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栃木県も自転車道整備を!、関東自転車道ネットワークを目指せ1 [雑談]

以前このブログで、栃木県の自転車道の整備を訴えたことがありました。
日光や那須などの観光資源に恵まれた栃木県は、平野部に延びる河川の自転車道を整備して、利根川の自転車道に繋げる事が出来れば、観光資源として計り知れない可能性がると言う内容でした。
栃木の自転車道地図.jpg


しかし、現状は、既に出来ている自転車道は、それを有効利用するソフトや意思が希薄な為、ほとんど放置状態で荒れ果てており、未完成路線についても、完成のめどは立っていません。

ところが、やはりちゃんと考える人が居て、それを実現しようと言う動きがあることを知りました。
それは我が栃木県ではなく、埼玉県でのお話です。
埼玉県の河川(荒川、江戸川)を基幹として、自転車道を整備、接続して、ネットワークを構築しようと言う構想があるという話を常連コメンテーターの「ともさん」のブログ「ラフェスタつれずれ日記(http://tomot.blog.so-net.ne.jp/)」で紹介されていました。

埼玉ぐるっと自転車道700km
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/453684/

この話を聞いて正直「先をこされた!」と歯がゆい思いをしました。
まあ、僕個人が騒いでいただけで、特に話題にもなっていませんでしたから、しょうがないんですけど、この話題を栃木県知事にメールした事もあり、「ヨタはなし」程度であしらわれていた事は予想していましたが、やはり、気がついて、実行に移せるか否かは、行政側の「センス」のレベルもあるのかなとも思います。

県庁所在地の宇都宮市は、「自転車の町」としてようやく売り出すことに行政も乗り気になってきたようで、宇都宮市密着のプロ自転車チーム「宇都宮ブリッツェン」の壮行会で、市長が来年の「ジャパンカップ」で、山岳部だけでなく、市街地道路を閉鎖して、レースを観戦できるように検討しているなどという、数年前では考えられないような動きがあるのも事実ですが、ソフト、ハード共にまだまだの感は拭えません。

この際是非埼玉県で実現してもらい、実績を上げてもらえれば、隣接する他県も重い腰を上げてくれるのでは?と淡い期待はあります。

ただ地元のサイクリスタが、積極的に声を上げていかなければならないのが大前提ですね。
あまり郷土の悪口は言いたくないのですが、どうも栃木県人は、カゲでこそこそ言うのは好きなくせに、堂々と人前で主張する事が苦手なようで、よい意見でも、声が聞こえてこない事が多いですね。

そんな中で、僕のような人間は「変人」扱いですが、どう思われてもいいですから、この話は大いに騒いで、多くの人達に訴えかけて行きたいと思います。
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ももんが

自転車ブームと言われて久しいですが、まだまだサイクリストはマイノリティなんですよねー。
大金を投じてサイクリングコースを整備して費用対効果が得られるのかとお役所はびびってしまうのではないでしょうか。
札幌も計画は立派ですが完成のメドは立ってないです・・・。
by ももんが (2010-02-13 00:45) 

とも

こんにちは!
地図を拝見させていただきましたが、栃木も立派なサイクリングコースがありますね。栃木には素晴らしい観光資源がありますし、宇都宮は立派なプロチームもあります。伺ったところ市長さんも乗り気の様子なので、埼玉に続いて手を挙げてもらえるといいですね。
仰るとおり、地元のサイクリスタが積極的に活動することと、やはり地元企業と地元市民の協力は不可欠です。ただ自転車が流行っているからという安易な考えて取り組むと一過性で終わってしまい、後には誰も通わない荒れた道が残るだけになってしまうと思います。一サイクリスタそして出来ることは、そうそう無いのでしょうけど、お互いに出来ることはやっていきましょう。基本ですが、走行時のマナー(交通ルール遵守やハンドサインの励行など)は、見られても恥ずかしくないような行動を心掛けます。それと、身近な人への啓蒙から広げていけたらと思います。
先のことを言ったら笑われますが、将来、各県がサイクル網を張り巡らし、またそれらがお互いに繋がったら最高ですね!
by とも (2010-02-13 12:22) 

soraneko

ももんがさんへ

僕も、果たして大金(我々の税金)を投入して、どのくらいの耐費用効果があるのか?と考えると、行政が及び腰になる気持ちはわかります。
「ハコモノ」の延長線上の発想で、現実にそぐわないモノを作られて、その後は放置(現状がそう)では意味がありませんものね。

実は「サイクリング」という言葉で進められるのもチョッと不安で、「ママチャリでのんびり走る」程度に考えられると、平気で路面に段差や、間隔の狭いポール(速度を落とす為恣意的?)を作って、ロードバイクが走りづらい環境にされてしまう可能性も否定できません。

だからこそ、余計に「ボトムアップ」で利用者の、市民の意見が反映されなければ意味が無いのだと思っています。

by soraneko (2010-02-13 13:01) 

soraneko

ともさんへ

モータースポーツが日本で定着しなかった原因の一つが、気軽に走れる場所がなかったと言う事もあったと思います。

そういう観点から、サイクリングロードの普及は重要になってくると思うんですよね。
そのためには、ともさんの仰るとおり、「産官民」の連帯は不可欠で、特に一人一人のサイクリスタが、自分の楽しみの為ならず、共有の利益の為に、力を出し合うことは「絶対条件」だと思っています。

裾野が広がり、社会的に認知されていけば、結局一人一人の利益にもなるはずで、そのためには、「マナーアップ」など、身近なところで出来る事は実行しよう僕も思っています。

サイクリングロードや、自転車走行ゾーンの整った国道や県道をリンクして、関東中を自転車で旅する事が出来たら本当にすばらしいでしょうね。

また「ジャパンカップ」がUCIロード世界選手権で定期的に開催されるようになれば、F1の「SUZUKA」のように、宇都宮も世界的に認知されると思いますけどね。
餃子だけだけじゃなくて(笑)。
by soraneko (2010-02-13 13:36) 

kanchi

あまり結果は重要視されていない消化試合的要素がるとはいえ、UCIプロツアーのチームが参加するレースの開催地なのですから、他の都道府県に奪われないようにもう少し自転車道を整備して魅力的なコースを設定して欲しいですね。 そうなってますます認知度が有れば県内各所での自転車道整備に追い風が吹くように思います。

変に自転車だけが売り上げ伸ばして、自転車の走行を考慮していない造りの道路で事故だけが増えるという構図は避けたいですね。 道が整備されていって、街道筋の道の駅や飲食店にサドルを引っかけるバーが装備されるのが普通になるくらい(サイクリストを無視できなくなるくらい)盛り上がると良いなぁ と、感じています。
by kanchi (2010-02-24 11:22) 

soraneko

kanchiさんへ

確かに消化試合で、放送のアナウンスで、「イヤー、普段紹介しない顔ぶれが先頭集団にいて新鮮ですね!」などと自虐的なことをいっていましたねぇ。
宇都宮市は、市街地コース設置のための予算が、正式に議会に提出されるそうです。
驚きました。

ほんと、どんなジャンルのブームでも、必ず「ハード」先行で、問題が噴出するのは情け無いですね。
自動車用の「道の駅」ばかりではなく、自転車も快適に利用できるポイントが増えて欲しいです。
by soraneko (2010-02-24 19:41) 

敷樋 賢

はじめまして
私は埼玉県人です。埼玉には、良いサイクリングロードがあるということですが、すべてのCRが川沿いのため南北あるため、県民としてはやはり不便なものです。江戸川CR・見沼代用水CR・荒川CR・狭山CRすべて最終地は葛西臨海公園となります。そこで今度は宇都宮まで行きたいと思い調査し
ていたのですが、利根川CR・思い川CR・姿川CR・田川CRと乗り継いで行けそうなので近いうちに決行しようと思っています。
何かご存知のことがあったら教えてください。
by 敷樋 賢 (2011-06-11 17:33) 

soraneko

敷樋 賢さんへ
コメントありがとう御座います。

東西を結ぼうとすると、一般道の整備などが必要になる理屈は栃木県も同じです。
宇都宮市内は、実験的に生活用の自転車専用走行帯の「色分け」などをしていますが、そもそも行政に数十キロ以上の道のりをツーリングするという発想が今だ無いので、厳しそうですね。

僕は宇都宮から江戸川下流まで自転車道沿いで行った事はあります。
残念ながら思川・姿川CRのサイクリングロードの整備状況は「放置」に近く、道も所々で寸断されています。
江戸川サイクリングロードの終点の利根川との分岐点に「関宿城博物館」というお城のような建物があり、その南側の「境大橋」(自転車は右側の歩行者橋を使う)を渡って、県道「境、結城線」を北上される方が、日曜日なら交通量も少なくてお勧めです。

結城市からは、県道「結城、上三川線」を北上して宇都宮に向かうのか、「舟戸橋」で交差する田川CR(宇都宮市内に直接は入れます)に行くか、東側にある「鬼怒川自転車道」にアクセスして北上するのが便利だと思います。


by soraneko (2011-06-11 19:11) 

kame

始めまして。
私はサイクリングロードを長距離散歩道として利用している者です。

群馬県から栃木県に転居してからサイクリングロードを探して、姿川サイクリングロードや黒川サイクリングロードを散歩しました。
未整備の道、休憩所の未整備などがあり長距離散歩に不便を感じています。
群馬県には高崎の井野川から利根川を経て伊勢崎を抜け前橋の桃の木川に至る約70kmの連携された複数のサイクリングロードがあります。荒れた道もありますが、整備された道が多いように感じます、休憩所も整備されつつあるようです。

地図を拝見したところ渡良瀬川サイクリングロードという道があるのですね、近いうちに散歩してみたいと思います。整備が進んでいれば助かりますね。
by kame (2011-08-28 10:11) 

soraneko

kameさんへ
コメントありがとうございました。

栃木県の多くの施設は、「作っただけで放置」といパターンが多いので、本当に困ります。
せっかく作ったハードをこなすソフトや人材の欠如ですかねぇ。

と、愚痴って申し訳ありません。
その代りと言ってはなんですが、広域農道や旧街道など、比較的交通量が少なくて走りやすい道が少なくないので、繋げて走れば結構快適に遠くまで行けるのでお試しください。

というより、解っているのなら、僕が皆さんに紹介すべきですね(笑)。
秋にお楽しみツーリングのできるルートなどを見つけてご紹介していきたいと思います。
by soraneko (2011-08-28 21:15) 

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