この時期は自転車の世界では、9月から2016年度モデルが各社から一斉に発売されるという事で、雑誌等は「ディスクブレーキ」だの「コンフォート系エアロロード」だの「インテグラルブレーキ」だの、まあ呆れるほどいろいろなものが紙面を賑わせていますね。

以前の僕なら目を輝かせて、羨望の眼差しで情報を漁っていたでしょうが、いまはとんと興味がありません。
今更新しい自転車が欲しい等というのは、流石に世間を憚るほどの台数を保有していますし、だからといって買い換えるほど魅力があるわけでもないですし、だいいちお金が勿体ないです(笑)
そうなると現術主義の僕としては、いらないものや、買えないものには全く興味がなくなります。
自動車でフェラーリがどうのとかポルシェがなんたらとか言われても、買えないものには興味がわかないのと同じなんです。

と、あくまで「理性」がそう主張しているだけで、「本能」の部分では基本的に「新しもの好き」なので(苦笑)、なんとか保有している自転車で、FELTに変化をつけてみようということになりました。
なんといっても見た目で変化がわかりやすく、かつコストがかからないのが「バーテープ」で、ついでに変速系のリフレッシュも兼ねることにしました。

まず変更前の黒いバーテープの状態です。

このバイクを組み立てた当時は、とりあえず乗れればいいやと、汚れが目立たない黒のバーテープを暫定的に使用しましたが、まあ確かに地味です。

今度は黒字に白と赤のアクセントのFELTに合わせて、赤地に黒迷彩のバーテープを巻いてみました。

本当は黒字に赤いストライプの穏やかな柄のものを探したのですが、思い切って僕としては珍しく派手ながらにしてみました。
確かにこれはチョット派手でしたかね(苦笑)

あと変速系はワイヤーで、ホワイトのアウターケーブル交換して、ワイヤーの途中にシマノの「ワイヤーアジャスター」を組み込みました。

これでディレイラーの微調整を「手元」で出来るので、出先特にイベント時に調整の必要が生じた時に、いちいち降りて調整しなくとも済むようになりました。
最近は朝夕や高低差の寒暖の差が10℃以上あることも珍しくはなく、温度変化でアウターワイヤーが伸び縮みして微妙に調子が変わることが多かったので、対策を施した次第です。

全体的に結構印象が明るくなったような気がします。

部品代だけで5000円くらいでこれだけリフレッシュできたのですから、十分コスパは高いと思います。