さて、イベント当日の話です。
大会の開催判断はHP上で7時に告知との事で、確認すると開催は決定ながら、路面コンディション不良で賽の
河原までの5kmのコースに短縮とあります。
前日エントリーしていた時、そういう話も聞かされていましたが残念ではあります。
ま、この悪天候も「アウトドア」であるサイクルイベントの場合は避けられないので、仕方がないですね。

とりあえず7:30から出撃準備です。

今回は会場付近に車で行かないで、ホテルの駐車場からアップを兼ねて自走することにします。

みんな頑張ってね!

雨は降っていないものの、路面は完全にウエットで、これは頂上付近は凍結しているところもあるでしょうから、実行委員会の判断は妥当でしょう。

皆を見送って雑用係はホテルのチェックアウト等を済ませます。
車を会場付近に止めてイベントの様子を見学です。


イベント関係者と思しき方々が集まって、打ち合わせをしています。
こういう「裏方」の人達の努力が有ってこそイベントを楽しめるという事は忘れてはいけないですよね。


しかし寒いこと寒いこと!、念のためにコートとか手袋とか真冬の装備を用意しましたが、正解でした。
ゲレンデにもかなりの雪が残っていました。


路肩にもかなり残雪がありますね。

現地の人に聞きましたが、ここ数年温かい冬が続いたけど、久々に寒さがキツカッタとの事です。

9時を過ぎて参加者はスタート地点に集合になります。


しかし、スタートは10時ですから、この寒さだと完全に冷え切ってしまい、アップをした意味がないですねぇ。
仕方がないので震えながら待つしかありません。


スタート前に、大会開催の挨拶が有って、まあ良くある光景で、関係象徴のお偉いさんの挨拶があります。

草津町長の挨拶では、コースが短縮されたお詫びとして、抽選で100名に草津の無料宿泊券を贈呈するとの事で、なかなか粋な計らいですね。
あと前橋市長からの激励電文で、このツールド草津と9月に開催される「赤城山ヒルクライム」にダブルエントリーした参加者のうちこれまた抽選で「ツールドフランス」に招待するというサプライズが発表され、会場がどよめきました。

さてスタート、まず先頭に招待選手が並びます。

そのあとに「チャンピオンコース」のヒルクライムの猛者たちが付きます。

スタートと同時にこの集団はあっという間に視界から消えていきました。

コースが短縮され、勾配の緩い区間での計測になったので、かなり高速バトルになると予想していましたが、流石に早いですね。

とはいえ、参加者が3000人もいると、全員が出走するまではかなり時間がかかりますね。
こちらはもうやることがないので会場をぶらつきますが、あまりの寒さでお腹がすいてきました。
例年だと、「観戦コース」があり、バスでゴール付近に移動して観戦するのですが、これも中止になってしまい、かなり多くの関係者、家族の人が手持無沙汰で会場付近に居残っていました。

とにかく寒いのですが食べるものも無く、温かい飲み物もなく、ブースもあまり特色がなく、つまらないので車に戻って「ルパン3世」のDVDを見ていました(苦笑)。
会場に大型ビジョンでも置いて、実況放送でもすれば面白いのにと勝手なことを思ってしまいました。
勝手ついでに無責任に言わせてもらえば、「佐渡ロングライド」やこの草津など、参加者がほとんど宿泊するケースの場合、特に最近「家族連れ」が増えているのではないかと思います。
草津の場合伝統のイベントで、「参加者にとって」はよくオーガナイズされたよいイベントだと思いますが、贅沢を言わさせていただけば、「観戦者」に対するケアも、そろそろ次の段階にレベルアップを図ってもいいのではないか?と今回思いました。

さてしばらくしてメンバーも無事戻ってきました。
各々全力で走って、それなりにイベントを満喫できたようです。
転倒もなく、風邪もひかず無事にイベントを終了できたので、監督としてはホッとしました。
えー、競技の中身については、参加した「やっとこ」さんのブログをご覧になってください(笑)。