流石に天候がどうのこうのというのも本当に呆れました。

まあ「お約束」で関東地方だけ週末は天気が良くありませんので、とてもロードでロングライドをするような「感情」が湧いてこないんですよねぇ。

とはいえ、こういう天候の中、400kmとか走っている人もいて、横目で見ながら何となく今の自分のふがいなさが情けなくて・・・・・ああ相当ネガティブですねぇ。


まあこのまま寝転がって、アニメでも見ていても良かったんですが、軽く軽く体を動かした方が良いだろうと、通勤用のMTBの「TREKエクスカリバー8」で、定番最短コースを流すことにしました。


しかし、本当に梅雨の頃も様な気温と空模様です。






とにかく膝の調子が最悪で、とても力を入れて走れる感じではなく、こういう時はギア比の軽いMTBは、ノンビリ走るのに適していますが、やはりこういうバイクに乗っていると悪い癖が出てグラベルに突入してしまいます




田舎の非舗装のフラットな砂利道ですが、この程度ならブロックパターンの太いタイヤでなくとも、何とか走れます。


鬼怒川の堤防の上に登り北上しますが、何やら生コンのミキサー車がいて作業をしています。








護岸補強用というより、もしかすると堤防が決壊した時の応急補修用に使うために用意しているのでしょうか?

鬼怒川の管轄は国土交通省の関東河川整備局下館河川事務所に成りますが、河川敷内に生えていた樹木を大規模に伐採したり、かなり「本気」で取り組んでいる事が判ります。


この本気の理由は言うまでもなく、数年前の鬼怒川の決壊が有ったからで、既に現在の治水施策の災害想定以上の降雨量が現実の問題として眼前に突き付けられてしまいましたから、これは真剣に成るのが当然です。

ま、「犠牲者」や「被害」が出なければ、予算化は無かったでしょうけど、これが現実です。


さてこいいう寄り道での撮影など、堤防のように自転車を立て掛けるものが無い場所など、スタンドが有ると本当に便利です。








このスタンドはTREKの純正品で、チェーンステーに取り付け台座ボルトの穴が既にあって、此処にぴったり取り付ける事が出来ます。

汎用品などを取り付けると角度が合わなかったり、フレームを傷つけたり、ボルトが緩んで曲がったりしてしまう事が有りますが、これなら安心に使う事が出来ますね。


さらに北上すると国道4号線と東北本線の橋梁とぶつかります。






この古いレンガつくりの橋脚は明治30年に、東北本線が、宇都宮以北のルートで、当時宝積寺付近で鬼怒川を渡る橋が、大水で何度も流されたりした事の対策で南に大きく迂回した新路線が出来た時に作られたもので、栃木県の建築遺産に指定されています。

今でも上り線の橋げたをこれで支えている「現役」の橋脚です。


河川敷沿いではこのまま先に行けないので、堤防脇の農道を北上して国道293付近で反転して南下します。



こういう里山沿いのルートに事欠かないのが宇都宮の良い所ですね。


この先で昨年来た「山田川自転車」にぶつかります。






後はこの道を南下すれば宇都宮の中心地に行けます。

本日は宇都宮中心地にある「関東自転車本店」に、お世話に成っているO出さんが復帰したので、御挨拶に行き、注文した部品を取りに行きました。


自宅をチコちゃんの放送が終わってから走り出して、自宅に着いたのが12:19頃ですので、3時間くらいおそらく平均速度は15km/h程度のノロノロとしたペースで走りました。

これでも7月の転倒で負傷した右膝はかなり「重く」なってしまうので、お風呂で温めて低周波治療器で入念にマッサージをしてコンプレッションパンツで固めている始末です。


うーん、コロナの影響でロングライドイベントが軒並み中止に成っているのは不幸中の幸い・・・・と考えられれば良いのですが、せっかく春先に良くなっていたのに、「元の木阿弥」に成ってしまった事に、心が折れてしまいそうになりますが、また来年のシーズンに向けて地道に治療していくしかないですね。


さて。折れることなく治療とトレーニングを続けていこうという「心」をこのまま維持し続けられるでしょうか?

今回はちょっとばかり自身が無く、来年の春先は引きこもってアニメばかり見て、体重も増えて関取体系を取り戻している(苦笑)ダメ年寄りに成っているかもしれないですね。


今耳元には「もう諦めて、Eバイクか原付2種の免許取って、ハンターカブでも買ったら」という悪魔のささやきが聞こえてきています(苦笑)

さて、どうなりますやら。