実はここ数回、パナチタンで走っていると、軽く「トントン」という振動が、速度によって周波数が変わってお尻に伝わっていたので、多分後ろのタイヤだろうと見てみたら、なんと異物が挟まっていて、トレッドのゴムがすりきれていて、インナーベルトの構造が膨らんでいました。

まあこの状態で結構走っていましたから、よくパンクしなかったものだと思います。
また、細かい金属片が刺さっていたり、鋭い傷が長く入っていたりと、どれもパンクにつながる傷が数箇所ありました。

自分が走るルートは、採石場がありダンプが激しく往来したり、お馴染みの「りんりんロード」も、地元の方々がコマメに除草していただけるのは大変有難いのですが、草刈り機の歯が欠けて路肩のゴミに混ざっていて、これが刺さると間違いなくタイヤが裂けて使い物にならなくなります。

そういえば最近距離をちゃんと記録していませんでしたが(笑)、たしかこのタイヤはまる1年ほどパナチタンやFELTに履いていた事を考えると、イベント以外のツーリングはこれで走っていたわけで、おそらく2000Km以上は走っていたはずです。
それらを考えると、このタイヤは重量級の自分が乗っていることも含めて、結構厳しい状況で十分実用的な耐パンク性能があったとは言えないでしょうか。

ロードバイクのパンクは、実は乗り手の「スキル」でかなり防げるものであり、路面状態を注意深く読んで、ラインを選んで走れば結構パンクしないものなんです。
またタイヤのセットにもコツがあり、よく考えて正しい手順でタイヤを組んでチューブを交換すれば、総頻繁にパンクするものではありません。
自分は「パンク大魔王」と呼ばれていましたが、未熟の末のありがたくないレッテルでしたね(笑)

よく販売サイトの「レビュー」で、「すぐにパンクした!」とその製品を容赦なく叩いているユーザーがけして少なくありませんが、まあ、自分から言わせれば己の未熟を声高に宣伝しているようなものにしか見えず、「ご苦労様」な事だと思っています。
ああっ、また敵が増えたな(苦笑)
ただし、パナレーサーでも、どうも昔より製品のクォリティにバラつきが有り、チューブなど明らかに製造上の品質のバラツキが原因でパンクしてしまう物が「紛れている」のも事実のようです。

ということで、さて昨年出たRACE A EVO4を試してみようよ・・・・いやいや、2本で1万円近い出費は容認できない・・・もとい、容認しない方針にしたので、後輪の交換用に、多少安い古いEVO3を買って、チューブはそのまま使うことにしました。
ちなみにこの資金は、デジカメを売って稼いだお金でまかないました。

自分を知る人から見れば随分「ケチくさい」と思われるでしょうが、まあこの先「お金の成る気」が生えるわけではなし、「アラ還暦」としては、還暦以降の生活に向けて舵を切りましたので、「以後贅沢は敵」としていかねば・・・・

あーあ、しみったれた話で恐縮ですが、そうそう、先週ツーリングで食べたランチを紹介しましょう。
時間から早めに戻ってきたので、栃木県市貝町の「花王」の工場の近くに有る中華料理の「宮本」さんに行きました。
ここは知る人ぞ知る、YAZAWA命の、ロックな中華料理屋さんです。

自分は2回目で、ここで定番の「麻婆豆腐丼」をいただきましたが、セットで頼んだら、いや結構な盛りの良さです。

ライスは卵を絡めていて、モツ煮まで付きます。
味は正しくロック魂が溢れていて(笑)、おそらく「山椒」系のスパイスが効いていて、シビレる辛さが強烈で、風味がしっかりした美味しい麻婆豆腐でした。

まあ自分にはちょっと辛すぎましたが、先日食べたパスタもそうですが、辛いものは辛いから美味しいのであって、自分は辛いのは嫌いではなく、ただ舌がお子様なので弱いだけで(苦笑)、その辛味を存分に味わえました。