昨日復活させたロードバイクの「FELT Z25」ですが、目的があって再組み立てをしたわけではなかったので、正直「これだ!」という使い道を考えていたわけでは有りませんでした。

イベント本番の飛び道具としての「マドンC」、普段のトレーニング、ツーリングからイベントまで気兼ねなく使える「マドンA」、通勤からノンビリしたツーリングまで使える「WAZOO」と、正直出る幕はないのですが(苦笑)、今回FELTをWAZOOからマドンAの間までのポジションで仕立ててみることしました。

まず、「シラス」「WAZOO」「FELT」の3台を並べてみます。


各々色々な部品が組み込まれていますが、今回はWAZOOに入れてある、25Cのタイヤを嵌めたキシリウムエキップと、リアのサイクルフェンダー、シラスに使っているセラSMPのサドルと、BBBのアルミシートポストをFELTに移植しました。

FELTはもともとヴィットリアの25CのルビノProを嵌めたこのホイールが組み込まれていましたので、元の姿に戻った事に成ります。
このZ25は、コンフォートロードバイクとして、ブレーキを幅の広いタイヤが履ける「ワイドキャリパー」になっていて、多分32Cくらいまでのタイヤが使えるように成っていました。
サドルは座り込んでもオシリの痛くならないタイプで、シートポストはヤグラの固定が頑丈で、色々な物を取り付けても大丈夫なアルミ素材の物です。
これらは今までに使って実績のあるものばかりで、通勤から輪行、泊りがけのツーリングまで使えるバイクとして仕立てられるようにと揃えていた物ですが、今回全てFELTに集約させました。

細かいところですが、携帯ポンプも十分な充填濃力のある大きめの「TOPEAK ロードモーフG」にして、Co2インフレーターに頼らなくとも、何度でもパンク修理が出来るように(勘弁して欲しいですが)しました。



またビンディングペダルは、ツーリング先で「道草」で歩き回ったり、輪行で駅の構内などを歩けるように、SPD-SLから、SPDのペダルに交換します。

このペダルは片面がフラットペダルで、場合によってはスニーカーでも使えるものです。

とまあ、とりあえず自宅にある在庫の部品でなんとか形にしてみましたが、能書き通りの使い方が出来るか否かは、実際走ってみて確かめてみるようですね。
まあ、今までだと、普段使っているロードバイクとの性能差が大きすぎて、シラスやWAZOOで遠くに出かける気が起き難かったというのが正直なところなんですが、FELTの持っている本来のロングツーリング能力を生かして使う機会を増やして行きたいですね。