寒い!とにかく寒い!

本日は本格的な寒波が日本を覆っているそうで真冬並みの寒さに成っています。

で、こういう日に限って出かける予定になっているんですよね。


という事で、本日は輪行で上野まで鉄道を使い、そこから隅田川から荒川をさかのぼって、埼玉県の秋ヶ瀬公園で行われている「秋ヶ瀬バイクロア」を見に行くというプランで、上野東京ラインに乗り込みました。







  • 空気が冷え切って澄んでいるので、奇麗な朝日が昇ってきました。





イヤー、最近歳を取ったせいか、早朝に電車に乗るとあっという間に気を失ってしまいます(笑)

気が付けばもう車窓は灰色の街並みに。

しかし、上野駅は宇都宮線と常磐線が地上にあるので、階段を使わないでそのまま改札に行けるのは、重い自転車を担いでいる身には助かります。


早速自転車を出して浅草通りを東に隅田川に見買います。







まだ交通量が少ないので順調に走れますが、なにせ田舎者でこういう都会を走るのは慣れていません(笑)



おおっ!スカイツリーだっ!と喜んでいるところが完全にお上りさんです(笑)



さて隅田川に付きましたが、事前に調べたところ自転車道があるような感じではなく、おまけに河川沿いの道は自転車通行禁止に成っていました。



浅草駅前を通過して、仕方が無いので川沿いの裏道を荒川を目指して走ります。



スカイツリーが近づいてきたという事は、業平橋付近でしょうか。



河川沿いに進めそうもないので対岸に渡ってみます。



首都高下を走りますが、日陰であるっことに加えて、どうも高架下で浮浪者のシェルターが多く、あまり治安が良いとは言えない雰囲気です。


まあ、自分を好んで襲おうとする不埒者は、あまり居ないとは思いますけどね(笑)


また対岸に戻って見知らぬ住宅地の細い路地を縫うように進んで、ようやく荒川に出ました


こういう細い曲がりくねった裏路地など走るのに小径車は最適で、小回りが利きますし、タイヤも細くしていないので、荒れた路面でも安心して通過できます。



此処からは荒川を遡行して、秋ヶ瀬公園を目指します



荒川は2度ほど東京サイクリング協会さんのイベントで走ったことはありますが、随分前の話です。

河川の方向にもよりますが、冷たい北風が強いので、基本向かい風の中を進んで行きます。



此処は荒川と隅田川の分岐点の岩淵水門です。






これは新しい水門だそうで、上流に大正時代に作られた旧水門が有ります。



水門を渡りますが、サイクリスタの往来がおおいですね。



旧水門の横を抜けます。

旧水門は地盤沈下により本来の機能が果たせなく成ってしまったそうで、下流に現在の水門が作られたそうです。


東京の下町の地盤沈下は、高度経済成長時に大量の地下水をくみ上げた事により、海抜より低い有名な0メートル地域」が広がってしまいました。

あと、千葉県から東京の下町にかけて存在する「南関東ガス田」で、天然ガスを掘削するために地下水をくみ上げすぎたせいともいわれていますね。



しかし、この河川敷を走っていると、風景の変化が少なく刺激が少ないですねぇ。

堤防の上を走れば随分違うのだと思います。

で、ひたすらペダルを回して向かい風の中を走って、朝霞水門まで来ました。

あと一息です!



この後、秋ヶ瀬橋を渡って対岸に渡り、秋ヶ瀬公園に到着しました。



さて肝心のバイクロアの会場は・・・と探していたら、入り口ではなく裏側から会場に入り込んでしまいました。



広い公園の敷地に、出店ブースがありますが、誰かが「自転車の文化祭だね」と言っていましたが、まさにそんな感じで、のんびりとしたイベントです。



会場の隣にはテントスペースが作られて、サイクリングキャンプに家族連れで訪れている感じで、こういうイベントも悪くは無いですね。


イベント自体がシクロクロスやアウトドアのアパレル系など、自分の方向性ではなかったので、一瞥して30分ほどで飽きてしまい(苦笑)、フード関連の出店も少なかったり閉店していたりだったので、早めに切り上げて帰路に就くことにしました。


帰路は、秋ヶ瀬公園から浦和駅まで自走します。

浦和市内は初めてですが、こんなきれいな公園があるんですね。



20分ほどで浦和駅に到着で、直ちに自転車を収納して、改札口に向かいます。



自分が乗る宇都宮線は、この日赤羽駅で車両から異音が出るというトラブルで、1時間ほど遅れが発生していて、自分がホームに上がった直後に、1時間遅れの電車がちょうど来て、タイミングよく乗り込めました。


しかし、結構疲れていたらしく、座席に座って弁当を食べた直後にまた気を失って(苦笑)、久喜付近まで爆睡してしまいました。


宇都宮駅に到着、早速自転車を出して、展開して自宅に向けて走りだしました。

今回この輪行バックを初めて使いましたが、とにかく収納が楽なのは有難かったです。





























結局本日はトータルで60㎞程走りましたが、うーんただMiNiで走りたかっただけなんですかね(苦笑)

流石にロードやクロスバイクほどのパフォーマンスは無いですが、小回りが利くのが都心の下町では便利でした。

例えば飛騨高山京都などの古い街並み等を走るのに、便利かもしれないので自動車に搭載して旅先で使用する事を検討中です。


うん!、近いうちに試してみましょうかネ!