このところ色々とあって、自転車に没頭して楽しもうという気分になれません。
まあ、こんなことは何時もの事で(苦笑)、戯言として聞き流して頂ければ結構なのですが、こういう時は良くも悪くも結果が極端で。あまり動き回らない方が無難だったりします。
でも、「解っちゃいるけど止められねぇ」と言うのが僕の愚かなところで(笑)、どうしても出かけたくなってしまうんですよね。

大体この天気ですよ!

走り出しの4:15ごはまだ小雨が降っていましたが、そのあとに大きな雨雲がレーダーに出ていなかったので強引に走りに行ってしまいましたが、蒸し暑く不快この上ありません!
おまけに体も重い感じで、これは軽く汗を流したら帰ってしまうほうが賢明のようです。

とにかくいつもの岩瀬まではなんとか走りきりました


今日はいつものベンチに先客がいらっしゃって、これから御夫婦で奥さんがマラソンの練習で、ご主人が伴走でサイクリングを楽しむとのことで、冷たい飲み物をご馳走になってしまいました。

お話をしていて自己紹介をすると、ご主人は栃木県サイクリング協会の方だったようです。
美味しい飲み物ごちそうさまでした!

さて多少は元気が出たのでなんとか先を目指してリンリンロードを走りますが、ちょうど北関東自動車道と交差するポイントの手前で、自転車止めを避けて路肩に寄ったとたん不意に前輪が突然滑り出して、身構える暇もなく転倒してしまいました。
ああっ、やはり今日はロクなことがないなぁと、しこたま打ったお尻をさすりながら自転車のダメージを調べましたが、とりあえずチェーンが外れて、ハンドルのバーテープが擦れている程度に見えたので、今度は滑らないようにに速度を落として筑波に向かいました。

リンリンロードのこの区間は敷設当時のカラー舗装が残っているのですが、これが曲者で、路肩などホコリ(日陰はコケが生えている所も)がヘドロで路面にへばりついていて、雨が降ろうものならフローリングに溶けたワックスぶちまけたようにツルツルになるので、場所によってはビンディングが滑って立てないような場所「旧筑波線の駅のプラットフォーム横にこれが多い!」があるので、雨上がりは本当に注意が必要です。

さて筑波登山口に着く前に手前のコンビニで補給をして、最後バイクのダメージを確認したら、顔から血の気が音を立てて引いてしまうほど青ざめて驚きました!


なんと、バーテープが剥がれたところのハンドルにクラックが入って、その周辺部は積層したカーボンが剥がれ落ちているではないですか!!
このバイクは試しにと俗に言う「中華カーボンハンドル」を組み込んでみたのですが、まあ使用上突然割れることはなさそうとは思っていて、「転倒して打ち付けた時がやヤバイなぁ」と思っていたのですが、当初の見込み通り、立派に「人柱」として、カーボハンドルのクラッシュテストを実行してしまいました(泣)。

カーボンハンドルの利点として、振動の減衰特性が有り、手に優しいということですが、負傷していた当初はちょっとした振動でも脳天に響くほど痛かったのですが、多少は緩和されていたのでしょうか?
まあこれが例えばイベントやツーリングの途中で「ボキッ!」となっていたら取り返しがつかなかったわけで、本番でそうなる前に判明したのが「不幸中の幸い」と考えるしかないでしょうね!

当然走る気力などアンドロメダ星雲の彼方に翔んでいってしまったので(苦笑)、シクシク泣きながら、ハンドルがもげ落ちないようにストレートのところを握って、半死半生で自宅に戻り、その足でショップに向かい部品を注文してきました。
当然二度とカーボンハンドルなど使う気はなく、安心の「シマノPro」のハンドルと、転倒の時に表皮が破れてみっともなくなったサドル、切れかかっているSTIレバーブーツなどを注文してきました。

不思議なもので実はレバーブーツやサドルなど、かなり汚れていたり敗れていたものだったので、交換しようかどうか悩んでいましたし、バーテープも気に入らないうので使い慣れたボンドレガーのものに変えて、ハンドル全体のセッティングも変えようと思っていたのですが、「まだ使えるし、付けたばかりだし、メンドクサイしどうしようかな」とウジウジ考えていたのですが、ある意味一発でお悩み解決!と相成りましたとさ(苦笑)

なんでこうなるの!