我ながら、まあ色々なタイヤを試しているなぁと思います。

MTB、クロスバイク、シクロクロス、ロードと4種類の自転車で、色々試しているのだからしょうがないともいえますが、まとめておかないと、自分でも判らなくなってしまいます。
という事で、これは自分用の「メモ」程度の物ですので、あくまで参考までに・・・・。


1、ヴィットリア、ルビノプロTECHⅡ、25C(3570円)250g
これはクロスバイク用としては、まして通勤に使うのにはチョッと贅沢なタイヤかもしれません。
もともとロングツーリング向けのFELT、Z25に装着されていた銘柄の、強化版です。

ロード用として見ると、グリップや軽さ、乗り心地のバランスが取れている銘柄で、25Cのサイズは、「28Cよりは軽く、23Cよりは乗り心地が良く扱いやすい」というサイズで、レースなどをしないのなら、一般道は23Cより乗りやすいと僕は思っています。
ただし、このルビノⅡというタイヤは、サイドウォールが弱く、何かにヒットすると直ぐに裂けてパンクを誘発してしまいます。
このTECHⅡは、サイドウォールの強化を施した物で、路面状況の良くないところや、悪天候で異物が張り付いてパンクを誘発するの場合に備えています。
残念ながらというか、幸運にもこのタイヤを履いてからそういった場面に出くわさないので、耐パンク性能は未確認ですが、気が付かないだけで、実は真価を発揮しているのかもしれません。

雨天のグリップも優秀で安心して走れますし、何より、サイドウォールに織り込まれているせん断性能の優れたポリマーのおかげか乗り心地も穏やかな物になっています。
走行抵抗も少なく、現在シラスに投入していますが、快適なことこの上なく、このマシンでロングライドもこなせそうなぐらい、優秀です。
通勤用にはいささか勿体無いですが、ロングツーリングまでこなせる、クロスバイクにも合った、穏やかな性格のの高品質タイヤだと思います。

2、KENDA、ROLLER SPORT、28C(2835円)375g
今回WAZOO用に投入したタイヤです。
自転車のコンセプトから、通勤やツーリングなどで、ある程度路面状態を気にしないで走れる事を狙っていましたので、耐パンク性能、特にサイドウォールのせん断性能には気を使いました。
このようなアラミド繊維(ケプラー等)を、パンクプロテクションに使用しているメーカー(シュワルベ、コンチネンタル、スペシャライズド)は幾つかありますが、重量が重くなり(28Cで500~600g)値段も高くなる場合が多いので、選択には悩みましたが、このKENDA、ROLLER SPORTの場合比較的軽量で値段も通勤で許容できるギリギリのところにおさまっており、サイドウォールまでパンクプロテクションがなされているという謳い文句だったので、「試し」に購入してみました。

まだそんなに乗っていないので、ウェット性能や耐パンク性能は確認していませんが、乗り心地が良く、音も静かで、結構軽くタイヤが転がっている感じで、抵抗も少なそうです。
ただ、転がりに関しては、新ホイールのハブ(105グレード)の性能かもしれません。

快適性能が良いのは、この手の耐パンクタイヤの特徴のようで、定番の「シュワルベ、マラソン」も同じような走行フィーリングでした。
たぶん、パンクプロテクションの層が厚いからだと思います。

サイドウォールに「リフレクター」塗装がされており、夜間は光を反射して目立つなど、これで耐パンク性能が証明され、耐久性(トレット面の磨耗も含む)があれば、通勤用タイヤとしてお勧めする事が出来ると思います。


まあ、両タイヤともこれから使い込んでいくので、そのうちレポートします。
耐パンク性能については、「パンク大魔王」の僕ですから、近いうちにレポートできるでしょう(苦笑)。