こんなパーツ一つでも、ベアリング入りプーリーの効果 [自転車部品]
先日仕上げたFELT Z25ですが、現在某オークションに出品中で、有難いことに関心を示されている方々がいるので、遠くないうちに、自分の手から離れることに成ります。
あと数日でお別れなので、部屋に飾って別れを惜しんでいます(笑)
さて、問題なく組みあがったはずですが、どうもペダルを回すと、ドライブトレインに重さがあります。
よく、チェーンをキツク張り過ぎたようなフリクション感があるのですが、どうも中古で手に入れたRD5800のテンションプーリーの回りが重いようです。
実用上問題になるレベルではありませんが、自分が違和感を持つようなバイクを他人に渡すのわけには行きませんので、純正のプーリーから、ベアリング入りの社外品のプーリーに交換することにしました。
純正の5800・・・要するに105クラスのプーリーは、シャフトが「スラストメタル」と言って、鉄のスリーブが入っているだけなので、油切れ等を起こすと途端に回りにくくなります。
外してみたら、なんと錆が出ていましたから、これでは重いはずです。
まあ、錆を落として、タップリグリース等を塗布して置けば、問題は無いと思いますが、これは整備環境によっては再発する可能性が大きい事が分かっている以上、購入された方の豊かな自転車生活を阻害する要因は排除したうえでお渡しするというのが、自分の方針です。
さて、ビックプーリー等は問題外として、この手の定番として、デュラエースのベアリング入りプーリーに交換という物が有りますが、最近の9100シリーズは結構高いので、サードパーティ品で、これまた定番のBBBのROLLERBOYSという商品を使います。
これだと2千円を割る値段で手に入りますし、実用上問題が無いのは何度か実証済みで、最近ではTREK FXのRD4700GSにも投入してあります。
このプーリを単体で手で回してみると、回転の軽さは純正とは歴然の差が有ることが分かります。
あとはメーカー別のサイズに合わせる樹脂のスリーブを嵌め込込みます。
結構細かく指定がありますね。
ディレーラーの取り付けは、回転方向の指定が有るので、矢印に従って間違いないように組み付ければ完了です。
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