まあ、ここ数日の状況を見れば、首都圏でいくら屋外とはいえ、多くの人間が集まる自転車のイベントが出来ないとは理解できますが、3月初めのころは、「なんで自転車イベントが中止なの?」とか、「みんなで頑張ってコロナに勝って走ろう!」などと勇ましい話でイベントを強行しようとしていた団体もありました。

自分から言えばあまりに見通しが甘いというのか、周りが見えていないなあと思って、自主的に棄権するつもりで、せっかくお誘いしたM島君やその後輩君に「自粛」を申し出ていました。

結論から言えば、イベントは中止にないましたが、これで「不要不急の外出の自粛」なんぞが、如何に無意味で効果が無く、「緊急事態宣言」を経済損失を恐れて出せない政府の無責任ぶりが解ろうという物です。








で、結局有給休暇も予定していた通り取得して、いろいろと自宅の用事を済ませて、何のことはない、何時もの通りに筑波山経由で霞ヶ浦にツーリングしてきました。

いつも通りというより、本日は天候も良いので余裕をもって楽しもうと、自宅を3:00に出ました。


岩瀬駅に着くころはまだ周囲は薄暗い時間です。





夜桜とはいきませんがストロボで桜の撮影です。






しばらく休憩していたら明るくなってきました。




予報では晴れのはずですが、気流のぶつかるところで雨が振ってたようで世麺は濡れています。

筑波山も雲がかかっていました。




しかし、日中は暖かいとやや薄着で来ましたが、4℃くらいまで下がって体が冷えて調子が出ません。

なんだか頭も痛くなってきました。


ようやく山の稜線から陽の光が出てきて気温が少しづつ上がってきます。






なんとか霞ヶ浦に着きました






湖の周囲は「レンコン」が名産ですが、こちらも水が張られれています。




本日はLOOKにレーシングゼロを履いての出撃です。



これはZONDAのフロントタイヤが摩耗でインナーが飛び出してきたので急遽交換してきただけです。

確かに軽く回りますが、なんだかバランスが崩れたようであまり快適ではありません。

ZONDAに新しいタイヤを注文してあるので、早々に元に戻すようですね。


さて早く出てきたのは、ちょうど桜が咲きそろっているので、撮影しながらノンビリ走るためです。














りんりんロードは、ソメイヨシノ以外の桜が数種類植えてあるので、開花の時期がずれるので、結構長い事桜のトンネルを楽しむことができます。

しかし、この時期は通路の真ん中に3脚立って撮影している迷惑な連中も含めて(苦笑)もっとにぎわっていたはずですが、土曜日とはいえ明らかに通行料が例年よりかなり少ないです。

流石10年以上も通っていれば色々と(苦笑)。


この時間に成れば、もう気温も十分上がって快適に成ってきました。





山もようやく色ついてきて、これから初春の若葉の燃えるような緑の山を、連休のころまで楽しめますね。





この後益子でランチですが、ここ城内坂も流石に人出がありません。

「Lesina」さんに行きましたが、もうこのところ「開店休業」状態でまったくお客さんが来なくなってしまい、また益子恒例の「陶器市」も中止が決まってしまいましたので、マスターがガッカリしていました。


まあ「自粛要請」という責任逃れの状態は「生殺し」であって、これで首を引っ込めて事態が通り過ぎてくれると思ったら大間違いだという事は、おそらく総理大臣が一番痛感しているのでは?と僕は思いたいです。

それでも動けない、動くわけにはいかないのがおそらく今の日本の政府を筆頭に官僚も含めて大企業にから田舎の零細企業まで蝕んでいる、本当の「病巣」なのかもしれませんね。