自転車のクランクに、まずサイズがあることなど、最初の頃はまったく知りませんでした。
通常売られている自転車は、特に記載が無ければ170mmなのだそうです。

一般に「俗説」として身長の1/10の長さといわれていますが、さすがにそれは長すぎるようです。
この計算は西洋人を基準にしたもののようで、東洋人の場合、さらに5~2.5mmほど短いサイズが適当とも言われています。
測定ポイントとか計算法とか「自転車→クランク→長さ」で検索すればいろいろなサイトが出てきます。

僕の場合およそ170~175の範囲で、計算式などで出すと173mmというところのようです。
一般的にシマノのクランクは最上級のDURA-ACEで、165mm~180mmまでありますが、それ以外のグレードだと5mm刻みで165mm~175mmのサイズしかありません。

僕のロードにはR700というコンパクトクランクで、172.5mmの長さのクランクがついていました。
FELTはフレームサイズ別で、完成車のステムとクランクの長さが変わりますが、実は僕の最適なサイズは580mmというサイズで、クランクは175mmが設定されていました。

知らずして最適なクランク長のクランクを使ってきて、特に不満も問題も無く、現在のコンポーネントとセッティングでそれなりに走れるようになっているので、ここで無理にバランスを崩すことも無いのですが、「好奇心」の部分で色々な長さのクランクを試して見ることにしました。