またです、ええそうですとも!。
いーんだ、いーんだ!、どうせ色々と悩んで考えてちゃんと理由を書いたって、「まーた新しいホイールを買ったよ、嫌だねーお金に物を言わせて」といわれるだけなんだー!。グレテヤル!。

と、落ち着いたところで(笑)、注文しておいたMAVICのコスミックカーボンSLEをマドンCに履いて本日慣らし出かけましたので、ファーストインプレッションをします。
正直イベント用の決戦兵器として同じMAVICのキシリウムSLRがあり、軽量で剛性も高く、少々喧しいですが(笑)、エグリザットリムのおかげで、十分な雨天制動力もあるので、何の不満も無いのですが、マドンCと一緒に購入した「ボンドレガーアイオロス5.0ACC」の巡航性能、向かい風などの空気抵抗低減能力など、平地主体の巡航が中心のツーリングでは非常に重宝していたので、「ディープリムホイール」の良さを認識してしまっている以上、どうしても外せなくなりました。

ところが例のスポーク破断事件以降、どうしてもアイオロスを特にイベントでは使いたくなくなってしまい、色々と探していたのは何度もこのブログで書いていたと思います。
今回のホイールに求めた条件は
1、絶対スポークが破断しないこと
2、万が一イベントでトラブルが起きたときサポートを受けやすいこと
3、保守やブレーキングなどフルカーボンではないこと
4、あまり重くないこと
5、雨天でも制動力が確保できること
6、できれば20万円くらいまで
なのですが、僕の体重の場合や、ロングランイベントなどでのサポート体制を見るともはやMAVIC以外の選択肢は無く、この値段でアルミリムで、エグリザットリムでとなると、以前ならコスミックカーボンSLRというのがありましたが廃盤で、カーボンスポークに不安もあり、コスミックカーボンSLEという選択になりました。
値段以外ならコスミックカーボンC40という選択肢もありましたが、さすがに28万円もするとねぇ・・・。

というわけで、行きつけのショップに、これまたMAVICホイールの場合定番でお願いする「セラミックベアリング」化もお願いして先日受け取ってきてマドンCに装着しました。

しかし!、自分でやっておきながら毎度のことですが、この外観は破壊力がデカイです!。
マドンC自体、オーダーカラーで目立つのに、このホイールの目立ち具合はもはや犯罪です(苦笑)。
よくデカールを剥がして無地で乗っている人を見かけますが気持ちがわかるような気がします。

正直出かけた先々で、それこそあまり自転車に詳しくない人達まで、「この自転車高いんでしょう」と言われ続けると正直面倒くさくなりました。
ただでさえカーボンの扱いの神経質さに辟易していたのに、この目立ち具合は乗っていて本当に気持ちの良いものではないというのが正直なところです。
こういうのが好きな方もいるはずで否定はしませんが、何せそれで無くとも僕自身が目立つほうなので(苦笑)。

そういえばパナチタンにアルテグラのホイールのときは、扱いも気を使わなかったし、注目されることも無かったのですが、確かにそのほうが気楽に乗れますよねぇ。

肝心のインプレですが、まず今日は昨日の疲れもあり、朝から体が重かったのと、先週の負傷を直すことに専念して一週間まったく体を動かさなかったこともあり、人間本人がまったくダメダメなのと、初期馴染みが出ていない状態ですので、ほんのお触りということで。

まず装着してバイクを持ち上げると、キシリウムSLRのときに比べるとはっきり判るくらい重みが手に来ます。
カタログ重量で言えば220g程度なのでが、そうは思えないですね。
発進と最初の一転がりも「ヨッコイショ」という感じで重量を感じます。

一番違いを感じて、また意外だったのが剛性感についてです。
個人的にイメージしていたのは、キシリウムの剛性で巡航性能が良くなるという感じだったのですが、見た目に「なんだかスポークが細いなぁ」という感じており、あまり横剛性が高い感じがしません。
ダンシングをしても、ポワンポワンと縦にたわんでいる感じがして推進力が高いという感じもしません。
考えてみればこのホイールは僕としては始めての「非キシリウムMAVICホイール」なのですが、以外でした。

まあ、比較対象がキシリウムSLRですから、よりそのあたりが強調されてしまった感じがしますが、今のところマドンCらしい「弾かれた様な伸びの良い加速感」を味わうのなら、どちらかというとキシリウムSLRの方が適しているようにも思えます。
もしくはフルクラムのレーシングゼロあたりも試してみたいですよね。

一度平地でスパートをかけてみましたが、確かに30km/h以上の伸びと、速度維持のよさの片鱗は垣間見えたように思います。
本来高速巡航をするためのホイールなんですものね。

コスミックカーボンSLEに関しては、ハブなどが馴染めば、どちらかと言うとパナチタンに入れてみたいと考えております。
力任せにペダルを踏み込んで加速する・・・・というより、巡航性能を生かしてけして軽くないリムを回すのなら、回転方向のペダリングで「回しこむ」という感じになると思うので、パナチタンの乗り方にあっているように感じているからです。

まあ、このあたりはこの先どのように印象が変わるかは判りません。
アイオロスも最初は「重くて回らない」と思っていましたが、ハブが馴染むとまるっきり印象が変わりましたし、何より自分自身の調子がよいときに乗り込んで見ないと、なんともいえないんですよね。

ということで、今日はホントはつくばまで行こうと考えていましたが岩瀬経由で益子によって帰ってきました。
帰りに「氷」の旗を見つけました!。

もう気温はすっかり夏ですが、氷の美味しい季節がやっと来たという感じです。

こちらも日光にある「天然氷」の3つある業者のうち一つから天然氷を卸してもらっているそうです。

料理人というご主人自家製の天然果実シロップと練乳のバランスが良く。天然氷そのものの口当たりのやわらかさと相まって、やさしいスッキりとした奄美が絶妙の美味しいかき氷でした。

来週はいよいよ「銚子センチュリーライド」ですが、バイクはマドンCで行くことに決まっていますが、ホイールはまだ悩んでいます。
コスミックカーボンはまだ実戦配備出来る状態では無いような感じもしますので、キシリウムでいこうかとも思っています。
後は天候次第で、雨が予想されるようなら、マドンAにキシリウムを入れた雨使用(昨年使用)でスタンバイさせることも検討しなければいけないようです。
まずは、体の調子を整えるのが先決なんですけどね。