そういえばここ一年位ポジションはまったく弄っていませんでした。
昨年の秋の「もてぎエンデューロ4時間」の結果を踏まえて、脚の筋肉で「大腿二等筋」のうち、前側の外側の筋肉が攣ってしまい、「速筋」が多用されているポジションであることが反省されたので、どちらかというと脚の裏側の「ハムストリング」を多用して、ピークパワーより長時間持続して使えるペダリングを目指してポジションを変えました。

その後購入したマドンAと合わせて同じポジションにして、トレーニングやイベントなどで走り続けて、ある程度の成果は確認できました。
獲得標高1500m、160km位の強度のイベントなら脚の事は気にしないである程度のペースで楽しめるようにはなっていますが、なんとなくまだしっくりしない感じはありました。
例えば、実際走行している途中でも、その時の状況に応じて、座る場所を前後させたりペダリングを変えたりして、脚の筋肉の使う場所を変えたりしていますが、ハンドルの手を沿える場所や座る場所の位置で、「あれ?回せてパワーが乗る場所がある」という事があり、また通勤用のWAZOOが、ハンドルの位置がマドンより前寄りで、尚且つ乗り易さを感じていたので、ステムを20mm伸ばし、サドルも10mm前に出して、イメージとしては、クランク軸を中心に時計回りに回転させて前傾させて、重心位置を前進させるポジションに変更しました。

イメージとしてはもう少大腿二頭筋も活躍してもらって速筋も連動させ、踏み込むというよりやはりクランクの回転でパワーを駆けるポイントをやはり時計回り方向にすすめたポイントから駆けられるようにしたものです。
あー、文章で説明するのは難しいですねー。
巷で言われている表現を使えば、「一時から七時の間でパワーを駆ける」という表現になります。
これいわゆる「ヤマメ式」という乗り方で提唱されているペダリング(だけではないのですが)、でもあります。
親友のハット氏がここのセミナーに参加して進めてくれたテキストを見て、概ね自分の考えていた方向性が間違いではないという事も確認できて、ステムの交換を決意しました。

はあ、まず一休み。
最近長い文章を書くのも結構疲れますね、最も見させる方は堪ったものでは無いかもしれませんが(苦笑)。

さてこれが新旧ステムの長さの違いです。

本当はマドンCの方が違和感が強く感じていて、こちらを何とかしたかったのですが、まずはマドンAで試して、ある程度結果が出てから考えるつもりです。
ステムと言えども安い物では無いですし、マドンC用に考えていたボンドレガーXライトだと、モデルチェンジで欠品していて、代替え品は11月にならないと入荷しないという事ですので、事実上来シーズン向けての仕立てという事になりそうです。

マドンAは合わせてバーテープも汚れていたので変えることにします。

結構汚れていて、この写真だと巻いてある跡で良く解りますね。


今回は在庫であった青色のバーテープにします。


本当は白にしたかったのですが、まあ気分転換に色々な色を試すのもいいでしょう。


とりあえずこの姿で夏休みはトレーングやツーリングをして様子を見ます。
しかし、天候が安定しないのがなんとも恨めしく、晴れ間が出たら極力出ていくように心掛けないとなかなか距離が伸びてきませんね。