パナチタンですが、どうもリアの変速系の調子がよろしくありません。
実は初めて組みつけてから「何だかなぁ:」という感じが有り、色々と調整や改良をしても、最初は調子が良いのですが、しばらくするとまた調子を崩すの繰り返しでした。
今年に成ってから、特にリリース方向が「引っかかる」感じで、結論から言うと、中古で購入したSTI7800が原因のようで、クリック感が無くなってきて5段階しか変速せず、ワイヤーが引っかかって切れてしまいました。

このさい5800系の11速に仕様かとも考えましたが、10速の旧世代の7800や6600、5600系のブラケットの形状に手が馴染んでいたため、コストも考えてまた中古でSTI5600を9800円くらいで購入しました。

比較的程度が良く、あまり使いこまれていない個体でしたが、もうこの世代のコンポーネントは流石に入手が困難になってきたので、次の機会は11速系に変えることになるかもしれません。
7900系の年代コンポーネントはカンパ系、のワイヤーの取り回しを採用したのは良いのですが、フリクションが大きく、オマケにブラケットの握りの部分が太くなってしまい個人的にはあまり使いたくありません。

本当はあまり大げさに変更するつもりは無かったのですが、結局シフターを交換するという事は、ワイヤー系やバーテープなど、ハンドル周りをほとんどリニューアルすることになってしまいました。
ついでにワイヤーの取り回しは長さを詰めてスッキリさせました。


ブレーキワイヤーは交換して間もないので再利用して、シフターのワイヤーはスムーズに変速できるように、少々値がはるのですが、テフロンコートのワイヤーを使います。

錆びないステンレス系のワイヤーの倍近い値段はします。

バーテープも気分を変えるために明るめの青系の迷彩柄の物にします。

かなり印象が変わりますね。

実はリアディレイラーも度重なる調整の悪影響でワイヤーの調整ネジが擦り切れてしまって、使用不能のなったてしまったので、同じRD6700ですが末尾にAと付くアイスグレーの新品を投入しました。

この部品は中古と大して値段が変わらず、であれば新品の最後の在庫の6700系を購入しました。
Aというタイプは30Tのスプロケに対応した物らしいのですが、違いは良く解りませんでした。

調整してスムーズに変速するようになりましたが、特に感動するほど良くなるわけもなく、普通に使えるだけですのでそういった意味では感動はありませんね(笑)。
まあこれで乗れるようになりましたが、温かくなるとパナチタンはそろそろ「シーズンオフ」で、春からはマドンAとバトンタッチしますから、明日ツーリングをして感触を味わっておきたいと思います。