先週末は更新がありませんでしたが、実はしまなみ海道のイベントに遠征していました。
怜和の即位礼のおかげで事業所は4連休になり、溜まっていた有給を合体させてなんと11連休の「秋休み」をいただきました。

若い頃であれば一気呵成に広島まで行けましたが、流石に938kmもあるので、まず中間地点の滋賀県の大津に一泊します。
朝起きたら琵琶湖のほとりにある立派なホテルであることが判明しました(笑)



朝食を取って早速出発です。
7:30ごろ大津を出て、新名神経由で山陽道に出て、まず広島県呉市に向かいます。
目的は「大和ミュージアム」で、呉市は現在も海上自衛隊の基地がありますが、昔からの「海軍の街」であり、大和もここにある当時の「呉海軍工廠」で建造されました。

港近くに有るニュージアム付近は車が渋滞していて、駐車場は近くのショッピングセンターの駐車場を使い、歩いてミュージアムを目指します。

これは「海上自衛隊呉史料館」に設置されている退役しいた「ゆうしお型」潜水艦の「あきしお」で、
正真正銘の実物です。

資料館はおそらく8年ぶりくらいですが、どうも雰囲気というか来館してくる種類の人間が変わっているような気がします。


おそらくその原因はこれでしょう。

これはゲームの「艦隊コレクション」のキャラクターであり、ここも「萌え」系の情念が侵食しているようですね(苦笑)

気を取り直してミュージアムに向かいます。


正面に当時世界最大の戦艦で、「ビックセブン」と呼ばれた世界の7大戦艦の一つの「陸奥」のスクリューと主砲の砲身が展示してあります。



入館すると、1/10スケールの大和の模型がお出迎えです。




この模型も当時「おそらく」この姿あったろうというもので、大和の最期の時の装備やカラーリングなどはっきりとはしていません。
大和に限らずですが、敗戦国だったこともあって、終戦と同時に貴重な資料は投棄されたり焼却されたこともあり、そこに日本人特有の「都合の悪いことは悪れて美化に走る」のロジックが、正確に物事を伝えていくことの障害になっている気はします。

また大和の最後も、そもそもいくら「生きて生き恥を晒すべからず」の軍人精神や、「敗戦や特攻の責任を押し付けた」などの諸説を聞いたりしますが、大和の「沖縄特攻」は腑に落ちないことが多すぎるような気がします。

さて見学も終えてあすのイベントの出発地点である、愛媛県今治市、つまり四国に向けて、久し振りにしまなみ海道を渡ります。

いやこの風景は何度見ても素晴らしいですね。

このまま通過するのももったいないので「生口島」の瀬戸田PAで一休みして景観を楽しみます。




さて明日は久しぶりの「しまなみ海道」を自転車で走りますが、果たしてどうなるでしょう?