とりあえず、欠品および交換部品のリストを作りました。


とりあえず、ハンドルバーと、シートポスト、シフター、ハンドルグリップは、ホームセンターで格安品を見つけて確保しました。


残りの部品は「ヨシダ商会」の通販で注文しました。

さて、まず実車の汚れを取る為、部品をはずしました。
本当は完全にバラして洗浄するのがベストなのでしょうが、ついたまま洗浄できる部分は残しました。

洗浄は専用の薬剤などないので「マジックリン」を使いました。
この洗剤は、油汚れに関しては優れもので、工業用のオイルや、特殊なグリスなどが染み付いていても、きれいに落としてくれます。
ただ、塗装などの影響はあると思うので、お勧めはしていません。

リアのディレイラーは外した上、分化して洗浄、再組みの上グリスアップで完全に蘇りました。


とりあえず買ってあった部品を組み込みます。
ハンドルからグリップ、シフター、ブレーキレバーを外して、ハンドルバーを外します。
そして新しく購入したハンドルに反対の順番で装着して、仮組みをしておきます。
そして、シフトワイヤーをフレームに通してディレイラーにつなげます。
シートポストもジャストサイズで嵌り、ほっとしました。


注文した部品が届いたので、まずサドルを取り付けます。


ペダルも取り付けて、カッコは整いました。


はずしてあったホイールの幅広イボイボタイヤを外し、1.25幅のスリックタイヤをはめて本体に装着。
これにて完成です。



最後に、ブレーキとディレイラーの調整をして、さあ試乗です。
あいにくの雨で、止んだ合間に近所を回っただけですが、ガタつきもなく、ハブの動きも滑らかで、変速もカチッと決まり、動的な部分には何の問題もありませんでした。

重量は実測で12.5kg(ペダルつき)ですから、まあ、この手のMTBとしては重くはないほうですし、フロントのギアが42Tしかないこともあり、軽いギア比と、細いタイヤで抵抗が減ったこともあり、軽快に走ります。

また、サドルは僕のオシリと相性が良いスペシャライズドの幅広タイプですわり心地がよく、ペダルも踏み幅が広く、スパイクで靴がずれないグルンジのアルミフラットペダルなので踏みやすいこともあり、非常に乗りやすいバイクに仕上がりました。

これだけのバイクなら、毎日の通勤にも十分使えますね。
とりあえず、走れるようにするだけの「フェーズ1」改装の後、部品代だけで欲しい人に譲ろうかとも思いましたが、なんだか人手に渡すのが惜しくなってきました。