本日はショップのイ毎年恒例のイベントで「つくばりんりんロードツーリング」に参加してきました。
しかし、ツーリングを楽しむのには程遠い天候で、寒いうえに小雨まで舞っていて、予定の土浦までは行かないで筑波山登山道入り口で折り返して帰ってくる代わりに、沿線のグルメを楽しむという感じで行ってまいりましたので、今回はツーリングレポートというより「りんりんロードグルメレポート」という感じで進めます。

まず、このツーリングは岩瀬駅スタート組と、宇都宮スタート組にわかれますが、宇都宮スタート組はショップを6時に出発して岩瀬駅を目指します。
途中の益子町を超えた見晴らしの良いところに展望台とトイレのある休憩場所が有るので、ここで「トイレ休憩」になります。


と、道の反対側に小さな野菜などの直売所が有るのですが、本日はそこで「けんちん汁」を無料で振る舞っていたので、ありがたく頂くことにしました。

この寒さに温かいけんちん汁は体に浸み込みますね。

この後予定の8時前には余裕て岩瀬駅に到着しました。
この時期だと桜は開花したばかりで、来週頃が見ごろになるんですかね。


メンバーも揃ってきて、8:20に出発です。


りんりんロードを走るのもなんだか久しぶりですが、気になった事は路面の亀裂は増えていて、確信はありませんが、この辺りの地殻変動はまだ続いているんですかね?

さて10km走ると桜川市の「旧真壁町」にある、真壁駅休憩所に到着します。
この辺りになると結構桜が咲いていますね。


この後30分も走ると9:50頃に、付くが登山道入り口に到着します。
ノンビリと休憩しながらですが、早々に到着してしまいました。


偵察部隊が開店しているとの情報で、この近くにある和菓子屋さんの「沼田屋」さんの名物「かりんとう饅頭」を食べに行きます。
最近この手の「揚げ饅頭」は良く見かけるようになりました。
アンの詰まった薄皮まんじゅうをカリッと揚げたもので、香ばしくて美味しい物です。


名物だけあって、観光客の車もひっきりなしに入ってきますが、僕はいつも気になったことが有りました。
それは真向いにあるやはり和菓子屋さんが有るのですが、僕自身が言った事がない以前に、明らかに「閑古鳥」が泣いているくらい寂れているよ鵜な感じで、なんだか可哀そうになってきました。
で、意を決して「ごめんください」と店内に入りますが誰もいません。
何度か叫んだらようやくご主人が出てきました。
看板にある「酒まんじゅう」が欲しかったのですが「みんな詰めてしまってばら売りはしていないんだよね」とのつれない返事でした。
恐らく一見さんのサイクリスタなんかが来ることはあまりないんでしょうね。
でもばら売りしてあった「ヨモギもち」は、ヨモギの味が濃く、あっさりとしたあんこが美味しかったです。


休憩しているとお店の前を通過して筑波山に登っていくベテランサイクリスタの集団が通過しました。

黄色いたすきに交通安全と「栃木県サイクリング協会」と書いてあります。
えっ?栃木県サイクリング協会?、有ったんですか!というのが僕の正直な反応でした。
風のうわさでは存在している「らしい」という事は聞いたことが有ったのですが、実際会員の方と遭遇するのは今回が初めててでした。
実はりんりんロードを走る途中に合流して、休憩所でお話を聞くことが出来たのですが、「組織はあるけど、活動はあまり活発ではないなぁ」とか「今の若い人達とは方向性が違うから物足らないかもしれないね」というようなお話をされていました。
恐らく他県の協会のように、協会主催で大きな大会などを開いていない(過去には有ったという話を聞いたことが有ります)ので、僕のように最近始めたサイクリスタにはなじみがないのかもしれませんね。
僕自身、あまりに「千葉」のイベントに顔を出すので、千葉県サイクリング教会に入会しちゃおうかなと、半ば本気で考えてしまっているくらいです。

さて、ここから折り返しで帰路に着きます。
お次の目的地は、旧真壁町にあるプリン屋さんだそうです。
真壁町から東に向かう県道沿いにある「つくばぷりん ふじ屋」というお店です。

僕はお店お勧めの「キャラメルプリン」を頂きましたが、滑らかでかつコクのある美味しいプリンでした。
一個390円と決して安くはありませんが、値段以上の価値がると思います。

で、走り出したら、先ほどの真壁駅休憩所近くの「三好屋菓子店」の最中を・・・・・・・。

ここの最中もアンが濃厚で美味しいのですが、流石に甘い物が入らなくなってしまいました(笑)

と、隣の立ち食い蕎麦屋さんに「肉入りオニギリ」の文字を見て、迷わず店内に入ります。

ここは立ち食いの蕎麦やうどんのほかに、たこ焼きやタイ焼まであります。
立ち食い&テイクアウトのお店のようです。

そのカウンターにおいてあるのがどうやら「肉入りオニギリ」のようです。


早速かぶりついたところ、コマ切れの「チャーシュー」と、煮汁が混ぜ込んである「チャーシュー混ぜご飯オニギリ」で、ほど良い塩見が有り、とても美味しかったです。

りんりんロードはどすこいライダーのホームコースでもあるので、ちょくちょく利用させて貰う事にしました。
しかし、何時もはトレーニングベースで通り過ぎるだけのりんりんロードですが、一歩外れてのんびり見て周れば、色々と面白い物や美味しい物がまだまだあるという事なんですね。

後はのんびり走って、12時頃には岩瀬駅に帰ってきて、一旦ここで解散になります。
さて自走班はここから宇都宮までのお楽しみで(笑)、りんりんロードをのんびり走っていた反動で我慢が出来なうなったメンバーがガンガンアタックしてあれよあれよとペースが上がります。

こちらもお昼にラーメンでもと、コースの有名店に立ち寄るのですが、時間的に満員で、お店によっては行列が出来ています。
結局宇都宮まで帰ってきて、国道408号線の道場宿という所にある、濃厚スープのつけ麺が売りの「鳴門屋」さんに何とかたどり着くことが出来ました。

しかし食いしん坊の上天邪鬼のひねた中年の僕は、念入りにほかの人と違うメニューを頼んでしまい、つけ麺ではなく、「濃厚黒味噌ラーメン大盛り、から揚げ丼」を頼んでしまいました。

このラーメンはとにかくスープが濃厚でコクが有り、この味噌ラーメンは平打チヂレ麺に良く絡んで美味しいラーメンでしたが、何系のスープと表現が出来ない、不思議な味でした。
から揚げドンブリは、大きいから揚げに、これまた濃厚なチャーシューの煮汁が絡めているガッツリとした味のどんぶりで、流石にメンバーの中でも食いしん坊で定評のある僕でも(笑)、流石におなかがいっぱいになりました。

ラーメンを食べ終わって表に出ると柔らかな日差しと青空が広がりつつあり、「なんだこれなら土浦まで行けたなぁ」とも思いましたが、美味しい物をお腹一杯詰め込めたので個人的には大満足のツーリングでした。
とはいえこの後は「ブルべBRM414宇都宮 矢祭コース200km」と「ツールド草津ヒルクライム」が控えているのですから、そろそろウェイトを調整しなければ・・・・・。

という事で、今日は勘弁してもらって、明日から減量を始めましょう(苦笑)。