とにかく拙者修行中の身故・・・などと、五右衛門先生のようなことを言っていますが、現時点間違ってもヒルクライムに出場できるような体重ではありません。
一昨年「龍勢ヒルクライム」に出ていたころの体重にだと、あと8kgほど落とさなければいけません。
当然のように山岳練習もしていませんし。

と、女々しい言い訳(この慣用句もセクハラか?)はこれくらいにして(苦笑)、今回は出場を見合わせて、同僚たちの応援に行くことにしました。
ここで問題なのが、明日は「那須ロングライド」のお手伝いスタッフに登録しているのでまったく走れませんし、今日応援に自動車で行ってしまうと、これまた走れなくなってしまいます。

よし、こうなったら自宅から自転車でツーリングがてら那須まで応援に行こうと、軽い気持ちで出かけることにしました。
軽い気持ちと裏腹に、スタート地点に7時ごろ確実に到着するためには、標高差850mを75km程走らなければいけない事から、4時間ほどはかかる計算だったので、3:00に真っ暗な宇都宮を出発しました。

遠くに目指す那須岳が見えます。

とこの写真を撮った直後、地域の防災無線が一斉に「緊急地震速報」のアラームを流したので、辺り一帯に響いてびっくりしました。

津波を伴った大きめの地震だったようですね。
この防災無線、地方には良くあるのですが、地方都市でも何かと有用だと思うんですがね。

さて、目指す那須なんですが、これが地道に登り坂の連続なんですね(笑)。
何度か走ったコースですから判るのですが、やはり現時点だと結構キツイようです。
勾配が次第に厳しくなるにつれて、次第に巡航速度も落ちてしまいます、
何とか那須高原に付きましたが、きついなりに流石初夏の高原は気持ちがいいですね。

あまり一般的な認識は薄いようですが那須岳は立派な活火山で、この山頂の右側に流れているのは噴煙
なんです。
地元の方のお話だと、震災後に方向が変わり、これでも噴煙量も少なくなったようです。
とはいえ、最近は地元に「ハザードマップ」も配られているそうで、以前に比べれば地元の意識や危機管理は変化しているているようです。

イベントのスタート地点には予定通り7時には到着できて選手たちを待ちます
メイン会場はこの上のスキー場の駐車場で開会式の後は此処まで下りてくるのですが、この辺りに会場になるほどの広さのある場所が無いからだと思います。
時間になって選手たちが降りてきました。


早速同僚たちのI岡君やN田君、自転車仲間のO田さんの応援に行きます。

各々決意と不安と自信が表情に表れていますね(笑)。

さて時間になって各クラスが出撃いていきます。

今年は去年よりだいぶ人数が増えた様にも見えますが?

最後にプロの選手と脚自慢のクラスですが、流石に早そうですね。

まあ結果は後で調べましょう。

僕はこの後明日の那須ロングライドのメイン会場を下見してから帰路に着いたのですが、午前中というのにクラクラするような暑さで、こまめに休憩を取らねば持ちそうにありません。
ほとんど熱中症の寸前まで行きながら、何とか自宅に帰ってきました。
今日は166.8kmをAV24.5km、7632Kcalという結果でした。
登り基調の往路はともかく、下りの復路も強い南風と暑さでペースが上がりませんでした。