これが今年最後のイベントの記事です。

というより結局2月の房総サイクリングと合わせて2つしかイベントには出ていません。

今回も全く出る予定はなかったですし、なんの用意もしていませんでしたが、自分に喝を入れるために急遽エントリーして11日開催の通称「富士一」に参加してきまし。


心配されていた台風も逸れて、イベント自体は開催されますが、流石に天候は影響食らうだろうと雨天準備をして、2:00に宇都宮を出ました。


現地に着いたらなんと星が見えます!

明るくなってきて富士山もはっきりそのシルエットを確認できました。






うん、これで前回雨の影響でほどんど雲の中を走らされて、何しに来たのかわからなかった悔しさを味わったこのイベントの無念をはらせました!


イベントそのものは台風の影響もあり、時間別に組まれていた班分けなどもなく、とにかく17:30までに帰着すれば完走という形になっていました。




7:20ころ自分はほぼ先頭集団でスタートします。

しかし、この一年全く山岳の練習すらしていませんでしたら、果たして何処まで持つのやら・・・・・







前半は地味に国道138号線を登っていくだけで、まあこのくらいの勾配なら特に集団に遅れることな順調に走れます。道の駅須走で休憩です。



このあと国道をさらに登ります。




ここら山中湖へ向かう峠道あたりからそろそろ雲行きが怪しくなります。

河口湖え向かう途中に雨が完全に本降りになってきましたが、これは予報通りで想定内の降雨ですから特に慌てても仕方がありませんし、皆さん準備も万端にレインウェアを着込んでいます。


山中湖を越えた辺りから本格に降ってきました。

個人的には7月の転倒以来、雨天時の走行は以前に増して神経質に成っていて、神経をすり減らします。

河口湖のエイドでは「ほうとう」が振る舞われて冷えた体にはありがたかったですね。







此処からは参加者もばらけていて、基本自分はひとりで走る方が多くなります。

しかし、天気が悪いとそこの景観を撮影しようという気力が無くなり、画像が途絶えます。


西湖を抜けて山を登って行きます。






此処からは路面の状態が良くないので、特に下りで速度が乗ってくると緊張感が増してきますね。


参加者の皆さんは減速もせず恐ろしい速度で下って行きますが、もはや自分にはそのような「度胸」は微塵も有りません。

したがって登りでも下りでもひたすら遅いという情けない状態に成ります(苦笑)  


国号138号線に再び合流するとことの「森の駅、風穴」というお店の前がエイドに成っています。
















そういえばここの売店の「トウモロコシソフトクリーム」を前回食べ損なっていました。





当然ゲットです(笑)





此処からは県道71号線を南下して「青木が原樹海」の中を南下していきますが、ひたすら緩いアップダウンが続いていく感じで、あまり快適ではありません。

場所柄か、どうも立ち止まって撮影や休憩をする気にもなれず、黙々と走り抜けます。


樹海を抜けて富士宮市に入るころにはようやく太陽が顔を出してきました。





県道72号線に入り、富士山の南側をひたすら御殿場を目指して行くのですが、此処からがこのコースの本番で、「富士サファリパーク」付近まで、ほぼひたすら登って行く感じに成ります。

正直元気な時なら、そんなに過酷というほどでもありませんが、自分はこの時点で既に脚がほぼ終わった感じで消耗しています。


これで悪天候なら本当に地獄で(苦笑)。前回出た時がまさにそうでしたが、今回はようやく天候も回復して、景色を楽しむことが出来ました。










しかし、この大会がまだ春先だったら、減量して体重も下がっていましたし、ある程度走りこんでいたのでもう少し楽に走れたでしょうけど、怪我以降は距離はともかく足を庇っての走行で強度は落としていたのでパフォーマンスは落ちていましたし、イベントが無い虚脱感でウェイトコントロールをしていなかった反動で「コロナ太り」してしまっていたので、走るのが精いっぱいという感じです。


たぶんこれが経験が浅かったら、両足とも既に攣っていて激しい痛みが出ていましたから完全に「DNF」有ったでしょうが、残念ながら(笑)、この程度の障害では走行不能には成らず。ポジションとペダリングを適宜変更しながら脚を庇って、攣った部分の筋肉を解しながら別の筋肉を使ってペダルを回すを繰り返して、何とか走り切ってしまいました。


最後のエイドステーションの「富士山こどもの国」に到着します。

ここで約100kmの距離で、あとは下り基調に成りますから、まずはホッとします。






前回はこの時点でも完全に「雲の中」で何も見えなかったのですが、へーこんな所だったんですね(笑)


この後淡々と走って、15:25頃無事完走いたしました。

116kmで獲得標高1760m程度のコースを、8時間15分程度と、まあ随分ノンビリ走ってしまいました。

しかし、こういうイベントはやはり天候次第でイメージが天と地の差が有り、最後に富士山が拝めればそれでよしという感じでした。


このあと車に戻りダメージを受けた脚のケアで、まずは冷やして炎症止めの薬を塗りたくり、冷シップをべたべた貼って、着替えが終わったところで自分のイベントは終了いたしました。







なにが「半額」でしょう(苦笑)。山岳というツイートのタイトルを打ち間違えたほど、完全に疲れ切っていました(苦笑)


翌日も休暇を取りましたが、遠征の片付けをするのが精いっぱいで、ブログを細切れに書いていたので、ようやく本日アップできました。

身体の方は、特に脚の調子はアフターケアをしっかり行ったおかげで走行前より調子が良くなりました。

うん!、これだけ走っていれば怪我の後遺症で「いや膝の調子が悪くて」は言い訳に成りませんね。


何というかもう10月も半ばに至ってようやくいろいろとスタートを切れたという感じです。

世の中もコロナ禍であっても、いろいろと動き出そうという事で、ようやく自転車関係のイベントも再開し始めましたので、自分もまた新しい目標を設定して「七転び八起き」で、再び走り始めます。