新春初の乗り鉄は、千葉県私鉄ローカル線の旅 [雑談]
今年の年末年始も「青春18期切符」を2回分手に入れましたが、時間は取れたものの、なんだか遠くに出かける気分では有りませんでした。
確たる理由があったわけではなく、いわいる「虫の知らせ」的な非科学的な根拠なのですが、どうも出かけるとろくな事が起きないようで、躊躇していました。
しかし切符も勿体無いと、4日は意を決して乗り鉄してきました。
これといったプランは決めておらず、「輪行」も寒くて嫌だなと考えた挙句、色々と「乗り換え案内」を検索していて、「そうだ、小湊鉄道といずみ鉄道に行って見よう」と検索をかけたところ、普通列車オンリーでも1日で回れる事が判り、ルートは決定しました。
5:16発の大船行きの湘南新宿ラインの列車を宇都宮駅で待ちましたが、あれ?時間になってもホームに列車が入線してきません。
時間を過ぎてもアナウンスは無く、その日の最低気温の氷点下4.3度と強い季節風に多くの乗客が晒されていました。
良く見ると、予定の列車のライトが見えるのですが、車両故障か路線のトラブルか一向に来ません。
すると途切れ途切れにアナウンスがあるのですが、システムの不備なのか聞こえない上に、自動放送のアナウンスの音声にかき消されて状況がわかりません。
仕方無しに改札に行きましたが、多くの乗客が詰め寄り大騒ぎです。
中には「もうダメダ」と引き返す人や、大きな声で駅員を叱責する人もいて騒然とした雰囲気になっていました。
後に信号機トラブルで赤信号が変わらなかったのが原因であるらしい事が判明しましたが、この列車を含めて数本が運休になってしまい、時間までに現地に行く事は不可能となってしまいました。
で、ここで諦めればいいのですが、なにせ諦めが悪い事にかけては定評があるので(苦笑)、携帯の乗り換え案内を色々検索していて、東北新幹線ならなんとか間に合う事が出来る事が判りました。
とはいえ、本日は上りの帰省のピークの日で、時間から言って相当混雑する事は間違いなく、乗車できる保証が無いので、スイカ特急券を使い、座席を指定する事しました。
何せ県庁所持地の駅の癖に、乗客が大勢居ても「みどりの窓口」は開いていないので、こうなったら自活自営で何とかするしかありません。
しかし本当に間が悪い日で、当然のように指定席の空席は無く、グリーン車とグランクラスに僅かな空席しかないと言う有様でした。
グランクラス?、あれ列車名は「なすの」に成っているのに、何故「はやぶさ」の車両が?。
良く知りませんでしたが、「なすの」にもE5系の車両が使われているようですね。
で、勿体無いのを承知の上で、ええいしょうがない!新幹線のグリーン車をリザルトして使うことにしました。
「青春18切符」のケチケチ旅のはずが、いつの間にか目的が入れ替わり贅沢な旅になってしまいました。
新幹線が来ました、確かにE5系車両です。
恐る恐るグリーン車の中に入ります。
恐らく新幹線のグリーン車に乗るなんて、生涯片手の指で数えられるくらいしかありません(笑)。
流石最新の車両で、木質内装材を多用した落ち着いた内装で、シートピッチも広くとにかく快適です。
走りもスムーズで、遮音も良く、モーター音などは聞こえはするのですが、個人的にこの音色は嫌いなタイプではないので不快感はありません。
しかし豪華ですねぇー。
手元燈は白色LEDで、左のショルダー上部にビルトインされています。
手元の自発光式のスイッチは「オットーマン」のスイッチです。
これもただ跳ね上がるだけではなく、なんと電動で、座面の前端もせり上がって来る凝った機構の物で、確かに快適です。
大宮で下りますが、僅か30分足らずの乗車で、おお勿体無い勿体無い!。
ここからは京浜東北線に乗り換えて南浦和に行き、そこから武蔵野線で西船橋へ、総武線に乗り換えて快速で千葉、各駅に乗り換えて五井までJRで行きます。
しかし本日は何故だか先の信号故障や、架線異常、車両トラブルなどで、あちこちの路線でダイヤが乱れています。
加えて日本海側の大雪の影響や帰省客などが加わり、予定通りに先に進めるのか心配になります。
五井駅で目的の「小湊鉄道」に乗り換えです。
ここは単線の非電化の路線なので、こういった古いディーゼルカーを味わう事が出来ます。
しかし、先の新幹線のE5系から比べると、同じ鉄道とは思えないほどの「隔世」の感が有りますね。
さて、ここに来るまで結局「スイカ」を使ったのですが、廃線の危機にあえぐ地方ローカル私鉄にスイカの設備があるとは思えないんですが、構内で乗り換えるときに、「退場」の機械の先に何の案内も表示もありません。
近くの駅員を捕まえて質問したら、さも当たり前だと言うような態度で、これまた奥の目立たない所にある精算所に案内されました。
地元の利用客ならいざ知らず、はじめてきた「パッセンジャー」がこのシステムを知っているわけは無く、随分不親切だなぁと感じました。
案の定多くのJRからの乗り換え客は、ウロウロとしていて、券を購入しないまま列車に乗り込んでしまう乗客が多くいました。
まあスイカのシステムや、鉄道に慣れている人や、僕のように何でも図々しく聴いて回る人は大丈夫なんでしょうが、多くの年配者の乗客は、どうもスイカというものを良く理解しないで利用しているフシが有るようですね。
また車内の切符販売も大変なことになっていて、まず車掌さんがポータブルのスイカリーダーで乗客の乗車経歴を確認してから、販売する切符の説明をして、現金で精算するという作業が繰り返されて、切符1枚販売するのにえらい手間がかかっているようでした。
これは明らかに最新のスイカのようなスマートペイシステムに、弱小私鉄の小湊鉄道が付いていかれずに不適合を示している証拠で、こんな事はもしかすると日本中の多くの私鉄でも抱えている問題なんでしょうかね。
ETCが普及し始めた時も地方の有料道路との接続で似たようなトラブルに遭遇した事が有りましたが、多かれ少なかれこのような「摩擦」は起きてしまうようです。
また、都会などで、当たり前に現代の便利なシステムやサービスを利用している、それが当たり前だと勘違いしがちですが、地方に行けばそれは距離が離れているだけでなく、時間の進み方も違う物で、今だ「昭和」の雰囲気が残っているところも少なく無いので、「全国遍く」と言うわけには行かないはずです。
ま、最新の便利なシステムが全て「正義」だとは、僕は少なくとも思ってはいません。
そのシステムが当たり前だとして生活している人たちが、システムがダウンした時にどのような目に合うかは、考えておいて損は無いと思うんですがねぇ。
話はそれましたが、僕はその「昭和」の薫り高きローカル線の風情を十分堪能しています。
架線の無いスッキリとした眺めや、駅での上下線の入れ替えなどは都会では味わえない物です。
乗客も地元の人たちと言うよりかは、見たところ8割は「旅行者」のようで、わざわざのりに来ているわけですね。
さてしばらく走っていて気が付いたのですが、やたらに警笛を鳴らします。
これは踏み切りで遮断機や、なんと警報機も無いという踏切が少なく無いのが理由で、たしか「銚子電鉄」の時も同じだった事を思い出しましました。
ここで心配性の僕は「もしぶつかったら、どういう姿勢で身構えれば怪我を最低限度に抑えられるかな?」などという物騒な事を考えてしまいます(苦笑)。
もう随分経ちますが、「尼崎線事故」以来、僕は列車に乗るときは少なくとも編成の後ろに乗り、間違っても先頭車両に乗ることは避けてきました。
しかし一両編成のこの列車の場合、どうしようもありません。
しばらく隣の乗客と話しこんだあと、その乗客が降りて一人で前をボーっと眺めていたら、踏み切りでトラックが停止しないで踏み切り内に侵入してきました!。
正直「ぶつかる!」と思ったのですが、こういうときにやはり体はとっさに動かない物で、陳腐な表現で言えば、目の前の風景がスローモーションで動いていくように感じました。
かん一発避けきりましたが、列車は当然急ブレーキで緊急停止する事となりました。
もともと列車の速度が遅かったので、乗客に怪我も無く大事に至りませんでしたが、一歩間違えれば(運転手曰く2~3m差)、確実に僕は千葉の山奥の病院で今でもうなっていたかもしれません。
当のケシカラントラックは、踏切を出たところの先の県道に出てこちらの様子を伺っていましたが、特に慌てるでもなく、誤りに来る事も無くこちらを見ているだけでした。
一応お情けで社名とナンバーは消しておきましたが、立派な「過失往来妨害罪」ですからネ!。
捕まれば3年以下の懲役か50万円以下の罰金になりますから、皆さんも踏み切りは十分御注意ください。
なんとか無事に終点の上総中野に到着で、ここで「いずみ鉄道」に乗り換えです。
こちらの車両は、かなり近代的なディーゼルのワンマンカーですね。
横に「ムーミン」が描かれています。
「ムーミン列車」として運行しているんですね。
車内に入ると壁や吊り下げ広告で、やたらに「萌えキャラ」の絵が溢れています。
どうやら「上総いずみ」というキャラクターを創作して、地域のPRに使おうと言う試みのようです。
さて終点の上原について、復路の列車まで1時間ほどありますからここでお昼です。
駅前に出ましたが何もありません(笑)。
事前に特に調べていたわけではなかったので当ても有りませんが、近くに小さなレストランを見つけました。
レストランと行っても、ウドンもラーメンもある「和洋中」何でもありの洋食屋さんです。
で、定番の「カツカレー」を注文しました。
かなりボリュームがあり、カレーも手作り、洋食風カツも揚げたてで美味しかったです。
しかし僕は何処に行ってもカツカレーばかり食べているなぁ(苦笑)。
旅の風情や趣に欠けますね(笑)。
腹も膨らんで帰りの列車を待っていると、上空に東西に伸びるはっきりとした筋のある雲が出ていました。
復路はJRの外房線から総武線で新宿に行きましたが、この雲はずっと閉口して伸びていて、少なくとも新宿より西の方に延びていました。
新宿からは何時もの「湘南新宿ライン」で宇都宮までまっしぐらです。
しかし、携帯の運行情報サービスを見ると、相変わらず各路線でトラブルが出ていてダイヤが乱れています。
正月3日明けでの平日ですから、人間も機械も「正月ボケ」でまともではなかったのですかね?
宇都宮には17:42に到着しましたが、イヤー本日もたくさんの列車や路線に乗る事が出来ました。
今回なんとか無事に帰ってきましたが、やはり悪い予感は当たっていたようで、危ない目に合いました。
相変わらず「悪運」が強いおかげで助かりましたが、今年は色々と用心しておいた方がよいぞという、神か先祖の「お告げ」と捉えて、何時もの年以上に慎重に行動するようですね。
確たる理由があったわけではなく、いわいる「虫の知らせ」的な非科学的な根拠なのですが、どうも出かけるとろくな事が起きないようで、躊躇していました。
しかし切符も勿体無いと、4日は意を決して乗り鉄してきました。
これといったプランは決めておらず、「輪行」も寒くて嫌だなと考えた挙句、色々と「乗り換え案内」を検索していて、「そうだ、小湊鉄道といずみ鉄道に行って見よう」と検索をかけたところ、普通列車オンリーでも1日で回れる事が判り、ルートは決定しました。
5:16発の大船行きの湘南新宿ラインの列車を宇都宮駅で待ちましたが、あれ?時間になってもホームに列車が入線してきません。
時間を過ぎてもアナウンスは無く、その日の最低気温の氷点下4.3度と強い季節風に多くの乗客が晒されていました。
良く見ると、予定の列車のライトが見えるのですが、車両故障か路線のトラブルか一向に来ません。
すると途切れ途切れにアナウンスがあるのですが、システムの不備なのか聞こえない上に、自動放送のアナウンスの音声にかき消されて状況がわかりません。
仕方無しに改札に行きましたが、多くの乗客が詰め寄り大騒ぎです。
中には「もうダメダ」と引き返す人や、大きな声で駅員を叱責する人もいて騒然とした雰囲気になっていました。
後に信号機トラブルで赤信号が変わらなかったのが原因であるらしい事が判明しましたが、この列車を含めて数本が運休になってしまい、時間までに現地に行く事は不可能となってしまいました。
で、ここで諦めればいいのですが、なにせ諦めが悪い事にかけては定評があるので(苦笑)、携帯の乗り換え案内を色々検索していて、東北新幹線ならなんとか間に合う事が出来る事が判りました。
とはいえ、本日は上りの帰省のピークの日で、時間から言って相当混雑する事は間違いなく、乗車できる保証が無いので、スイカ特急券を使い、座席を指定する事しました。
何せ県庁所持地の駅の癖に、乗客が大勢居ても「みどりの窓口」は開いていないので、こうなったら自活自営で何とかするしかありません。
しかし本当に間が悪い日で、当然のように指定席の空席は無く、グリーン車とグランクラスに僅かな空席しかないと言う有様でした。
グランクラス?、あれ列車名は「なすの」に成っているのに、何故「はやぶさ」の車両が?。
良く知りませんでしたが、「なすの」にもE5系の車両が使われているようですね。
で、勿体無いのを承知の上で、ええいしょうがない!新幹線のグリーン車をリザルトして使うことにしました。
「青春18切符」のケチケチ旅のはずが、いつの間にか目的が入れ替わり贅沢な旅になってしまいました。
新幹線が来ました、確かにE5系車両です。
恐る恐るグリーン車の中に入ります。
恐らく新幹線のグリーン車に乗るなんて、生涯片手の指で数えられるくらいしかありません(笑)。
流石最新の車両で、木質内装材を多用した落ち着いた内装で、シートピッチも広くとにかく快適です。
走りもスムーズで、遮音も良く、モーター音などは聞こえはするのですが、個人的にこの音色は嫌いなタイプではないので不快感はありません。
しかし豪華ですねぇー。
手元燈は白色LEDで、左のショルダー上部にビルトインされています。
手元の自発光式のスイッチは「オットーマン」のスイッチです。
これもただ跳ね上がるだけではなく、なんと電動で、座面の前端もせり上がって来る凝った機構の物で、確かに快適です。
大宮で下りますが、僅か30分足らずの乗車で、おお勿体無い勿体無い!。
ここからは京浜東北線に乗り換えて南浦和に行き、そこから武蔵野線で西船橋へ、総武線に乗り換えて快速で千葉、各駅に乗り換えて五井までJRで行きます。
しかし本日は何故だか先の信号故障や、架線異常、車両トラブルなどで、あちこちの路線でダイヤが乱れています。
加えて日本海側の大雪の影響や帰省客などが加わり、予定通りに先に進めるのか心配になります。
五井駅で目的の「小湊鉄道」に乗り換えです。
ここは単線の非電化の路線なので、こういった古いディーゼルカーを味わう事が出来ます。
しかし、先の新幹線のE5系から比べると、同じ鉄道とは思えないほどの「隔世」の感が有りますね。
さて、ここに来るまで結局「スイカ」を使ったのですが、廃線の危機にあえぐ地方ローカル私鉄にスイカの設備があるとは思えないんですが、構内で乗り換えるときに、「退場」の機械の先に何の案内も表示もありません。
近くの駅員を捕まえて質問したら、さも当たり前だと言うような態度で、これまた奥の目立たない所にある精算所に案内されました。
地元の利用客ならいざ知らず、はじめてきた「パッセンジャー」がこのシステムを知っているわけは無く、随分不親切だなぁと感じました。
案の定多くのJRからの乗り換え客は、ウロウロとしていて、券を購入しないまま列車に乗り込んでしまう乗客が多くいました。
まあスイカのシステムや、鉄道に慣れている人や、僕のように何でも図々しく聴いて回る人は大丈夫なんでしょうが、多くの年配者の乗客は、どうもスイカというものを良く理解しないで利用しているフシが有るようですね。
また車内の切符販売も大変なことになっていて、まず車掌さんがポータブルのスイカリーダーで乗客の乗車経歴を確認してから、販売する切符の説明をして、現金で精算するという作業が繰り返されて、切符1枚販売するのにえらい手間がかかっているようでした。
これは明らかに最新のスイカのようなスマートペイシステムに、弱小私鉄の小湊鉄道が付いていかれずに不適合を示している証拠で、こんな事はもしかすると日本中の多くの私鉄でも抱えている問題なんでしょうかね。
ETCが普及し始めた時も地方の有料道路との接続で似たようなトラブルに遭遇した事が有りましたが、多かれ少なかれこのような「摩擦」は起きてしまうようです。
また、都会などで、当たり前に現代の便利なシステムやサービスを利用している、それが当たり前だと勘違いしがちですが、地方に行けばそれは距離が離れているだけでなく、時間の進み方も違う物で、今だ「昭和」の雰囲気が残っているところも少なく無いので、「全国遍く」と言うわけには行かないはずです。
ま、最新の便利なシステムが全て「正義」だとは、僕は少なくとも思ってはいません。
そのシステムが当たり前だとして生活している人たちが、システムがダウンした時にどのような目に合うかは、考えておいて損は無いと思うんですがねぇ。
話はそれましたが、僕はその「昭和」の薫り高きローカル線の風情を十分堪能しています。
架線の無いスッキリとした眺めや、駅での上下線の入れ替えなどは都会では味わえない物です。
乗客も地元の人たちと言うよりかは、見たところ8割は「旅行者」のようで、わざわざのりに来ているわけですね。
さてしばらく走っていて気が付いたのですが、やたらに警笛を鳴らします。
これは踏み切りで遮断機や、なんと警報機も無いという踏切が少なく無いのが理由で、たしか「銚子電鉄」の時も同じだった事を思い出しましました。
ここで心配性の僕は「もしぶつかったら、どういう姿勢で身構えれば怪我を最低限度に抑えられるかな?」などという物騒な事を考えてしまいます(苦笑)。
もう随分経ちますが、「尼崎線事故」以来、僕は列車に乗るときは少なくとも編成の後ろに乗り、間違っても先頭車両に乗ることは避けてきました。
しかし一両編成のこの列車の場合、どうしようもありません。
しばらく隣の乗客と話しこんだあと、その乗客が降りて一人で前をボーっと眺めていたら、踏み切りでトラックが停止しないで踏み切り内に侵入してきました!。
正直「ぶつかる!」と思ったのですが、こういうときにやはり体はとっさに動かない物で、陳腐な表現で言えば、目の前の風景がスローモーションで動いていくように感じました。
かん一発避けきりましたが、列車は当然急ブレーキで緊急停止する事となりました。
もともと列車の速度が遅かったので、乗客に怪我も無く大事に至りませんでしたが、一歩間違えれば(運転手曰く2~3m差)、確実に僕は千葉の山奥の病院で今でもうなっていたかもしれません。
当のケシカラントラックは、踏切を出たところの先の県道に出てこちらの様子を伺っていましたが、特に慌てるでもなく、誤りに来る事も無くこちらを見ているだけでした。
一応お情けで社名とナンバーは消しておきましたが、立派な「過失往来妨害罪」ですからネ!。
捕まれば3年以下の懲役か50万円以下の罰金になりますから、皆さんも踏み切りは十分御注意ください。
なんとか無事に終点の上総中野に到着で、ここで「いずみ鉄道」に乗り換えです。
こちらの車両は、かなり近代的なディーゼルのワンマンカーですね。
横に「ムーミン」が描かれています。
「ムーミン列車」として運行しているんですね。
車内に入ると壁や吊り下げ広告で、やたらに「萌えキャラ」の絵が溢れています。
どうやら「上総いずみ」というキャラクターを創作して、地域のPRに使おうと言う試みのようです。
さて終点の上原について、復路の列車まで1時間ほどありますからここでお昼です。
駅前に出ましたが何もありません(笑)。
事前に特に調べていたわけではなかったので当ても有りませんが、近くに小さなレストランを見つけました。
レストランと行っても、ウドンもラーメンもある「和洋中」何でもありの洋食屋さんです。
で、定番の「カツカレー」を注文しました。
かなりボリュームがあり、カレーも手作り、洋食風カツも揚げたてで美味しかったです。
しかし僕は何処に行ってもカツカレーばかり食べているなぁ(苦笑)。
旅の風情や趣に欠けますね(笑)。
腹も膨らんで帰りの列車を待っていると、上空に東西に伸びるはっきりとした筋のある雲が出ていました。
復路はJRの外房線から総武線で新宿に行きましたが、この雲はずっと閉口して伸びていて、少なくとも新宿より西の方に延びていました。
新宿からは何時もの「湘南新宿ライン」で宇都宮までまっしぐらです。
しかし、携帯の運行情報サービスを見ると、相変わらず各路線でトラブルが出ていてダイヤが乱れています。
正月3日明けでの平日ですから、人間も機械も「正月ボケ」でまともではなかったのですかね?
宇都宮には17:42に到着しましたが、イヤー本日もたくさんの列車や路線に乗る事が出来ました。
今回なんとか無事に帰ってきましたが、やはり悪い予感は当たっていたようで、危ない目に合いました。
相変わらず「悪運」が強いおかげで助かりましたが、今年は色々と用心しておいた方がよいぞという、神か先祖の「お告げ」と捉えて、何時もの年以上に慎重に行動するようですね。
4日はまたお出かけでしたか。
ぐるり房総半島横断の旅ですね。一度やってみたいところですねえ…。
小湊鉄道は懐かしいキハ20の雰囲気を残しつつ、前面は阪急電車に一脈通ずる昭和レトロ顔…
一方いすみ鉄道は転換第3セクター然とした最新のデラックス版レールバス。
しかし千葉の田舎の踏切(というよりもドライバー)は本当に要注意ですね。千葉国鉄労組が車両前面強化を訴えてステンレス板がスカ色電車正面に貼られてテッカメン顔になったのも昭和末期の話でしたが、いざ実際に味わってしまうと本当に切実なものであったのでしょうね…
無事で何よりでした。
変な雲は家内も見たと言っていましたが、自分もしばらく要注意だと思います。まずは家族と非常時の対応の確認ですね。
by ロックシップ (2013-01-06 22:52)
どうも!やっとこです。
いや~ 間一髪危ないところでしたね。
雲が・・・ 新宿よりも西・・・ 来ますかねぇ~
危機管理はしっかりしておかなければなりませんね。
by やっとこ (2013-01-07 00:02)
ロックシップさんへ
いや、毎度のことながらひたすら車両と路線を乗り潰すだけのあわただしい旅ででした。
此処の路線は、春とか季節の良いシーズンに宿泊前提で「各駅停車の旅」で、駅周辺の観光も楽しみたいですねぇ。
しかし、報道で見たこともあるのですが、経営状態が良くない地方私鉄の、特に踏切の安全対策の遅れが著しく、かなり危険な状態にあるという話を聞いていたのですが、まさか自分が体験する羽目になるとは思いませんでした。
年末年始と色々な話が有り、不安が募りますがここは冷静に「まさか」に備えていくしかないですよね。
by soraneko (2013-01-07 20:07)
やっとこさんへ
ほんと、ぶつかったら床に伏せようかとかいろいろと考えていたんですが、驚いてまったく体が動きませんでした。
我ながら色々なトラブルに良く合うものだと感心してしまいす(苦笑)。
職場や住居付近の危険個所や、避難ルートなどサイクリングを兼ねて探索するのもよいかもしれませんね。
by soraneko (2013-01-07 20:17)
なにか随分とトラブルに巻き込まれてしまったようでお気の毒です。
ですがグリーン車はイイですね。
私も乗ってみたいです。
小湊鉄道も乗った事無いんですよね。
小湊バスならあるのですが。
by ももんが (2013-01-07 23:49)
ももんがさんへ
困ったものですが、何とか乗り切ることが出来ました。
某鉄道会社の運転手さんのお話では、最近車両や路線のトラブルは確実に増えているとの事で、本当に困ったものです。
小湊鉄道も、沿線住民の高齢化や人口減少という、地方私鉄が抱える問題に曝されていましたね。
首都圏から行きやすい場所ですし、ロケーションも良いので観光で活路を見いだして行けそうですね。
by soraneko (2013-01-08 05:46)
千葉へ越してから10年、いずれは乗りに行きたいと思いつつも、いまだに実現できていない実行力の無さに呆れるやら感心するやら(苦笑)
細かなトラブルに上手く対応しての計画達成はお見事です。それにしても踏切の件は危なかったですね。私は幹線での通勤くらいでしか電車を利用する機会がないので、幸いにもそのような局面に遭遇したことはありませんが、ローカル線では無謀なドライバーが引き起こす事故や未遂は意外と多いのかもしれませんね。ともあれ大事には至らず何よりでした。
スイカ等のシステムの件についてはsoranekoさんの仰る通りだなと思いました。それらのシステムにスムーズに乗っていける人には確かに便利なモノですが、そうでない人にとっては決してそうではない。そういった人(特に弱者)を切り捨てず、柔軟に対応できる優しいシステムであって欲しいものです。
これからも古き良き時代の雰囲気を壊さず、細く長く(?)存在し続けて欲しいですね。
by とも (2013-01-13 22:39)
とも
意外と身近にあると「いつでも行ける」という意識なのか、脚が向かないですよね。
何せ普段公共交通を使わないので、こんなに混乱する物なのかは良く解らないのですが、人身事故も多くなっていますし、定時到着率は下がっているのかもしれないですね。
スイカなどのスマートペイはあまり頼らない方が賢明かなと考えていたのですが、使ってみるとどっぷりハマってしまいますね。
近隣の町に「烏山線」とうローカル線が有り、無人駅が有りますが、スイカのシステムはありませんでしたが、首都圏から来た場合支払とかどうなっているのでしょうかね?。
黙って降りても解りませんが(苦笑)。
by soraneko (2013-01-14 20:14)
トラブル続きでお疲れ様でした。
E5系と小湊鉄道のギャップがたまらないですね。
最新とレトロの組み合わせ。
いすみ鉄道は経営難で社長が交代し、いろいろなイベントを打って出るようになったと聞いてます。
社長交代前に乗ったことがありますが、また乗ってみたくなりました。
by teruteru (2013-01-18 23:58)
teruteruさんへ
まあ旅は「アクシデント」は付き物で、僕の旅の場合「良くある」事なので慌てないで済みました。
とはいえ、これでトラックと激突していたらこんなのんきな事も言っていられなかったんでしょうね(苦笑)。
いずみ鉄道も小港鉄道も経営は大変でしょうね。
小港鉄道で、両親が地元に住んでいて、面倒を見に帰省してきたという方と同席して色々お話しましたが、とにかく沿線は高齢化と過疎化が急速に進行していて、どんどん人口が減少しているそうです。
こんな東京からそんなに離れていない場所でさえ、地方には若い人の就職先が無いので、暮らせないと嘆いておられました。
by soraneko (2013-01-19 16:24)
あ〜楽しかった って、行った気になってる … 私
電車で知らない街を訪れるのも、昭和の雰囲気も好きです。
そしてアクシデントも嫌いじゃないです(笑
大人になってもまだまだ訪れたことがない場所って沢山ありますよね。
僕も電車でふらっと出かけてみよっかな〜。
by potere (2013-01-20 20:50)
potereさんへ
イベントなど目的があって、スケジュールが厳しい時はどうしても「確実性」と「自由度」を取って自動車で出かけてしまいますが、目的も無く「ぶらり旅」なら鉄道を使った方が最近は楽しくなってきました。
トラブルやダイヤの乱れで思うようにならないというのも、大げさに言えば「人生」みたいで、それはそれで十分楽しめますよね。
by soraneko (2013-01-20 23:47)