さて、なんで人が自転車に乗ろうとすると天候が怪しくなるのか(苦笑)
全く乗れない時は本当に「絶好のサイクリング日より」に地団駄を踏んでいたのに!
と、本日からほぼ一ヶ月ぶりに自転車乗りを再開させました。
個人的な感触から言えば、3月初旬に風邪をこじらせてから、本科的なライドは遠ざかっていた記憶があり、そうなるとほぼ2ヶ月のブランクがあるという感じです。

怪我の方は「損傷部分は直しました」と、「元通りのパフォーマンスで可動します」との間には文章以上の隔たりがあり、運動選手で言うこれが「リハビリ期間」になるわけです。
とにかく痛みそのものは負荷をかけるとかなり有るのですが、それに耐えて少しずつ動かしていかなければならず、ある意味ここからがもっと辛い期間の始まりとも言えます。
痛い部分はサポーターで保護しながらになりますが、見たからに痛々しいです(泣)。

どちらかというと右腕の方が重症で、親指の付け根から肘にかけての筋に、負荷をかけたり捻ったり、タオルを絞ろうとするとかなりの痛みが今でも走ります。

一番痛いのはブラケットに手を添えて上半身の体重をかける時と、降車で荷重を抜く時で、「イタイ!イタイ!イタイ!」と絶叫しながら走っているさまは知らない人から見ればなんと思うことやら(苦笑)。
不思議なものでしばらく走ると痛みが麻痺するのか慣れてくるのか痛みそのものはだんだん軽くなってくるのですが、今度はロードバイクの「攻めのポジション」の姿勢で走っていることで、腰の付近や太ももに相当の疲労感と痛みが出てくる始末で、93kmしか走っていないのに、昼食後の20kmは、ブラケットを握っているだけで、上半身を支えるだけで息が荒くなってくる始末で、「楽しいライド」には程遠く、ほぼ「拷問のようなリハビリ走行」ということになってしまいました(泣)。

とにかく今日は何時もの岩瀬まで行くのが精一杯でした。

肝心のFELT F5ですが、もうインプレがどうのこうのという状況ではありませんでした(苦笑)。
しかし、踏み込みが軽く、加速感も軽快で、どちらかというとターマックに近い走行性能がある事はなんとなく予想できる感じです。
Frフォークからの突き上げは若干強めですが、ガチガチというイメージもなく、座りの良いハンドリングや下りの直進性能も良く、ロングライドで使うのには十分な特性のフレームのようです。

いかんせん手持ちバイクで一番ハンドルの位置が低く、負傷した腕と、なまった体にはかなりキツイポジションだったので、ステムの位置をスペーサーで3mm上げて、ライズ角も起こして、ブラケットの位置を高くして、反対にサドルは5mm下げて、落差を縮めたところ、多少は楽に乗れるようになりました。
その他シートクランプからの「カチカチ音」や、効きが悪かったブレーキで、シューを新品に交換するなど、初期不具合はほぼ解消されたので、来週もなんとかこのバイクでリハビリ走行を続けたいと思います。

と、来週は「ツールド桜川」なんですが、まずチャレンジコースは無理で(握力がなく下りでブレーキをかけ続けられない)友人には出場したいとは言っていますが微妙なところです。
現地には行ってみて、コース変更ができなければDNSして、周辺の平地を走る事になるかもしれません。