実は、昨年から購入を迷っている用品があります。
それは「自転車用ナビ」です。

普通に近隣を走っている分にはほとんど必要は無く、仮に道がわからなくなっても、携帯電話のGPSナビ機能を使えば、通話可能地域なら問題は無いんです。

やはり、必要性を実感したのは、昨年走った「宮城センチュリーラン」のときでした。
地図読みは得意な方でしたので、事前にコースは覚えておいたつもりでしたが、やはり、自転車で相応のパフォーマンスで走行しようとして、まして土地勘の無い地域の場合、案の定コースがわからなくなってしまいました。

ただ、A地点からB地点に行くのであれば、方向さえ判れば何とかたどり着けるのですが、決められたコースとポイントを通過しなければならない場合はそうは行きません。

「サイクリングは自主自力で楽しむ」と言う観点で言えば、ちゃんとコースを覚えておくか、自分で判るように地図を持参して行けばいいだけなのですが、ある程度走行に集中したいとなれば、「ナビゲーションシステム」があれば言う事は無いなぁと思っていました。
知らない土地での「輪行」でも、威力を十分発揮できますよね。

で、色々と探したのですが、これが結構高いんですよね。
自動車のナビのように、30万も50万もはしませんが、やはり5~12万はします。
冷静に考えれば、使用頻度からして、この価格を支出する「コストパフォーマンス」が非常に疑問でした。

ちなみに、自転車用のナビとして、不足の無い機能のものを買おうとすれば、アウトドアでは有名で、自転車の世界では「チームスリップストリーム」のスポンサーの「ガーミン」の商品に止めを刺します。
もともと登山用のハンディナビでは定評のあるメーカーですし、自転車用も力を入れています。

その中でもEdge705は、サイクルコンピューターとして、ケイデンスやハートレートモニター機能もあり、気圧による高度センサーもあるので、走行記録として、3次元での位置と速度、ケイデンス、ハートレートのデーターがログできるので、トレーニングの記録用としては申し分がありません。


だけど高いんですよねー。
ほとんど10万円に届こうかと言う価格は、そう簡単に決断できるものではありません。
巷では、海外の通販で「英語版」を購入して、日本地図をイントールするやり方で、格安で入手されている事例も多く聞きます。

あと、今年自動車のレーダー探知機などで有名な「ユピテル」から、「ATLAS ASG-CM11」という自転車用のGPSマップが発売されました。

こちらは定価が39800円とかなりリーズナブルですね。
日常防水機能や、自転車取り付けブラケット付き、電池寿命16時間など、「使える」内容でこの価格なので、ハートレートやケイデンスなど入らないと言うのでああれば、十分だと思いました。

ただ、あくまで「GPSマップ」であり、任意ポイントへの「ナビゲーション機能」は無く、事前に設定したコースを読み込ませんることも出来ないので、センチュリーランやブルベに使う場合、制約があることも事実です。
実際その機能が無いので購入を見送っているサイクリスタも多いそうです。
僕も5万円くらいになってもいいので、ナビ機能か、せめて、入力ポイントの順次案内機能でもあれば、速購入となるんですが・・・・。

まあ、メーカーにはこの手の意見が多く寄せられているそうですから、改良版か、モデル追加でナビ機能を実現させて欲しいと思います。