たぶんに気分的な問題であって、何か根拠があるものでもないのですが、「夕日」という物は、何とも「センチメンタル」になるもののようですね。
おそらく直後に訪れる「闇」を予感させるからなのかなとも思います。

本日は早めに帰宅しましたが、帰路の鬼怒川の橋を渡っていると、何やら真っ赤な看板のようなネオンのような光が堤防の木々の隙間から見えたのでなんだろうと思いましたが、西方に沈みゆく「夕日」が大きく赤く佇んでいました。


スマホしかなかったのでうまく表現できませんが、実際は雲間が薄く切れたところに、まるで熟柿柿のような、濃い橙色というのでしょうか、そんな太陽がボワッと浮かんでいたような感じでした。

おそらく小雨も降っていたので水蒸気や既に飛び始めた花粉などの「エアゾル」が太陽光を遮って、赤色だけが透過して見えた結果だと思います。
ただ、大昔の中国で天変地異の前に起きる現象をまとめたものの中に「熟柿柿のような赤い朝日や夕日が出ると地震が起きる」という物もありますので、あながち「気分」だけの問題とも言い切れないのかもしれませんね。

ま、そんな人に言わせれば「ポエム」のような与太話ではなくとも、世の中を見渡せばいくらでも「火種」は転がっていて、既に導火線が火花を上げて燃えているような事案が幾つかありますので、こういう時は慌てず浮つかず人の話を鵜呑みにせず、冷静に事の顛末を見据えて賢く対処していきたいものですね!