本日は日本サイクリング協会主催、茨城県サイクリング主幹のイベント「ハーフセンチュリー茨城」のお手伝いという事で、スタッフ側で参加させていただきました。

イベントとしては、茨城県冷地大宮市にある、那珂総合公園を拠点に、常陸大宮市や常陸太田市の山野の郊外路で、80kmと40kmのコースを走るロングライドイベントです。
コースはこのようなコースになります。

距離は100kmに満たないとはいえ、この辺りの郊外路は平坦な道の方が少ない位で(笑)、険しい峠道が有るわけではないにせよ、アップダウンが間断なく続くコースですので、結構侮れないコースです。

本日は今シーズン一番の寒さに突然冷え込みましたが、雨が降る心配は無いようで、雲の間から薄日が差して来れば気温もそこそこ上がるでしょうし、予報が外れて風もほとんど無いという、絶好のサイクリング日和で、僕も是非走りたいくらいですが、参加者の方が気持ちよく走れるようにサポートさせてもらいます。

一般の受付時間は7:00からで、出走は8:30からになりますが、スタッフは7;00までの集合となります。
例によって気の早い僕は6:00には現地に付いてしまいましたが(苦笑)、会場はもう設営が進んでいて、自分の分担である交差点の「立哨」までは時間が有ったので、そのほかのお手伝いをしています。

6:30前にはまずスタッフのミーティングが有り、理事さんからの激励の挨拶が有ります。


8:00には現地に向かって立哨に立たなければいけないので、それまでは会場入り口で交通整理などをしていますが、参加者の方が続々と集まってこられました。

ここで茨城のイベントでお会いする顔見知りの方や関係者などとお会いすることになり、ご挨拶をさせていただきます。
ブログを読んでいただいていらっしゃる方々も、何時もと違うカッコのはずですが、まあ確かにこんな「どすこい体型」の自転車関係者はあまりいないので、見つけていただいてご挨拶を頂きました。

この後一緒に立哨される茨城県サイクリング協会の先輩の方と現地に移動します。
今回立哨を任された場所は、常陸大宮市の八田という所で、ここは40kmコースの29.8km地点の交差点で、常陸大宮市街地の北側で、国号293号線とJR水郡線、久慈川を渡ったところにあり、コースが右折するポイントなので、その誘導と交差点での安全確保、「二段階右折の励行」等が任務になります。

車は角のお店に置けるように予め連絡がされていますが、到着してご挨拶をしておきます。
こういった方々の協力が有ってイベントが成り立つわけで、また事前に細心の配慮をするスタッフの準備も大変なことが解ります。

ハーフコースのスタート時刻は9;00近いので、少なくとも1時間30分は懸かるとすれば、10;30頃までは来ないものかと世間話などしつつ待ち構えていましたが、参加者で無いサイクリスタや、80kmコースから外れてショートカットしてくる参加者などもいました。
あと、地元の方々にしてみれば「いったい何が始まるのですか?」という事になり、まあ次から次へと通りかかった方や、商店の自販機に買い物のに来た方が問いかけてきますが、こういう方に丁寧に説明して、理解を得るのもスタッフの重要な仕事になります。

ハーフコースの参加者は30人弱で、数千人が引っ切り無しに通過するわけではないので、時々参加者が現れる程度ですが、油断なく通過する参加者の誘導に努めます。
が、お昼ごろには参加者すべて通過して「お役御免」となったので、お昼を取って会場に戻ります。
とはいえイベント終了まで時間が有るので、先輩の方と他の仕事を頂き、会場周辺の案内の看板を撤収する事となりました。
自動車には何時でも走れるようにとFELTを装備を積んでいたのですが、まあこの余計な判断が今回仇となってしまいました。
看板を積むためにFELTをルーフに搭載したのですが、回収した看板を会場に運び入れようとスタート地点に戻ってしばらくすると「ビリビリドガシャン!」という音が周囲の絶叫と共に聞こえてきました。
何が起きたのか俄かに解らず自動車を見ると、ゴールラインの垂れ幕をFELTが突き破って、支柱毎なぎ倒してしまったようでした!。
しかも、ゴール付近で休憩していた参加者が、倒れた支柱の巻き添えを喰って、転倒してしまいました。

久しぶりに頭が真っ白になりましたが、幸いなことに怪我は無く済んだのは不幸中の幸いとは言え、参加者に迷惑をかけてしまったのは、本当に痛恨の至りで、反省してもしきれません。
この場を持って、改めて参加者の方と、茨城県サイクリング協会及び関係者の方に深くお詫びいたします。
現在今もってひどく落ち込んでいる状態でブログを書いている場合ではないのですが(苦笑)、責任は自分にありますし、事後処理も含めて真摯に対応するつもりであります。
またこんなドジ親父ですが、また使って頂ければ、今回のリベンジの意味含めて一生懸命使えさせていただきます。

とまあ個人的には散々でしたが、イベントそのものは交通事故や怪我人、不明者などなく大成功に終わりましたので、その点はホッとしましたがそれだけに自分の失敗が悔やまれます。
とは言え悔やんで落ち込んでいるだけでは、何の責任を取った事にもなりませんから、今回の経験を活かして、気を引き締めて一層頑張っていきたいと思います。
今回は大きな大会でのほんの一部のお手伝いでは体験できなかったことや、知らなかったこともたくさん勉強できましたから、今後の活動に生かして行こうと思います。