先月の震災以来、自宅待機中であることは何度か書きましたが、防災用品の再チャックや、避難準備などで大忙しで、それが落ち着いたら、今度は自宅の内外の大掃除と物入れの整備を狂ったようにやっています。
きっと近所の方は、「あら、soranekoさんのお宅、あんなに急いで片付けて、引越しするのかしら?」とか井戸端会議でささやかれている事でしょう。

20年前に新築で家を建て以来の、家財道具や、2人の叔母の遺品が溢れかえって、にっちもさっちも行かなくなっていたのですが、地震で後片付けをしていたら、勢いが付いて止まらなくなってしまったというのが、大掃除の真相です(笑)。
おそらくこの機会にやってしまわなければ、仕事が再開したら絶対出来ないだろうという確信もあり、その反動も手伝っているのだと思います。

しかし、あるはあるは!。
自分のだけでも、オーディオ、ビデオ機器や撮影機材、古いコンピューターや自動車の部品や用品など、ここ20年でやってきた趣味の残骸が、溢れかえっていました。
今回は、自分のも家族のも、押入れや物入れに入れて1シーズン出さなかった物は断固廃却するという固い決意で問答無用に廃却を進めて、1トントラック2台分ものゴミやリサイクル品が発生してしまいました。

いらない物がなくなったので、今度は収納です。
正直、押入れや物入れは「ゴミだめ」になっていて、肝心な日常品が屋内や、軒下に溢れていたので、まず、物置を整理して、棚を作って整理整頓できるようにと考えました。

まず、物置の中の物を全部出します。

1.5坪(3畳)もある物置なので、上手に使えばかなりの収納力があるはずです。

で、単にフロアに積み重ねていた反省で、スチールの棚を組み付けました。

スチール製で、幅1800mm、奥行き450mm、高さ1800mmも有るので、これが重いこと重いこと!。
寸歩がギリギリで、内部で組み立てが出来ないので、外で組み立てて中に入れましたが、これは大人が二人掛りでやる作業で、一人で担いで収めるのに相当難儀してしまいました。
昨日100km以上走ったので、疲れが溜まって目がくぼんでしまいました(笑)。

収めるにあたり、当然「地震による転倒防止対策」を施しました。
まず、足元が安定するように木の板を引いて、転倒防止のアダプターをつけます。

こんなシールで大丈夫かなと思いますが、115kgの家具でも抑える能力があるそうです。
本当は「タンス突っ張り棒」も入れたかったのですが、何処に行っても売り切れで、後で買うことにしました。

非常用の水を入れたポリタンクなど、重い防災用品を下に入れて、透明の整理BOXを並べてみました。

これに小物やその他のものを収めればスッキリするはずです。

出し入れのための通路を除けば、更に1畳分のスペースが空きますから、スタンドを立てて自転車2台分と、自転車用品、整備用品を納めることが出来ます。
うーん、実はこのスペースを作り出すのが本当の目的だったのかもしれません(苦笑)。