Ver3改装で使い勝手の良くなったMTBのGTⅢですが、リアの変速だけはどの様に調整しても満足いかないという状態が続いていました。
まあ、ありあわせの部品を適合性も確認しないで組み合わせているので、基本的な「チェーンライイン」等が合っていない可能性はあります。
何よりリアのディレイラーが、大きな歯数のスプロケットに対応している「ロングゲージ」タイプのアリビオなのに、スプロケットはロード用の9速用アルテグラですので、どうしても変速のキレや確実性が確保されないのは当然のことです。


そこで、リアのディレイラーをロード用のショートゲージの物に変えれば少しは改善するかなと考えて、部品庫にある在庫の「ティアグラ」のディレイラーに入れ替えることにしました。

毎度のことながら何故こんなモノが「在庫」でホイホイ出てくるのか、我ながら不思議です。
と、開き直っておきましょう(笑)。

交換自体は大した作業ではなく、シマノのパーツの互換性の高さに感謝するところです。
最も、最近はそうじゃない方向に向かっているような気もしますが・・・・・。


簡単な調整で試乗してみましたが、確かに変速の確実性は確実に向上しています。
ただ、フロントの変速も含めて、すべての段数でキチンと変速するかというと、残念ながらそこまでの改善は無かったようで、リアとフロントの組み合わせは考えながら変速する必要はあります。
とはいえ、日常の使用に関してはストレスが無いレベルに達したので、この状態で中距離ツーリングも込みでしばらく使っていこうと思います、

余談ですが、このぐらいのグレードのパーツだと、新品でもそれほど高くなく、まして中古品やジャンク品で手に入れられれば、かなりリーズナブルな「自転車弄り」が出来るのがありがたいですね。
マドンCなどは何をやってもチョット常識でない金額がかかってしまい、冷静になってみると、おいそれと手が出ないという残念な状態になっています。
僕の場合、ここ数年まるで「熱病」に魘された様に、かなりの金額を自転車につぎ込んできましたが、この辺りで「正気」を取り戻して、「喜びを得るのに適正な金額」の範囲で、自転車生活を楽しむようにしていくようですね。

とか何とか言って、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、また「やらかす」可能性は否定できませんがネ(苦笑)。