2015佐渡ロングライド、両津までの100kmを激走! [雑談]
スタートしてから20km先の相川ASまでは、今回めいいっぱい飛ばして走っています。
体が暖まっていないことを差し引いても、やはり心拍が上がりっぱなしになっていていることを見ると、やはり調子は良い方ではないようです。
基本的に寝不足が祟っているわけですが、ここで泣き言を吐いても210km走りきれるわけではありませんから(笑)、ここは多少苦しくとも早く体を温めておかなければいけません。
この時点ではまだ空はどんよりと曇っていて、おまけに湿った冷たい風が吹き付けているのであまり快適でもなく、比較的海岸線も綺麗なところですから景色を楽しみたいのですがそういう気分にもなれません。
スタートしたてですから、まだどの参加者も比較的元気が良いので、結構良いペースで走っていて、特に列車を組むわけでもないまま相川ASに到着です。
この時点であまり映像がないので文章ばかりで恐縮ですが、エイドステーションはスポーツドリンク、バナナ、オレンジ、おにぎり、パンなどが提供されています。
ただ、各ASで若干の違いはあるものの、どこでもこの同じものが提供されたのには正直参りました。
特に後半戦になってくると、おにぎりとかバナナとか喉に通らないというか、口が飽きて食べたくないというのが本音の部分で、随分余っているASもありました。
個人的には補給食はASに頼らなで、各種栄養食を持参していたので良かったのですが、ASだけで補給を取ろうとするときつかったかもしれません。
まあ「栄養補給」という部分では十分かもしれませんが、最近他のイベントはエイドステーションの内容の充実に力を入れていることから、もともとエイドステーションが充実していたという評価があった佐渡の場合、相対的に見劣りしてきたのかもしれませんね。
他の大会の場合、コンビニなんかも利用できるのですが、なにせコンビニなどというものはコース上にはほとんど見当たらない佐渡の場合、特に「観光」という観点でのイベント運営の場合、「食」は重要なポイントになっているということは間違いないことだと思います。
用意するのが大変なことは解るだけに、贅沢なのかなぁと思うんですがね。
さて、ここから入崎ASまでは、比較的高低差も大きくなく、なにより終日吹いていた南西方向の風が「アゲインスト」となり快調にペースを挙げられます。
基本的にAV30km/hを維持していますから、平地は35km/h以上の速度を出し続けて走り続けていますが、流石に飛ばしすぎたようで、やや疲れてきたところで、57km地点の有名な「Z坂」が現れます。
正直最近はこの坂が言われるほど厳しいものでないことは分かっているのですが、ここで脚を使うことはできませんから、何時ものように男らしく徹頭徹尾「インナーロー」でノロノロ登ります(笑)
登りきればこのような絶景が待ち受けています。
これを登ってすぐに細く暗いトンネルがあるのですが、このあともしばらく上りが続いていきます。
で、ようやく完全に登りきってこのような眺望が拝めるわけですね。
このような「断崖絶壁」と「紺碧の海岸」のコントラストは、日本海側の山間部ではよく見られる景色なのですが、流石に綺麗です。
余談ですが、昨年参加した「出雲ロングライド」でも、日本海側に出たところにこのような光景の場所がありましたね。
ここで映像があるのは、「うゎー綺麗なところだなぁー」とわざと大声で感激して写真を撮るふりをして、息を整えているからなんですね(笑)。
このあたり、ツマラナイ見栄を張るところが年寄りのイケナイところなのかもしれません(苦笑)。
ここから10km程は半島の突端を回る山岳セクションで、AVは急激に落ちていきます。
この「巨石大野亀」付近で、更に高低差100mを登るとようやく一息入れられます。
この先72kmの「はじき野」ASで長めの休憩をとります。
流石にオーバーペースで飛ばしすぎたようで、なんだか偏頭痛もしてきたので、栄養補給と投薬などで回復を図ることにします。
少し驚いたのが2年前に参加した時と、全く同タイムでここまできていることが、データで解ったことです。
3年前は若干遅く、初回の時はログが残っていませんが、写真からほぼ同タイムと推測できます。
別に休憩時間も含めて調整しているわけではなく、精一杯走った結果があまり変わらないというのも、進歩がないというべきなのか、それとも加齢に負けていないと取るべきなのかは微妙なところですね。
ただ今回以前と違うところは、ひたすら速い列車に付いていただけでなく、自分のペースが速いと判断したときや、先頭が疲れてきたなと判断したときは、積極的に前に出て牽くようにしていたことです。
そういった意味では、多少なりとも余裕が出てきたのかもしれませんね。
ここから100kmの「両津BS(弁当ステーション?)」までは28kmで、やはり高低差はあまりないペースを上げることができるルートですが、ここから島をグルッと回って方向が変わり南西方向に向きますから、本日の強風がモロに向かい風になります。
前言を翻すようですが、ここは速い列車に乗ったほうが随分楽なのですが、一昨年は疲労が出速いパーティに付いていけませんでした。
今年は余程の韋駄天グループでなければ、ある程度ついていけるようですので、ここは脚を温存して・・・・と言うはずですが、悪い虫が出て「男気」を出して、結構飛ばしてしまいました(苦笑)。
両津についた頃には結構足の疲労が溜まっていて、随分飛ばしてしまっていたみたいです。
それもその筈で、一番早く走っていた初回の記録より20分も早く9:40と、ピタリ4時間で両津に到着してしまいました。
まあ、これでかなりのマージンを得ることが出来たので、後半戦は体力的にも精神的にも余裕を持ってライドを楽しめるはずですが、予定外に疲労が溜まった脚をなんとかしなければいけませんね。
続きます
体が暖まっていないことを差し引いても、やはり心拍が上がりっぱなしになっていていることを見ると、やはり調子は良い方ではないようです。
基本的に寝不足が祟っているわけですが、ここで泣き言を吐いても210km走りきれるわけではありませんから(笑)、ここは多少苦しくとも早く体を温めておかなければいけません。
この時点ではまだ空はどんよりと曇っていて、おまけに湿った冷たい風が吹き付けているのであまり快適でもなく、比較的海岸線も綺麗なところですから景色を楽しみたいのですがそういう気分にもなれません。
スタートしたてですから、まだどの参加者も比較的元気が良いので、結構良いペースで走っていて、特に列車を組むわけでもないまま相川ASに到着です。
この時点であまり映像がないので文章ばかりで恐縮ですが、エイドステーションはスポーツドリンク、バナナ、オレンジ、おにぎり、パンなどが提供されています。
ただ、各ASで若干の違いはあるものの、どこでもこの同じものが提供されたのには正直参りました。
特に後半戦になってくると、おにぎりとかバナナとか喉に通らないというか、口が飽きて食べたくないというのが本音の部分で、随分余っているASもありました。
個人的には補給食はASに頼らなで、各種栄養食を持参していたので良かったのですが、ASだけで補給を取ろうとするときつかったかもしれません。
まあ「栄養補給」という部分では十分かもしれませんが、最近他のイベントはエイドステーションの内容の充実に力を入れていることから、もともとエイドステーションが充実していたという評価があった佐渡の場合、相対的に見劣りしてきたのかもしれませんね。
他の大会の場合、コンビニなんかも利用できるのですが、なにせコンビニなどというものはコース上にはほとんど見当たらない佐渡の場合、特に「観光」という観点でのイベント運営の場合、「食」は重要なポイントになっているということは間違いないことだと思います。
用意するのが大変なことは解るだけに、贅沢なのかなぁと思うんですがね。
さて、ここから入崎ASまでは、比較的高低差も大きくなく、なにより終日吹いていた南西方向の風が「アゲインスト」となり快調にペースを挙げられます。
基本的にAV30km/hを維持していますから、平地は35km/h以上の速度を出し続けて走り続けていますが、流石に飛ばしすぎたようで、やや疲れてきたところで、57km地点の有名な「Z坂」が現れます。
正直最近はこの坂が言われるほど厳しいものでないことは分かっているのですが、ここで脚を使うことはできませんから、何時ものように男らしく徹頭徹尾「インナーロー」でノロノロ登ります(笑)
登りきればこのような絶景が待ち受けています。
これを登ってすぐに細く暗いトンネルがあるのですが、このあともしばらく上りが続いていきます。
で、ようやく完全に登りきってこのような眺望が拝めるわけですね。
このような「断崖絶壁」と「紺碧の海岸」のコントラストは、日本海側の山間部ではよく見られる景色なのですが、流石に綺麗です。
余談ですが、昨年参加した「出雲ロングライド」でも、日本海側に出たところにこのような光景の場所がありましたね。
ここで映像があるのは、「うゎー綺麗なところだなぁー」とわざと大声で感激して写真を撮るふりをして、息を整えているからなんですね(笑)。
このあたり、ツマラナイ見栄を張るところが年寄りのイケナイところなのかもしれません(苦笑)。
ここから10km程は半島の突端を回る山岳セクションで、AVは急激に落ちていきます。
この「巨石大野亀」付近で、更に高低差100mを登るとようやく一息入れられます。
この先72kmの「はじき野」ASで長めの休憩をとります。
流石にオーバーペースで飛ばしすぎたようで、なんだか偏頭痛もしてきたので、栄養補給と投薬などで回復を図ることにします。
少し驚いたのが2年前に参加した時と、全く同タイムでここまできていることが、データで解ったことです。
3年前は若干遅く、初回の時はログが残っていませんが、写真からほぼ同タイムと推測できます。
別に休憩時間も含めて調整しているわけではなく、精一杯走った結果があまり変わらないというのも、進歩がないというべきなのか、それとも加齢に負けていないと取るべきなのかは微妙なところですね。
ただ今回以前と違うところは、ひたすら速い列車に付いていただけでなく、自分のペースが速いと判断したときや、先頭が疲れてきたなと判断したときは、積極的に前に出て牽くようにしていたことです。
そういった意味では、多少なりとも余裕が出てきたのかもしれませんね。
ここから100kmの「両津BS(弁当ステーション?)」までは28kmで、やはり高低差はあまりないペースを上げることができるルートですが、ここから島をグルッと回って方向が変わり南西方向に向きますから、本日の強風がモロに向かい風になります。
前言を翻すようですが、ここは速い列車に乗ったほうが随分楽なのですが、一昨年は疲労が出速いパーティに付いていけませんでした。
今年は余程の韋駄天グループでなければ、ある程度ついていけるようですので、ここは脚を温存して・・・・と言うはずですが、悪い虫が出て「男気」を出して、結構飛ばしてしまいました(苦笑)。
両津についた頃には結構足の疲労が溜まっていて、随分飛ばしてしまっていたみたいです。
それもその筈で、一番早く走っていた初回の記録より20分も早く9:40と、ピタリ4時間で両津に到着してしまいました。
まあ、これでかなりのマージンを得ることが出来たので、後半戦は体力的にも精神的にも余裕を持ってライドを楽しめるはずですが、予定外に疲労が溜まった脚をなんとかしなければいけませんね。
続きます
SORANEKOさん
両津の到着ではまだ10分ほど私が先行していたようですが、これはスタートの時間差だから大体同じようなペースだったんですね。
私の場合、坂は踏まないことにしてます。
バンバン抜かれましたが、後で足がツルのだけは避けたかったので。
去年ははじきのー両津間で巨大列車に乗れたんですが、どうも列車は後ろにつけばつくほどペースが安定せず、個人的には危ないなあと思う人も多いので一人で走りましたが、そうすると自分の後ろが列車になるんですよね。
まあ、結局は踏み台にされてしまうんですがw
by チースケ (2015-05-21 21:50)
チースケさんへ
まあレースではないので、できる限り自分の力で走りたいとは思っているのですが、ついつい集団が抜いていくとホイホイついていってしまいます。
ただ、慣れた方々の列車だと流れるように走って、ペースも一定なのですが、結局最後尾に慣れていない方なとがついていると、フラフラ、ジグザグ、ヒョコヒョコと走りづらいのを通り越して危ないくらいですよね。
あっ僕も坂は一番軽いギアで軽く回すだけにしています。
それでも最近は「恐怖」だけは随分薄らいで、「のんびり走ればいつかは登りきれるさ」と、楽な気分で登るようにしています。
by soraneko (2015-05-24 20:22)
3枚目の景色見応えありますね!素晴らしいですが、まだチャレンジできるだけの準備ができていないので、いずれ・・・
by わだち (2015-05-24 22:24)
わだちさんへ
ホント全コース見ごたえのある所ばかりです。
これだけのロケーションは確かになかなか無いので、「10回連続完走」なんて猛者もいるのが納得できます。
とにかく出場するまでが大変(時間、予算、距離、体力等)なのは確かで、僕も来年は何とも言えないのですが、また必ず「私はここにかえってくる」という感じです。
by soraneko (2015-05-24 23:28)
キレイな景色ですね。これを観るためになら辛い上り坂も頑張れそうな気がします。このロケーションは、ちょっとそこらのイベントではとても味わえないものですね。
今回のsoranekoさん、冷静に状況を判断し、積極的に前に出られたりと、体のコンディションも悪くなかったようで、素晴らしいシチュエーションを存分に楽しまれたことと思います。
by とも (2015-05-27 23:45)
ともさんへ
天候に恵まれたこともありますが、この風景は何度見ても飽きが来ない素晴らしいものです。
佐渡のロケーションの良さはリピーターが多い事でも理解できますよね。
今回は万全の準備で望んだこともあり、自信を持ってイベントに望めましたが、それで8割は達成できていたと思います。
残りの2割は当日の身体のコンディションと天候、アクシデントなどですが、少なからづ蓄積してきたロングライドイベントの経験が大きく役に立って、精神的に余裕を持って望めたと思っています。
あとは、制限時間をめいいっぱい使い切る「精神的なゆとり」を早く身につけたいですね(苦笑)
by soraneko (2015-05-28 17:38)