大遠征も終わって、ようやくPCXに触ることが出来ます。

日常生活で使っているわけではないので、なかなか距離が伸びず、初回のオイル交換の1000㎞に届きません

旅から帰って、暇を見て走るようにして、あと120㎞で1000㎞という所で、本日一気に走りました


さて、ロードバイクでもツーリングの前は最低限度の点検を行っていないと、必ず後のトラブルに繋がってしまいますが、オートバイとあればもっと複雑でかつ、何かあったときのダメージが壊滅的です。

自分は自動車に乗る仕事をしていたので、業務では必ず既定の初期点検を行っていましたが、PCXも初期点検で灯火類や、オイル漏れ、部品の緩み、タイヤの傷や異物の挟み込み等・・・・そういえば肝心な「タイヤの空気圧」をしっかり管理しなくては!


という事で、専用空気入れやゲージを買おうかなとも思いましたが、バイクのタイヤのバルブは「シュレッター(米式)バルブ」で、これはMTBのタイヤと同じで、古いポンプをパッキン交換して使えるようにして、シュレッターバルブ専用にしてあったのを思い出し、これで簡易で空気圧の測定と補充を行う事にしました。






しかし、本当に自転車関連の資産が生きて来ますね!


ところが、PCXのホイールは14インチのキャストホイールで、空気入れの先端が大きくてバルブに嵌りません!


わお、なんてこったい!


で、ネットで検索したら、「そういう事」という事を理解したので(笑)、同じく対策としてエクステンションパイプが有る事を知り、早速購入しました。


700円くらいのモノで、これで新しいポンプ一式を購入しないで済みます。


作業する空間が無く狭いので、楽に嵌められるという感じでは有りませんが、問題なく装着できます

最近若干「エアが抜けてきたかなぁ?」と感じていましたが、規定値より90%程度まで低下していましたから、危ない危ない!、これでタイヤトラブル起きていたら笑われるところでした。

これで走りにしっかり感が戻ってきました。


さて本日は120㎞走行することがメインですが、バイクの挙動を体に覚え込ませるのも目的ですので、真っすぐの農道ノンビリ走っていたのでは意味が無いので、ワインディングや高低差がある山間部を走ります

まず自宅から北を目指して走りだし、矢板経由で北西の山間部に向かい、「東古屋ダム」に到着です





此処に来るのは、まだ未舗装の林道が有ったころでしたから、随分前に成りますが、釣り人しかいないようなところだと思っていましたが、今やキャンプ場は満員御礼の盛況ぶりで、キャンプブームは本物のようですね。


さてお昼は近くの道の駅でとも思いましたが、此処まで来たのならと、旧日光市街地の大谷川沿いにある大衆食堂の「けやき」さんに久々に行きます。


バイクを止めようとしたらご主人が出てきて誘導してくれたり、店員さんに色々と聞かれたり、結構珍しかったのですかね?

まあ、ここはツーリングで訪れるというより、地元に根付いて愛される大衆食堂ですからねぇ。


で、生姜焼き定食ですが、900円とはいえ、ボリュームがたっぷりで、食後はヤクルトとコーヒーが付きます


若い学生さん?なんかは、更にボリュームマシマシの大サービスで、おなか一杯食べさせてくれる、店員さんもみんな暖かい、本当に家庭的なお店です。


このまま戻るとチョット距離が足らないので、此処から更に西の山間部に奥深く入り小来川経由で走り、そういえば近くに建設中のダムがあるなと、「南摩ダム」を目指して走ります


現地に行く道は工事用に奇麗に整備されており走りやすいのですが、工事用のダンプが次から次へと向かってきて、工事がかなりの規模で続けられていることが分かります。


展望台と言うのが有るというので訪れていたら、砂利の広場に鉄管で仮設のヤグラが組まれただけの物で、何人か観光客やツーリンのライダーも来ていましたが、みんな唖然押していました(笑)





まあ、最近見た「八ッ場ダム」程の規模は有りませんが、付近の景観がまるっきり変わるほどの大工事はそれなりに迫力がありました



で、此処から自宅までは36㎞程で、途中で1000㎞達成という事で、そのままの流れでバイク屋さんに向かい、オイル交換をしてもらいました

どの位とられるのかな?と思いましたが、工賃込みで1210円と、これがバイクの相場的にどうなのかは比較するものが無いので分かりませんが、個人的にはこの値段なら、今後も頼んでしまおう!と思いました。


さて1000㎞の距離で、心なしかエンジンの吹きあがりも良く成って来ましたし、自分自身も乗りこなしたというのには程遠いのですが、何というか腰のあたりで挙動を感じることが出来るようになってきたので、上半身の余計な力みが少しずつ取れてきて、速度感覚も慣れてきたので交通の流れにもスムーズに入れるようになりました。


バイク自体の慣らしはひとまず完了という事で、次回のイベントへの長距離走行に向けて、より体を慣らして行き、走行経験を積むことでネガを出して、本番に備えていこうと思います。