こんな事を言うようになったのは確実に年寄りになった証拠です。
最近「いい時代になったねぇ」とよく仲間内で話していますが、何が良くなったと言って、自転車乗りが田舎を走っていると「なんだいアンチャン、そのカッコは競輪選手ケ」と、強い故郷訛りで聞かれていたものですが、ここ栃木県は最近、「なんだいアンチャン(こちらもオヤジなのですが)、おめー宇都宮ブリッツェンかい」ときかれる、つまりロードレースというものが多少なりとも認知されるように成った事なんです。

自転車ブームと言われて久しい昨今ですが、ここ栃木でこれだけ認知が進んだのは、言うまでもなくプロロードレースチームの「宇都宮ブリッツェン」が、地元密着型の活動を地道に続けてきくれたからです。
僕個人的には、実はロードレース自体は、そんなに熱中するほどの興味はない方なのですが、こと宇都宮ブリッツェンの活動だけは別次元で、強く応援させていただいています。

さて栃木県にはブリッツェン以外にも2つプロロードのチームがあって、一つは企業有志のチームですが、もう一つは栃木県那須町で、町ぐるみでその活動を支えている「那須ブラーゼン」というチームです。
地元密着型として活動していて、その成り立ちから言って宇都宮ブリッツェンの兄弟分という感じのチームですが、発足されてから日が浅いということもありますが、実はブリッツェンほど一般の方々には認知が進んでいないというのが現状で、そうなるとやはりスポンサーの獲得とかに苦労していることは想像に固くなく、運営自体は厳しいだろうなと思っいました。

で、やはり資金が足らなくなって、チーム運営が厳しくなったということで、最近流行りの「クラウドファンディング」を利用して、地元メディアやイベントなどで広く応援を呼びかけていました。
僕自身、企業ベースでのスポーツ活動や、個人ベースでのレース活動とかには、各々目的があってのことで、協力する理由もないなぁと思っていますが、やはり地元密着型で、単に競技の成績だけでなく、普段から地元の自転車振興などに汗を流している彼らの姿を目の辺りにして、これは応援しなければ男が廃るという事で、些少ながら今回のクラウドファンディングに参加させていただきました。

まあ、一口いくらでいろいろなコースがあって、僕はブラーゼンオリジナルの半袖ジャージを購入することになり、本日お礼文とともにその商品が届きました。
これがお礼文です。

ファンディングは成立して、目標の金額以上の申し出があったそうで、なんとか今年の資金繰りは目処がついたようです。

申し込んだジャージですが、実は僕が昨年来練習用として買った「パチモノ」の安いジャージは、見栄えはともかく、特に発汗性能に関しては、値段にして4倍もするとはいえ流石国産の「パールイズミ」のジャージには敵わないようで、特に今年の夏のように湿気が強い環境での使用で、不快感が強く、「本番用」としてパールイズミのジャージの購入を検討していたので、ちょうど良いタイミングでした。

まあ、届いた時には既に衣替えが終わっていたので(苦笑)、来年のお楽しみといったところでしょう。
「SAXO BANK」カラーなのも、ターマックがSAXO BANXカラーなのでちょうど良かった感じです。

注文してから発送されるまで随分時間がかかったような気もしますが、まあ初めてだったでしょうし、僕個人は全然気にしていません。
一緒に送られてきたサイン入り色紙ですが、発送の不手際で角が少し折れていまして、恐らく強い抗議があったようでお詫びのメールが来ましたが、一般の商品を企業から買うのではないのですから、応援してるという認識があれば、多少の事は多めに見ればいいと思うんですがねぇ(苦笑)

まあ僕自身がアバウトな人間なので、鈍感なだけなのでしょうが、「金お払ったからお客の立場で言いたい放題」という輩に関しては、非難はしないですが、少なくともお友達にはしたくないです(苦笑)
ホラ、また余計な「敵」を増やしてしまいましたね(笑)。

ま、何はともあれ「今年は」何とかなったとは言え、基本的にスポンサーとか資金繰りが苦しいことには変わりはなく、今後も宇都宮ブリッツェン共々、那須ブラーゼンも強く応援していきたいと思います。
その「志」を無にしないためにも!