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自転車が流行るのは良いのだけど、部品が・・・ [自転車部品]

エーと、幸いにも何とかもらえた冬の乏しいボーナスで、この際来年必要な部品や消耗品を買っておこうと(次ぎもらえる保証は無いので)、計画を立て、品選びをしていました。

ところが、「えーっ、みんな売り切れ!」なんですよ。

まあ、国産品の比較的供給量の多いタイヤやチューブ、ライトやメーターなどは何とかなるんですけど、冬物ウェアあたりで、手ごろな値段の(一般的に1万円を超えれば手ごろとはいえないよな)パールイズミの商品なんかは完全に「全滅」状態ですね。

タイヤやホイール、サドルなどの部品も、シマノや外国の有名メーカーの「定番商品」とされているものは、ほとんど「売り切れ」もしくは「在庫なし」状態です。

これらの商品は、ある共通項があります。
それは「初めてスポーツ自転車を買った人が、最初に思いつくチューニングパーツ」のようです。

よって、まず、オシリが痛くなって、サドルに始まり、定番の「細いタイヤ」、シマノの完組みホイール、スプロケの交換、ビンディングペダル、ディレイラー、クランクセットと、主に5~10万円くらいのクロスバイクや、入門用のロードバイクを買った人が、一つ上のグレードに替えようとして、選んでいるパーツ類が、特に品薄に成っているようです。

まあ、僕も完全に「その一人」であったわけなので、人様に意見するような立場ではありませんが、僕が始めた(再開した)4年前の頃から比べれば、凄いなーとは思いますね。

メーカーからすれば「一次のブームに乗って、生産量を拡大すると後で不良在庫を抱えて痛い目にあう」とばかり、供給量を増やそうという気配が無いのですが(賢明な判断だが)、もはやこれは一過性のブームでは無いのでは?

メタボから始まって、温暖化対策、原油の高騰、そして経済危機が、畳み掛けるように「アゲインスト」の風に成っているようで、来年からまた原油が高騰する危険性が高まった(お約束の中東情勢により)ので、再びガソリンの値段が高騰すれば、一冬を何とか凌いだ新人(年寄りの?)ツーキニストたちは、完全に定着する可能性が大きいと思います。

また通勤だけでなく「レジャー」や「スポーツ」として自転車を使っていく事に抵抗が無くなって来る筈なので、よほどの経済危機が来ない限り、自転車関係の商品の需要は一定以上のレベルで推移していくのではないでしょうか。

と、ほとんど今年の締めくくりと来年の展望という事で、今年のブログは終わります。

このブログをご覧になっている皆さん、来年は良い自転車生活が送れますように。
良いお年を。

来年こそ「関取体格」から卒業して、タイトルの「どすこい」を取りたいなぁ(笑)。
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kanchi

サドルはブランドものや高価格品だからといって各人にフィットするか分からないものですからアフターマーケットのパーツとしては売れ筋のパーツの1つなんでしょうね。

しかしながら廉価品の自転車に高価なパーツを奢るのはバランスとれていないように感じます。自己満足の世界なのでしょうが、暴走族が車体購入価格の倍や数倍の費用をかけて改造(改悪)し、車両価値を却って下げている構図と似たようなものを感じえません。

まぁ、自転車はパーツを元に戻せばほとんど元通りになりますが、最初から満足感を得られる(改造パーツを欲しがらなくなるような)自転車を選ぶか、好みのパーツを買い集めてフレームから組み上げるべきなんではないかなぁ と、感じます。

でもパーツ代に浪費してくれている方々がいるからこそ供給メーカや店舗が賑わってくれるわけですよね。

また自転車の場合、乗車者の力量とのバランスがとれていないとみっともなくないですか。ヘタレ足でUCIプリツア・のレプリカの自転車にジャージの姿など、たまに見かけますが見るに耐えかねて笑っちゃいます。

もちろんヘタレ足の私は普及価格帯の自転車を普段は漕いでいます。
高級品(私にとって)の方の自転車はほとんど出番ありません。も少しトレーニングに励んで出番を増やさなければ。。。、
by kanchi (2009-01-05 18:10) 

mannmo

まったくおっしゃるとおりですね。

自転車は、その人の好みと考え方で自由に楽しめば、無用にお金をかける必要は無いはずで、「初めて買うスポーツサイクルが、ピナレロのフルカーボン」なんて恐ろしい話しも聞きますが、怖いですね。

僕自身、ロードバイクやジャージ、「それらしい」ヘルメットやサングラス、ビンディングペダルに物凄い抵抗感が有りました。

それは「とてもそんなものを身につけるパフォーマンスは無い」と、思っていたからです。

で、短パン、Tシャツで(メットはしていましたが通勤用)、普及型のクロスバイクで頑張って走って、「もうそろそろいいかな」と思う体力と走りが出来るまで3年はかかりました。

パーツ類やウェアなどに関しては、「雑誌」などのメディアの「100km走るのにこれだけの装備が必要」みたいな特集は変ですよね。

言われたとおりにそろえると中古の軽自動車が買えるほどの価格になってしまいますし、必要もありません。

と、いう情報も無いままに、多くの人達が同じ道を辿って、ある意味「無駄」なお金を使っているようですね。
これは自戒を込めての話ですが(苦笑)。
あっ、それらの無駄なパーツ行脚は、「高い授業料」と、仲間への「情報提供」、「分け前」として十分役には立ちました。

所帯を持っている「オトーサン」なぞ、「チューブを買うお金も無い」で頑張っている人もいますから、そんな人達の為に「ビンボーでも楽しめる」自転車遊びのための情報を、このブログで発信していきたいです。



by mannmo (2009-01-05 23:56) 

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