「またですか」と思われた方も多いでしょうが、やってしまいました。
「また」新規のホイールの投入です。
現在メインに使っている「キシリウムエリート」に、何の不満もないのですが、処々の理由により手元を離れることになってしまい、急遽「イベント用」ホイールの必要性が生じてしまったからです。

「アイオロス5.0」は?と言われそうですが、このホイールは高速巡航用として大切に使います(笑)。

さて、ショップにホイールをとりに行ったところ、なんとホイールバックが「オマケ」でついてきました。

モノ自体は「オマケ」相応の物ではあります。

これが現物です

買っておいてこんなことを言うのもなんですが、何とも凄味のある「凶悪」な外観のデザインです。

キシリウムエリートと並べると、リムの形状などほぼ同じなのですが、迫力が有ります。


更に幅の広くなった通称「きしめん」スポークと、ダークグレーのリムの影響でしょうか?
このリムはカーボンではなくアルミなんですが、この色は塗装ではなく「エグザリット加工」という、一種の化成処理で、アルミの表面を硬化させたものだそうです。
あとリアホイールは、ハブ側はきしめんスポークの交差組ですが、反対側は太いカーボンの丸い棒がラジアルで組まれています。

ハブもカーボンシェルなんですね。

これらの組み合わせが全体としてゴツクて、まるで「ステルス戦闘機」のような凄味を醸し出しているようです。

重量は1400gで、同じMAVICの軽量ホイールの「RSYS」とそん色がない軽さで、キシリウムSLのような高い剛性と取扱いの良さを兼ねる「オールラウンド」な性格のホイールだそうです。
僕がこれを選らんだ理由は、まず僕の体重からして確実な耐久性がある「MAVIC」で、アルミリムのクリンチャー
の中で、軽量で剛性があるというところです。

ただネックだったのがこの「エグザリット加工」リムで、表面のμが高くて雨天時の制動力が確保される反面、専用のブレーキシューを必要としてしまいます。


最初のうちはかなり減ってしまうそうですが、シュートリムを馴染ませるために、相応の慣らしが必要だそうです。

さてさっそくマドンに履いてみました。

うーん、正直デザイン的なバランスは「アイオロス」の方がだんぜんいいですね。
残念ながら僕のチンケな美的センスではこれを「カッコイイ」とは思えないようです(苦笑)。
マドンを買うときに候補に挙がった「スコットCR1 SL」の黒尽くめのシックなバイクには似合いそうですね。

さて、このホイールのイベントデビューは、5月6日の「もてぎRUN&BIKE,5時間エンデューロ」になりそうですが、連休の間に慣らしを兼ねてトレーニングをするときにインプレをしてみたいと思います。