通勤用の自転車に、余計なお金をかけるのなら、自動車で来ても変わらないなと確かに思いますね。
小遣いの範疇で出来る「改造」の楽しみも、度を越せば「家計費節減」という「錦の御旗」を失いかねません。

とがいえ、なにか出来ないかなとネットを漁っていたところ、オランダのパーツメーカーで有名な「BBB」から、ディレイラーのプーリーで、ベアリング入りのものが1500円くらい出ていました。

えっ、入っていないの?と思われる人も多いでしょうが、直接駆動力が掛かる場所ではないので、現物はいたって簡単な構造で、金属のライナーが入っていて、溝に沿って回るだけとなっています。



こんなところでも、整備不良でドロや油が固まり、回転が重くなり、結構回していて気になるくらい、抵抗が増えるのが分かります。
ディレイラーもデュラエースやスラムのレッド、カンパレコードなら問題なくベアリング入りですが、この自転車についているものは、ロード用としては下から2番目のグレードの普及品ですから、こんな物でしょう。

で、おなじみの「ヨシダ商会」で、税込み1512円で購入、早速つけて見ました。



ロード用の10枚歯のものを注文しました。写真にある黒い樹脂のリングは、両側にはめるカラーで、この大きさと厚みで各種変速機に対応しているようです。

プーリー自体を手で回しても。明らかにスムーズだったので、効果は期待できました。
装着して走行してみると、軽い・・・というよりかなり「滑らか」になったような気がします。音も静かになりました。

恐らく単発の追い込みや登坂などでは関係が無いのでしょうが、ロングライドで違いが出てくるのではないのかと思います。

という事は、通勤に使うのには?
考えない事にしましょう(笑)。