今日は予定だと仲間達と筑波山に、登坂込みのツーリングをする予定でしたが、この天候なのでキャンセルになってしまいました。
さあて、予定も無いし、こういうときは自転車の整備でもしようと、通勤用のシラスを引っ張り出しました。
で、いい機会なので、シラスを改造する事にしました。

昨年末、負傷の影響で前傾姿勢をとると肋骨が痛むので、ハンドルの位置を思いっきり上げて「快適バージョン」にチェンジしていましたが、通勤用としてはWAZOOがメインなので、別の用途に使えないかと色々と思案していました。

一つは、輪行用としての使い道です。
輪行は、実は今ひとつ実行に踏み切れなかった理由は、たとえばFELTで言った場合、虎の子のカーボンバイクが傷ついたり、破損してしまう危険性を考えたのです。
傷も痛いですが、衝撃にあまり強くないカーボンフレームで、それを持ち歩くのが不安でした。
その点シラスなら、既に使い込んで相応の傷もありますし、アルミフレームですからそんなに気を使いませんし、重量も適当です。

後もう一つは、トレーニング用として使えないか?と言う事です。
これも、あま普段のトレーニングで、FELTやホイールを使い込んで、消耗や破損をさせたくなかったので、シラスを、どちらかと言うと「快速」方向に振って、こちらで走り込もうという算段です。

方針は決まりましたから、あとは改造ですが、結局、以前の「もてぎレース仕様」に戻せばいいということで、ハンドルの位置を下げて、泥除けを外し、ホイールはFELTのスペアにとってある、23cタイヤを嵌めたキシリウムエクイップ(これも贅沢な話ですね)に、9速、12-23のスプロケを入れて装着しました。



簡単なリアディレイラーの調整をして、セッティング出しのため、少し乗ってみました。
出だしは、思ったより重めで、何故か直進性が強く、乗り心地も細いタイヤの癖にしっとりしています。
直進性のよさは、ハンドルの位置が下がった影響で、乗り心地はホイールだと思います。

あまり軽快じゃないなと、少々がっかりしていたら、あまり回転を上げていないのに、実は速度は結構出ている事に気が付きました。
風が強くて正確ではありませんが、重いギアを踏んでも、スルスルと速度が上がって行って、結構高い巡航速度を維持できそうです。

これは、結構平地を長時間高速巡航するのに適しているようで、僕の普段のトレーニングには最適なバイクになったようです。
ただ、やはりフロントギアの53-39は要らないですね。
インナーで30km/h巡航が出来てしまいます。
50-34のコンパクトクランクが欲しいところで、アウターは46でもいいかもしれません。

あと、それなりの距離をツーリングして、帰りは鉄道で輪行などという使い方にもよさそうです
今度「青春18切符」が発売されたら、そちらも試してみたいですね。
覚悟を決めて(笑)。