FRアウターギアは50Tも要らない? [雑談]
以前このブログでも紹介した、MTBのリッジランナーを、試しに通勤で使ってみました。
この自転車の場合、26インチで、タイヤが幅1.25インチ(31.25mm)、重量が12.5kgで、ギアはFRが42-32-22のトリプルで、RRが12-28Tのスプロケットが入っています。
姿勢はアップライトですし、空気抵抗も大きいので、あまり速度を出さず、メーターがついていないので推定ですが20km/hから25km/h程度で快適に巡航することが出来ました。
まあ、速度を出そうというバイクではないので、のんび走っていましたが、会社の帰り道で、たまたまドロップハンドルのシクロクロスに乗る同僚と一緒になり、その同僚のスリップストリームい入って付いて行ったところ、その同僚のメーターで、MAX40km/h近く、35km/h程度で巡航することが出来ました。
おそらく単独でも、MAX35km/h、巡航速度も25km/h以上はでると思います。
RRのギアはトップを使わなかったので、この速度はFR44T、RR13Tで出したことになります。
これがFR50Tのアウターだったら、RRは15T程度になります。
ロードバイクでこのギアだと、ケイデンス85付近で35km以上で巡航していますし、MAX40km/h以上は出ているはずです。
ということは、もしかすると、通常使っている速度範囲の中では、FRのアウターは42Tもあれば十分だということなのでしょうか?
これを裏付ける物として、昼夜を300~600km走り続けるロングライドの「ブルベ」というイベントに出場した人のブログを見ましたが、ロードバイク(シクロクロス?)ベースバイクで、FRはトリプルギアで、インナーが22Tという記述がありましたから、おそらく42-32-22という構成だと思います。
その人の話からすると、標高差1000mの峠を越えるときは、22Tが有効に使え、35km以上の速度で走ることもあるようで、納得がいきました。
もしかするとロードバイクの場合、44T32Tというダブルのクランクがあれば、RRにクロスレシオのスプロケを入れて、結構使いやすい構成になるのかもしれません。
もちろんこれはペダリングで、ケイデンス重視の「回す」ペダリングをすればという前提にはなります。
お年を召されたベテランサイクリスタの方の中には、脚力は十分あるのだけど、反射神経の衰えでケイデンスが回らなくなり、速度を出す為にFRアウターに56Tを入れるという話も聞いたことがありますが、一般的には速度を出さないのなら小さいアウターの方が使いやすいのだと思います。
そう考えると、今僕が注文している(届く気配は無いが)シクロクロスの場合、通勤と田舎道のツーリングがメインで考えているので、そもそも最高速度を出すつもりは無く、FRは50-34Tのコンパクトクランクを既に用意してあるのですが、46~48Tアウターのダブルや、44-34-24のトリプルの軽目の(XTクラス)のクランクを選んでみるという手もあるのかもしれません。
この自転車の場合、26インチで、タイヤが幅1.25インチ(31.25mm)、重量が12.5kgで、ギアはFRが42-32-22のトリプルで、RRが12-28Tのスプロケットが入っています。
姿勢はアップライトですし、空気抵抗も大きいので、あまり速度を出さず、メーターがついていないので推定ですが20km/hから25km/h程度で快適に巡航することが出来ました。
まあ、速度を出そうというバイクではないので、のんび走っていましたが、会社の帰り道で、たまたまドロップハンドルのシクロクロスに乗る同僚と一緒になり、その同僚のスリップストリームい入って付いて行ったところ、その同僚のメーターで、MAX40km/h近く、35km/h程度で巡航することが出来ました。
おそらく単独でも、MAX35km/h、巡航速度も25km/h以上はでると思います。
RRのギアはトップを使わなかったので、この速度はFR44T、RR13Tで出したことになります。
これがFR50Tのアウターだったら、RRは15T程度になります。
ロードバイクでこのギアだと、ケイデンス85付近で35km以上で巡航していますし、MAX40km/h以上は出ているはずです。
ということは、もしかすると、通常使っている速度範囲の中では、FRのアウターは42Tもあれば十分だということなのでしょうか?
これを裏付ける物として、昼夜を300~600km走り続けるロングライドの「ブルベ」というイベントに出場した人のブログを見ましたが、ロードバイク(シクロクロス?)ベースバイクで、FRはトリプルギアで、インナーが22Tという記述がありましたから、おそらく42-32-22という構成だと思います。
その人の話からすると、標高差1000mの峠を越えるときは、22Tが有効に使え、35km以上の速度で走ることもあるようで、納得がいきました。
もしかするとロードバイクの場合、44T32Tというダブルのクランクがあれば、RRにクロスレシオのスプロケを入れて、結構使いやすい構成になるのかもしれません。
もちろんこれはペダリングで、ケイデンス重視の「回す」ペダリングをすればという前提にはなります。
お年を召されたベテランサイクリスタの方の中には、脚力は十分あるのだけど、反射神経の衰えでケイデンスが回らなくなり、速度を出す為にFRアウターに56Tを入れるという話も聞いたことがありますが、一般的には速度を出さないのなら小さいアウターの方が使いやすいのだと思います。
そう考えると、今僕が注文している(届く気配は無いが)シクロクロスの場合、通勤と田舎道のツーリングがメインで考えているので、そもそも最高速度を出すつもりは無く、FRは50-34Tのコンパクトクランクを既に用意してあるのですが、46~48Tアウターのダブルや、44-34-24のトリプルの軽目の(XTクラス)のクランクを選んでみるという手もあるのかもしれません。
プロのレースを観ていると、トラック競技出身者で、体格の良い出力の大きな選手の中にはTTで56Tのアウターで走っていたりしますね。
ケイデンスが低いので見ていて一瞬遅そうにも見えまが、実際は早かったりするんですね。
しかしながら絶対出力や身体的ダメージなどを総合的にみれば、ケイデンス重視の「回す」ペダリングをすべきなんだと、見ていて感じています。
ところで写真を見るとスリック・タイヤでなく、ブロック・タイヤですよね。このタイヤで出す巡航速度としてはかなり高いのではないでしょうか。
ポラールのパワーメータ付けられる予定はないのでしょうか? soraneko さんの出力がどのくらい出ているのか興味津々です。
一昨年前のツール・ド・フランスに於いて、チームCSCの選手の1人がパワーメータに発信器を付けて出場し、webで常時計測値を見ることができたのを思い出しました。
今晩のツールのゲスト解説者の片山右京氏は練習管理の面からも有効と言っていました。もっとも輸入業者の社長である今中氏が隣にいたので、半分リップサービスだとも思いますが。
by kanchi (2009-07-05 02:41)
たまたま写真はタイヤの交換前の物を使ってしまいました。
速度に関しては、自転車のスペックがMTBというより、クロスバイクに近いので、出せたのだと思います。
これを長時間持続するのはこのバイクでは僕は無理です。
同じギア比でもロードなら無理なく長時間巡航できると思います。
確かに、最低でもケイデンスとハートレートモニター付きのサイクルコンピューターで、状態を観察する必要は相当感じています。
PCに転送して解析できますから、正確な判断が出来るはずです。
パワーメーター付が理想ですけれど、自転車が買える値段ですからねぇ。
by soraneko (2009-07-05 07:59)
MTBは所有したことがないのですが、思った以上にローギアードなのですね。
> 単独でも、MAX35km/h、巡航速度も25km/h以上はでると思います。
そしてこれにはとても驚かされました。
soranekoさんの脚力を差し引いて考えなくてはなりませんが、ケイデンス重視のペダリングでも十分に速度が出せるということがわかりました。以前は重いギアを必死に踏んでいましたから…
今後はもう少し考えながら走ってみようと思います。
by とも (2009-07-06 21:29)
MTBとはいえ、低抵抗のタイヤと比較的軽量な車体の組み合わせの結果だとは思っています。
私の通勤ルートでは、完全な山道使用の重装備MTBで、扇風機のように脚を回転させて、40km/hを持続してロードをぶち抜きまくるツワモノもいますから、やはり自転車は「エンジン=人間」次第と言う事を思い知らされます。
単発のV-MAXや、タイムトライアル、ロードのゴール前スプリントのように短時間で高負荷を駆ける場合、やはり「脚力」が物を言うのでしょうが、「持続巡航速度」となると、ケイデンス重視で、スムーズなペダリングを心がけていた方が、脚の疲労が抑えられて、高速度を持続しやすいようです。
by soraneko (2009-07-07 21:52)