩でほぼ4時間で到着しました。
距離はちょうど80kmで、このペースが維持できるのなら160kmを8時間で走れる「センチュリーライド」のイベントペースで走れました。

ちょっと休憩して直ぐに折り返して帰路に着きます。
帰路は水戸を抜けて城里に向かいところまで向かい風気味ですので、あえて国道51号線に出て。建物の遮蔽物と向いていく車の風を利用してペースを稼ぎます。
常磐線を横切る前にまた那珂川沿いに向かい、常磐線を渡ります。

なんだかこのあたりを何度もは知っているので、「土地勘」がついてどこをどう通れば通過できるか分かるようになってしまいました(笑)。

後は往路と同じコースで那珂川から城里町を抜けて茂木を通過して宇都宮に戻りますが、そこそこのアップダウンがあり、これはツーリングペースで走っていても、良いトレーニングになります。
何時もの城里の農産物物産センター「山桜」で、これまた何時もの「やぶきた茶ミックスソフト」で英気を養い、宇都宮を目指します。


途中市貝町の道の駅「さしばの里」で長めの休憩をとり、宇都宮には11:54に到着しました。
帰路は78kmのコースでしたが、これまた4時間かからなかったので、往路と同じペースで走れたようです。
結果は158kmをAV25km/h、獲得標高1735m、消費カロリー6998Kcal、AVHR130、最大HR164でした。

前回ほぼ同じコースで、湿気にやられながらもAV24.2kmで、単純比較はできないのですが、今回の方が随分疲労感なく走れたように思います。
反対にケイデンスを高めに維持した反動か、アキレス腱の上の部分や椎間板の付け根の「ジョイント」部分は負荷がかかったようで、ややハリや痛みが出ました。
ポジションを少しだけ変えて走り方を変えるだけで、同じバイクだけでもこれだけ感触が変わるところが、自転車の面白さと奥の深さだ再確認した一日でした。