連休に突入してようやくブログを書く余裕が出来ました。
休みなんだからいくらでも書けるだろうと思いますが、お泊りに行ったり走っていたり、夜になると「グッタリ」という感じで、今日になってやっと一息ついた感じです。

さて、昨日と一昨日は合計320kmほど走り込みました。
これは6日の「もてぎRUN&BIKE、5時間エンデユーロ」に向けての「身体」と「バイク」の調整のためです。
バイクの方は新規投入のアイテムが2つあるので、慣らしておく必要がありました。

一つはサイコンと、マドン専用の埋め込みセンサーです。
FELTや他のバイクの時はさして気にならなかったセンサー類の装着ですが、青色のフレームに黒いタイラップバンドで固定していると結構目立つのが気になりました。
あと掃除のときバンドの部分が綺麗に抜き取れなかったり、センサーがずれて信号を読み取らないトラブルが有ったりと、漠然と何とかならないかなぁーと考えていましたが、そういえばマドンは専用センサーがチェーンステーに埋め込み式になっていることを思い出しました(笑)。

購入時にはコレが目的ではなく、気にも留めていなかったのですし、なんだかメリットを感じていなかったのですが、成程意味はあったようです。
これがそのセンサー部です。

オシャレというか演出なのか、速度やケイデンスの信号を読み取るとLEDが光ります。

センサーはこんな感じのレイアウトになります。

ここで一つの問題が発生しました。
速度センサーをリアのホイールに装着するのですが、この「キシリウムSLR」の右側のスポークは「カーボンジクラル」という丸い棒状のスポークで、同封されていたセンサーが付けられません。
仕方がないので、同じMAVICのR‐SYSの専用マグネットを別途購入する羽目になりました。
ショップの方がMAVICに問い合わせたところ、MAVICでサイコンを出していて、それはフロント側に付ける設定なので、それに合わせて「きしめん」スポーク用のマグネットを入れているそうです。

まあ、多少トラブルがありましたが、やはりセンサー類がないのはすっきりして見栄えがいいです。

何より搬送時に何かに当たったり、振動でセンサーがずれたりすることが無くなったのは良かったです。

サイコンも、最近機能が怪しかったポラールの物に変えて、ボンドレガーの物に変えました。

特にこのサイコンが欲しかったわけではないのですが、専用センサーの「ANT+」とい通信規格の合わせたからです。
この通信規格は、「ブルートゥス」のような低出力のデータ通信規格で、欧州ではこちらの方が普及しているそうで、そういえばサイコン関係では、ポラールとキャッツアイ以外はこの規格に集約されているようです。
噂では「iPhone」も、この通信規格対応で、アプリがあればGPSサイコンとして使えるという事です。
「ガーミン」や「ユピテルATLAS」もこの企画ですから、将来的にはロガーを使うときに役に立ちそうです。

さてもう一つはホイールの「キシリウムSLR」で、個人的な意見として、やはり慣らし走行をした方が軽快になると思っていたのと、「エグリザット加工」が施されているリムと、専用ブレーキシューを慣らしておくのが目的になります。
色々と調べると、最初のころは消しゴムの削りかすのようにクズが出て削れるとか、凄まじい音が出るとかありましたが、結果からいうとそれは本当でした(笑)。
ホイールを見るとかなりの削りカスが付いています。

音も噂の通り凄まじいい「ギャー」という音が響きます。
初期制動の軽いタッチの時は「ジー」という軽い音ですが、強く握ると音が凄まじくなります。
これは馴染んでくればとか、セッティング次第で治るのでしょうか?
あと、雨天時の制動力も期せずして試すことになってしまいました。
水溜りに突入してタップリ水が付いたホイールは、普通ほとんどブレーキの反応が無くなるのですが、このSLRは、効きは落ちるものの、実用的な制動力は確保できるようです。

肝心のホイールの走行感覚ですが、同じ「キシリウム」シリーズのエリートからの乗り換えからなのか、特に違和感もなく同じ感覚で走れます。
確かに漕ぎ出しの一発目は抜群に軽く、僕の体重でダンシングしても、ピクリともよれる感じがしない凄まじい横剛性は感じることが出来ます。。
登坂は明らかに楽になりましたが、ロングライドでトータルに見ると「楽になった」とか「早く走れる」と言い切れない感じがします。
反面、剛性が強い分脚の方に負担がかかってくる感じがあり、猛烈に足がだるくなりました。
とまあ、ネガティブな話ばかりですがこの辺りは既に織り込み済みの話で、あとはこのホイールを使いこなして生かすも殺すもこちらの使い方次第という所のようです。

マドンも買った当初(今も?)はその高性能に手こずりましたが、このSLRも高性能故の反動というかリスクが付きまとうようで、これは歯ごたえがありそうですねぇ(苦笑)。