昨年は完走一歩手前で転倒して頭を打ち、前後の記憶は無くすは、全身に擦過傷や打撲、肋骨のひびなど、酷い目にあってしまった秋の「もてぎエンデユーロ」ですが、今年も性懲りも無く出場しました。

でも、さすがに2年連続で事故でも起こして怪我をしてしまってはお話にならないので、今年は「必ず無事に帰還すること」を絶対条件に出場しました。
一応、テーマとしては「最後まで脚が攣らないで走りきる」と言う事を目指しました。
このところ何時も最後は「脚が攣った」と言うお話ばかりで、本人が痛い思いをする事間勿論、ウンザリしていたからです。

対策として施したのは
1、クエン酸を採るのに、グリコの「BCAA」を使い、エネルギー補給の為に果物の糖分「果糖」を配合する。
2、マッサージオイルの「スポーツバルム、レット3」という、一番暖かくなる物を使う。
3、コンプレッション効果で、脚をマッサージして決行を良くする、ワコールの「CWX」のパンツをはく。
更に今回は、
4、何時も後半攣りが発生する箇所に、「素肌に貼るオンパックス」つまりカイロを貼って暖める。
5、体が温まるまで、最初の30分ペースを押さえ、足の負担を減らす。
を実行しました。

さて、「台風14号」の直撃が懸念された今回のレースですが、日頃の行いがよい性なのか(嘘です!)、うまい事それて雨も止んで開催となりました。
今回も「4時間ソロ」出場なのですが、会社の同僚の7時間出場チームとの「合同」なので、「やっとこ」氏と同伴で、机やポンプ、工具などを搬入しました。

5時少し前に到着しました。

まだ真っ暗です。

それでも出場者は続々と集まってきます


ようやく夜が明けてきましたが、どんよりしていますね。

試走でまだ濡れた路面を走りますが、路面温度も低いので、まるでグリップしている手ごたえがありません。
この時点で僕は「ビビリ」が入って、まったく攻める気力がなくなりました。

気が付いたら、隣に「メイドさん」のシルエットを描いたジャージの一団が居ます。
バイクにも今流行の「萌え」のホイールが入っています。

可愛いとは思うのですが、さすがにおじさんには理解できない領域ですね(笑)。

8時過ぎからコースに集まり、8:30にまず7時間がスタートです。
今年は2日に分けられたせいなのか、エンデューロの出場者は少ないようです。
8:33、4時間もスタートします。
相変わらず路面はセミウエットで、後方からスタートしたので、最初の1周は流すように走ります。
ようやく2周のめの下り辺りから集団がバラケテ前に出ようとしますが、うまい事ペースのあった列車に乗ることが出来ません。
どうやら、今回は「本格的レース出場者」と、その他大勢と言った2極分化が進んだ感じで、先頭集団は長い列を作ってかなりの人数が付いていきますが、それ以外はバラバラといった感じでした。

結局、列車に乗っている時よりも、単独で先行グループを追いかけていた感じが強かったです。
おまけに上り坂も、無理は禁物と、アウターローでノタノタ登っていたので、レースと言うか、何時ものツーリングをしているような感じです。
ぼくはどうもこのような走り方が身に染み付いてしまったようです(笑)。
気温が低かった事もあり、スタミナの心配はまったく無かったのですが、脚が心配だった事もあり、どうしても追い込む気にはなれません。
心拍数も平地は135程度以上には上がらず、これでは本当にロングランツーリングです(笑)。

今回は「1ピット」作戦で、2時間きっかりでピットインをして、トイレと補給を済まします。
今日の寒さではボトルは1本で十分で、、後半は1本に減らしました。
結局最後最後まで脚が持ったので、ラスト1週だけスパートをかけて、セカンド集団をオーバルでぶち抜いて、ゴール前での追い込みも成功しました。
うーん、確かにこれは気持ちいいかもしれません(笑)。

これで僕のレースは終了です。
ポラールの記録は
走行距離    128.4km
最高速度    59.3km/h
AV速度     32.0km/h
最大HR    155
平均HR    137
最大Cad    115
平均Cad    84
消費Kcal    3247
これ、何時ものツーリングにきまし程度のペースで、とてもレースといえない物ですね。
リザルトでは33km/h後半の速度が記録されていました。

前半かなり抑えて安全第一で走り、ピットインもしているので、脚も攣らなかったので結果は納得しています。
まあ、これが偽らざる今の実力なので仕方が無いですね。
ただ、走行後はまだかなりスタミナが残っており・・・つまりあまり疲れていなかったので、もっと追い込むことは出来たのだとは思います。

さて此処からは7時間チームの応援です。
僕も応援していただきましたから、。最後までお付き合いして応援しなくては。


午後になると雲が厚くなり、時折霧雨が降り、コースのところどころが濡れています。


他所様のチームなのですが、おおっ!08小隊の隊員が居ますね(笑)。


応援していたら隣のチームのバイクが「星条旗カラー」なのに気が付きました。
この「BMC」はなんと本国に行って購入してきたと言う筋金入りの「アメリカマニア」の方々でした!。


7時間もいよいよフィナーレで、チームエースがラストスパートの力走を見せます。


彼の力走は、その努力と根性が天に届いたのか、幸運の女神が彼に舞い降りて、表彰式の「お楽しみ抽選会」で、なんとチーム5人分のオーダージャージ無料の商品をゲットしました。

これは一回別のチームに当選した物の、不在再抽選で、なんと1番違いで当選をゲットしたと言う、まるで「マンガ」のような話でした。

プレゼンテーターはゲストの「新城選手」です。
彼は、壇上でかなり長いこと抽選に付き合って、当選者と握手したり、カメラマンの要望にこたえたりと、大活躍でした。
こういったところも手を抜かないでキッチリ仕事をする、彼の「プロ根性」はさすがです。

そして、大物商品の抽選が続きますが、「ビアンキ」のクロスバイクの抽選で、またしてもエースが幸運を引き寄せてしまいました!

もうチームは大盛り上がりで、「来年も必ず出場しよう!」と言う事に成ったようです。
僕自身も今回のレースはは無事に済んで、堂々チームも皆さん大いに楽しんだので、今回のイベントは非常に満足の行く、楽しいいイベントでした。

これにて予定していた今年のイベントは全て終了して、気分は完全に「シーズンオフ」です。
ツーリングなどはまだ行く予定はありますが、強度の高いトレーニングなどはしばらくお休みということになり、冬季は地道にLSDトレーニングなどを続けるつもりです。

ま、冬季は冬季で、電車による輪行旅行や、バイクいじりなど、このブログに書く自転車ネタは山のように有りますし、たっぷり用意してありますので(笑)、お付き合いの程をよろしくお願いします。