明日は栃木県の北部で行われる「那須ロングライド」のサポートライダーで参加してきます。
正直今年になってからマトモな山登りもしていないので、人の世話を出来る身分ではありませんが(苦笑)、なんとか皆さんが無事走れるように頑張ってきます。

さて本題ですが、この季節での関東地方の暑さは過去ほとんど記憶がありません。
自宅の日陰に設置してある外気温計は、日中35℃付近にへばりついて下がる気配がありませんでした。
これがしばらく暑さが続いていて、もう体が慣れている頃ならともかく、7月上旬でこの暑さに直撃されると身体の調整機能がつい来ません。

明日の那須のイベント会場付近の予想最高気温も33℃もあり、おそらく30℃超えの気温の中の山岳コースの山登りとなると思いますが、これはある意味大変危険です。
自分もこの気温での山岳イベントの経験はほとんど記憶にありません。

慣れているベテランライダーでさえ苦労する状況ですから、この状況での走行経験がない方の場合、全身の筋肉が総動員されて発熱量が多いヒルクライムをこの気温の中行うのは、「熱中症」の確率が高くなり、大変危険です。

別に脅しているわけではないのですが、できれば以下の事項を考慮していただきたいです。

1、できる限り装備品を軽くして、特に体に熱が溜まる「背負いザック」系は使用しないでください。


2、水分の補給だけではなく、塩分などのミネラル分も補給しながら走ってください。
  専用のサプリが手に入らなければ、コンビニで「梅干」を買って、走行中にも補給してください。


3、ボトルに入れるのは水やお茶ではなく、ミネラルが取れるスポーツドリンク系にしてください


4、2本携帯できるのなら1本は真水でにして、これは体や頭にかけて冷却できるようにしてください。


5、前日の深酒や寝不足は厳禁で、無理して走ると必ずトラブルになります。


6、走行中異常を感じたら必ず止まって休憩して、周囲のライダーやスタッフに助けを読んでください。


7、無理をするのは勇気ではありません!、名誉有る撤退とリタイヤの判断はお早めに!


とにかく無事に帰るのがサイクリングの基本ですから、「走れない恥より安全の確保」を第一に、是非那須の自然を堪能してください。

とかなんとか言って、最近の自分の場合、自分自身が一番危なかったりして!