いわゆる「セクハラ発言議員」の一人がやっと名乗り出た・・・というより「氷山の一角」で陳腐な幕引きの道化師にされたという印象をぬぐえないですね。
もっとひどいことを言ったり、一緒に笑い飛ばした議員や知事が居たんですよね(苦笑)。
この事の善し悪しは色々な意見が有るでしょうが、皆さんが「けしからん!」と言って憤慨している下品な政治家たちは、少なくとも「東京都民」が選んだという事実は忘れてはいけない事ではないでしょうか。

わが故郷も、議会の傍聴をした事がありますが、慣れあいで進む不毛な議論や下品なヤジの応酬に胸糞が悪くなりドアを蹴って退席しまった事があるのですが、はたと気が付いたのは、如何なる言い訳をしようと我々市民が選んだ政治家だという事実は重いという事でした。

被選挙権があれば立候補する権利はありますし、その人物たちが多くの人達から見れば「不適格」とみえても、一定の「地盤」「看板」「資金」があれば、特に地方に行けば行くほど当選しやすいのも事実なんですが、合法的な手続きを踏んで選ばれた「市民の代表」であることは揺るがしようのない事実なんですよね。

「清き一票」という事に関して、もっと真剣に責任をもって考えなければいけないと考えさせられました。