SSブログ

減りが早い後輪タイヤ、自転車でタイヤのローテーション! [自転車部品]

自慢することではないのですが、僕は根っからの無精者で、自動車のタイヤの「ローテーション」ということを、一度たりともやったことが有りませんでした。

駆動方式や重量配分、乗り方によってもタイヤの磨耗状況はかなり違いが出るものです。
僕の場合、タイヤのグリップに頼らない、要するに「滑らせない」走り方をしていたようで、あまりタイヤの磨耗が進行せず、ローテーションをする前に、ゴムの劣化で「寿命」を迎え、交換していました。

また、雨天での高速道路を走行する機会が多く、「スリップサイン」を待たずに、溝が浅くなると交換していました。

しかし、なぜか自転車の場合、特に後輪の磨耗が激しい事に驚いていました。
タイヤが減るというのは、FWDや4WDばかり乗っていて、RWDを自家用車にしたことが無かった自分にはある意味「青天の霹靂」でした。

考えるまでも無く自転車はFR・・・・もといMRですから、減るとすれば後輪なのですが、本当に人間の出力程度で、タイヤが減るものなのでしょうか?。

僕の場合体重がありますから、他の人よりタイヤに負担がかかることは間違いないのですが、これはこれで困ったことになります。

以前調子に乗って、レース用にと「コンチネンタル」社の「ウルトラレース」という銘柄のタイヤを入れたのですが、
確かにグリップや乗り心地は申し分なかったのですが、物の半年でトレットのゴムが磨耗して、タイヤの中央部に、中間層の別の色のゴムが出てきてしまいました。

その後、特にロード用のタイヤは、如何なる銘柄を入れようともこの傾向は変わりませんでした。

現在入れているタイヤはヴィットリア社の「ルビノプロⅡ」というタイヤです。
特別にレース用というものではありませんが、ヴッィトリア社の中間グレードで、癖の無い走りやすいものです。
値段も特別高くはありませんが、とはいえ、このご時世ホイホイ替えるわけにも行かないし・・・・・。

ということで、自動車でもやったことの無いタイヤのローテーションを実施しました。

タイヤ_0905 005(2).JPG

写真の左側のタイヤが、後輪に入れて磨耗したものです。
判別しづらいですが、中央の10mmほどの幅でフラットに磨耗しています。

実は左側のタイヤは、右側のタイヤの1/4も走行していません。
穴が開き最近交換したものなのですが、この有様になってしまいました。

まあ、最近スピードレンジが上がってきていることも原因のひとつなんでしょうし、乗り方で重心を後ろよりにしてあることも関係あるのかもしれません。

何よりこの体重が一番効いているのでしょう。とほほ。
やはり自転車に乗るのに体重が重いことは「百害あって一利なし」ということのようです。

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

kanchi

空気圧管理は神経質に管理している方ですが、私の場合、自動車もモータサイクルも自転車もほぼ全て後輪が前輪の倍以上は摩耗が進んでいます。

エンジン付き車の場合は出力の高さが影響しているのでしょうが、自転車の場合ヘタレ足なのでそれは無く、単に体重が効いているのだと考えています。 言われるとおり体重が重いことは「百害あって一利なし」なのでしょうね。

by kanchi (2009-05-24 01:55) 

soraneko

重量配分は明らかに後ろよりですし、重量の問題なんですね。

この自転車はちょうど1年で4000km(通勤は含まず)乗りました。途中で25から23に交換していますが、このグレードのタイヤで、ローテンションして1年くらいは持つようです。

もっとコンパウンドの硬いタイヤもあるのでしょうが、特に雨天j時のグリップを考えると、この位が適当かな?とも思います。

まあ、重要なパーツではあるんですけれども、所詮は消耗品ですし、性能とコストのバランスは無視できませんね。
by soraneko (2009-05-24 20:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。