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チームツーリングでぶらりグルメ旅 [雑談]

本日は、職場の仲間とツーリングに出かけました。
チームジャージ完成記念と、一人が新車を購入したので、「納車記念」と言うことでの企画です。

何時もだと必ず「峠」だの「長距離」だの、ヘロヘロになるまで走りますが、今回は「ほど良い距離と速度で美味しい物を楽しもう」という事で、半日程度行程にしました。
集合地点までは遠い人は車で集合です。
かくいう僕も先週の仕事の疲れが取れていないので、後輩を乗せて車で向かいました。

集合地点は、栃木県壬生町の「壬生総合公園」で、そこから栃木市を通過して佐野市にある、佐野ラーメンの元祖といわれる「森田屋」さんを目指す事だけを決めてあり、後は行き当たりバッタリの「ぶらり旅」です。
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9:00に出発します。
出来るだけ大きい街道は避けて、AV27km程度の速度で走り出します。
橋は、風も弱く、日差しさえあれば、かろうじて半そでジャージ(長袖インナー有り)で快適に走れる絶好のサイクリング日和でした。
しばらく走って、大平町に入ったところで何かイベントをしています。
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先週もそうですが、この時期各地で「物産展」のような物を催しているようです。

こんな物もあります
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10:45頃には目的のお店に付きました。
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11:00開店ですが、もう4人ほど並んでいましたので後につきます。
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開店して即入店、注文をしました。
横の厨房では佐野ラーメンの証たる「平打ち麺」を青竹に乗って打っています。
ラーメンのお味に関しては、「好みの問題」という事にしておきましょう(笑)。

さてお腹もいっぱいになったので「何処に行きます」と聞かれたので、「さあどうしよう」と言ったら驚かれてしまいました。
そういえば、このメンバーでの何時ものツーリングは、キチンとルートと行き先は決めて走っていましたから、そりゃ驚きますわな(笑)。

でも、今回は、あえてsoraneko流「風任せ」ぶらり旅を堪能していただこうと、あえて皆さんに行き先をお任せしました。
で、「ジェラードが食べたい」という事で、近くにある「たぬま道の駅」に向かって見ました。
かすかな記憶と、標識を頼りにたどり着いて、此処で休憩です。

余談ですが、最近自転車ツーリングで「道の駅」を利用する機会が多いのですが、なんというか、中身や売っている物がパターン化している印象があります。
昨今の「御当地B級グルメ」も増えているのですが、なにか似たようなものが多いようですね。
ついでに、ロードバイクが立ちよることに対して配慮してある駅はほとんど無いのも現状です。
「物を売り込む」という事だけではなく、もう少し、ゆっくり座って体と心を癒してくれるような発想が有っても良いような気が個人的にはしています。

さて、此処から栃木市にある「かりんとう」の美味しいお店に行こうという事で、再び先導します。
こういったときに役に立つのは「ユピテルATLAS]GPSマップで、お店の住所を検索してポイントを登録すれば、現在位置からそこまでのラインが表示されます。
ナビのように、「自動経路検索」機能はありませんが、方角がわかっていれば後は好き勝手に好きな道を選んで走ればよいので、「ぶらり旅」にはもってこいです。
多少は、以前探索したルートを覚えていたので、街道を離れ、「岩船山」沿いの田舎道をくねくね曲がりながら栃木市内を目指します。

メンバーは、最初次から次へと知らない田舎道に突撃していく事に当惑していたようですが、自動車の通行量が少なく、ちょうど紅葉が進んだ里山沿いの道をのんびり自転車で走ることの楽しさは判ってくれたようです。
僕は普段こんな事ばっかりしているんですけどね(笑)。

栃木市内に入って、現地のかりんとうやさんに到着したら、シャッターが閉まっています。
しまった定休日かなと横に回ると店主の方がちょうど店じまいをしているところでした。
「お昼過ぎには売切れてしまうので、閉店するんですよ」との事で、ここはリベンジですね。

で、帰路は古い蔵が立ち並ぶ「巴川」を見に行く事にします。
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最近栃木市は、「蔵野町」として観光スポットでにぎわっている「そうです」
「そうです」とは、僕自身通過する事はあるのですが、意識的に観光で立ち寄るのは45年の人生で初めてだからです。
地元の人間、特に若い人は此処に観光でこようという発想が無いんですね。

インフラ整備が立ち遅れ、広い面積に居住地点が点在している北関東は、完全に自動車による移動が「当たり前」になっているので、狭くて自動車が通りにくい、駐車できない旧市街地は急速に寂れてしまっているんですけど、それ故に皮肉にも発展から取り残された、大戦の米軍による空襲に会わずに生き延びた古い町並みが、いま脚光を浴びているんですね。

ツマラン能書きはおいといて、ここで休憩します。
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通りがかりに雰囲気が良かった「舟見屋」さんというお茶屋さんに立ち寄り、「甘味」を頂く事にします。
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僕は「あんみつ」に引かれたのですが、メニューにあったなんと「かんぴょう」の入った「船見カレー」に惹かれてしまい、スイーツの他に一つだけ注文して4人で食べる事にしました。
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一般的には海苔巻き寿司の中身としか思われていない「かんぴょう」ですが、確か栃木県は日本一の名産地だったと思います。
基本的に「無味」なので、どの様な料理にも合います。
カレー自体は、おそらく野菜と果物をじっくり煮込んだマイルドな味わいのカレーで、僕の好みの味でした。

またまた余談ですが、僕は香辛料やハーブが強く効いた料理はあまり好きでは有りません。
いわいる「スパイス」は、ちゃんと使い方を判っている人が調理する料理なら「美味しい」のですが、素人の方の多くは「入れすぎて」、そのスパイスの味しかしないという、とても残念な物が少なくないので、だったら素材の味をしっかり生かした料理の方がいいなぁと思ってしまうのです。
「何でも強い香辛料を使えば良いというではない、甘いわ!」と、お前は海〇雄〇か!(苦笑)。

ああっ!脱線しきりですが無理やり話を元に戻すと、とにかく「満腹」になり眠くなってきたので、急いで帰路に着きました。
15:00ごろスタート地点に戻り、ツーリングは終了です。

本日の記録です
走行距離    75.1km
最高速度    50.1km/h
AV速度     24.8km/h
最大HR    -
平均HR    -
最大Cad    133
平均Cad    82
消費Kcal   3985
カロリーはユピテルの記録です。
これだけ消費していれば、アレだけ食べても太りはしないでしょう、痩せないけど(笑)。

約6時間の行程で3時間走行して3時間休憩しいた感じです。
平均速度を落とせばロード初心者や、クロスバイクでも十分楽しめるツーリングだったと思います。
スポーツとして自分を追い込むトレーニングや、イベントでの競い合いを楽しむのは、ロードバイクの「王道」で、強い刺激と達成感は醍醐味ですが、こういった「のんびりツーリング」でも十分運動になった上に楽しめるので、通勤や近距離ポタリング主体で、ロングライドに躊躇している多くのサイクリスタには、是非「チャレンジ」して欲しいです。













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コメント 8

nabe

田舎道の風任せの旅も楽しそうですね^^
田舎育ち、都会に住んでるオイラはやはり山や田舎が恋しくなります^^;
自転車で走っても車が少ないのもいいことですし、何より走りやすい。 おいしいものももちろん多いですし。
今度、実家に帰ったらちょっと田舎道を走ってみますかねえ^^
by nabe (2010-11-28 13:06) 

soraneko

nabeさんへ

北関東は首都東京から100km圏内ですが、都市部を除くと田舎道にはこと欠かないのがありがたいです。
田舎生まれで田舎育ちの僕は、いわいる「コンクリートジャングル」にいると体調がドンドン悪化していきます(笑)。

自転車とはいえ、ロードで飛ばしていると、視界が狭まり走行に神経を集中しているのでいろいろな物を見過ごしている様です。
by soraneko (2010-11-28 16:07) 

やっとこ

どうも!やっとこです。
ツーリングでは大変お世話になりました。

いや~美味しいラーメンでした!グルメツアー万歳です(笑)。

また宜しくお願いします!
by やっとこ (2010-11-28 16:24) 

soraneko

やっとこさんへ

トレーニングの為に精一杯走るのもシンドイながら楽しい(自虐?)んですが、こういったツーリングも楽しいですね。
僕は、季節や体調、気分により使い分けて自転車生活を楽しんでいます。

出来れば、多くの仲間や家族なんかと楽しくツーリングできればもっと楽しいような気がしますよね。
by soraneko (2010-11-28 17:09) 

ももんが

かんぴょうの海苔巻き大好きっ子でした。
カレーに入れるのはどうかと思いますが・・・。
ちょっと興味ありますねー。
お昼に売り切れてしまうかりんとうにも興味津々です。
ぶらりグルメ旅素晴らしいですね。
by ももんが (2010-11-28 20:08) 

soraneko

ももんがさんへ

かんぴょうの食感は、タマネギのようで違和感は無く美味しかったです。
地元では、煮物やお吸い物、味噌汁なんかにも入れますが、工夫次第ではいろいろ使えるとの事で、これでB級グルメでも作れば、販路が広がるかも知れ無いですね。

かりんとうは、油で揚げていない物で、かなり人気だそうです。
以前はドライブで美味しい物を探していましたが、サイクリングだと食べた分は確実に消費できるので、気兼ね無く食べられるのが、メタボな食いしん坊には嬉しい限りです。
by soraneko (2010-11-28 21:03) 

ロックシップ

北関東の比較的近い場所でも、車で移動して運動公園みたいな場所をベースにサイクリング・ポタリングを楽しむというのはなかなか良さそうですね。
大平の産業祭りははやり先のブログの様に新嘗祭、収穫祭の一環でJAしもつけの「ふれあい祭」を兼ねているんですよね。
家内は毎年ここで販売される高級海苔の「傷はね品パック」を買うのを楽しみにしていたのですが、今年は出店がなく大変残念がっておりました。

佐野ラーメンは少々独自の道を行っていますので、万人向け、という訳ではないのでしょう。
自分も銘店「おぐらや」に初めて入った際には何だか味が穏やか過ぎて、あんまり旨いとは思えないなあ…と感じたものでした。
今では食べつけたせいか美味しいと感じるようになりましたが…
(逆に九州とんこつは初めて食べた途端、「ズガーン」ときて、こんなに旨いラーメンがあったんだ!とショックを受けたものですが…)
松本零士先生の生まれ育った時に食べたラーメンも、きっとこの味だったんでしょうかねぇ…

干瓢は正直自分はあんまり美味しいと感じた事は無いんですよね。
特に乾物のあのプン、とした臭いは嫌いでした。
西日本に転勤になった折、「かんぴょう巻き」が存在しないのには驚きましたが…
まあ、主要な具として看板を張れる器ではないですね…
それでも数少ない栃木の名産として頑張ってほしいモノです。

by ロックシップ (2010-11-29 22:08) 

soraneko

ロックシップさんへ

公園など、比較的駐車場に余裕のある施設と名所の間の道路を自転車用に整備すれば、「パーク&ライド」で、家族なんかで安全にサイクリングを楽しめるんですがね。

佐野ラーメンは以前食べたお店はさほど違和感は感じなかったので、いろいろあるのだと思います。
個人的には松本先生の「男おいどん」にでてくるラーメン屋さんの、おそらく「東京ラーメン」がラーメンのイメージとして有るので、あまり凝っていたり変わっていたりすると違和感を感じるのかもしれません。
そういえば「銀河鉄道999」でも、鉄郎が美味しそうに食べていましたね。

かんぴょうは、確かにそれそのものは美味しいものではないですよね。
売り出したいならそれなりの工夫は必要で、そこはアイデア次第だとおもいます。
by soraneko (2010-11-30 20:04) 

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