断捨離の正当な定義?なんてものが有るのでしょうか?

まあ、ネットで検索すれば色々と書かれてはいますけれど、自分は「執着を切り捨てる」という意味合いを強く意識して行っています。


まあ、ここ数年断捨離を実行して、とうとう職業さえも断捨離してしまった(苦笑)のは、世間的には「根性無し」との評価を受けておりますが、究極的には氏素性や経歴や肉体すら・・・は言い過ぎですが(苦笑)、今流行りの「転生」よろしく、身一つで自由になりたかったのかもしれません。


さて、パーツ類も含めて、保有する自転車の整理もだいぶ進んで、ため込んでいたフレームやパーツを組み込んでの売却がほぼ完了して、いよいよ現在使用しているバイクの整理を進めなければなりません。


使っていないフレームやパーツとは違い、実際使用しているロードの場合、何らかの使用目的つまり「執着」が強い訳で、その執着に見切りを付けられるのかにすべてが掛かっています。


ていうわけで、結構長年の課題で悩んだ結果として、「使用頻度や性能に応じて順列を付ける」という合理的な判断をした結果、自分が最初に購入したロードバイクで、数々のイベントに出た思い出の詰まったFELT Z25を売却することに成りました。


性能でいえばTREKマドン6や、スペシャターマック3 S'WORKSは外せず、ボテッキア8AVIOは一番体に合ったバイクですし、使いやすさと希少性でLOOK566とパナチタンは外せないとくると、性能で突出したものが無く(欠点はすべて解消されたが)、普段出番がほとんどないZ25の未練を許容できる道理が無くなりました


結局、TREK FXにホイールセット、ターマックにクランク、ディレイラー、スプロケを移植したことがとどめとなり、まず装備品を外して洗浄するところから始めました。




このバイクは2008年に購入して、2011年までメインバイクで使用した後は、後継のピナレロFP2とTREKマドン6にその立場を譲り、いったん分解してフレームだけ保存しておきましたが、5年後に復活させて、以後ロングライドイベントや通勤用に用途を変遷させ・・・・そもそも通勤する事も無くなってしまいましたから(苦笑)、確かにここが潮時だったのかもしれません。


結局欠品となったクランクとホイールセット、スプロケを念入りにヤフオクや中古品を探してストックして置いたので、それらを組み込みます。










基本旧105系(10速5600)のパーツとホイールはWH-RS21を揃えました。


またZ25は自分の特殊体形に合わせて(笑)、180㎜のクランクや、130㎜のステム、幅440㎜のハンドル、カーボンシートステー等、一般の方々には適応できない部品も多かったので、これは在庫の部品のShimano Proのアロイパーツが一式有ったので、交換いたしました。




表皮破れて補修してあったサドルも交換し、バーテープも新品に巻きなおしました。

変速系の調整や、ヘッドパーツのオーバーホール、ホイールハブのグリスアップ等、何の事は無い、ほとんど一台最初から組み直すくらいの手間がかかってしまいました。


とりあえず完成し、フレームにはガラスコートをかけました。








ま、自分が言うのもなんですが、いくら人気のある銘柄とはいえ、そこらへんに放り出して状態の悪いロードバイクなどが出品されていて、購入後これは随分手間がかかるなぁ・・・なんて物も少なくは無いのですが、このバイクでしたら、ポジション調整すれば問題なく乗り出せるので、お得だとは思うんですがねぇ(笑)


とはいえ、既に14年前のバイクですし、人気銘柄でもなく見た目も地味だから、買い手がつくのかは自信が無いですね(笑)