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「人間主体」を忘れた、JR東日本の新幹線トラブルのお粗末な顛末! [雑談]



久しぶりの更新です。
色々と片付いて来たので、ボチボチブログを進めて行きたいと思います。

さて上の記事、なんともお粗末な話ではありませんか!。
JR東日本は、最近トラブルが多く、頻繁にこの手のトラブルで利用者に迷惑をかけているように感じています。

コンピューター制御やオンラインなど、確かに多くの情報を短時間で処理してくれるので便利なのですが、それに頼りすぎていると、こんな些細な事でウントモスントモ言わなくなるのも事実です。

航空機の自動化のときに良く言われた事ですが、人間が自主的に操縦しているという意識を常にもって「人間主体」で運行していないと、コンピューターのまかせっきりで、その制御に頼って「コンピューター主体」になったときに取り返しのつかないことが起きるといわれ、現にエアバス機が名古屋空港でそのようなトラブルで墜落事故を起こし、尊い命が大勢犠牲になってしまいました。

こんなことは日常生活でも、職場でも良くありそうなことだと思います。
最近は、つい電子制御化された機械やシステムが便利で頼ってしまっていますが、肝心な時に、本当に頼るべきは人間の判断力と行動力で、そのための「スキル」は、ちゃんと磨いておかないと「電気が絶たれたら動かない冷たい機械を前に立ちすくむ」なんて事になってしまいそうですね。
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ももんが

うちの職場は人力オンリーなので想像つかないのですが・・・。
普段機械任せでラクしていると何かあった時に対応できなくなってしまいそうですね。
こういう時に普段の積み重ねが問われるのでしょうか。
JRを利用する事は滅多に無いのですが、しっかりして欲しいと思います。
by ももんが (2011-01-19 00:03) 

nabe

JR東日本はお粗末でしたね。
JR東海の管内じゃ全く聞かない話です。(人為的ミスで架線は切りましたが…)
うちの仕事場はすべて機械と電気で制御してます。 人間はそれを操作して手助けするのみですね。
でも今まで何もダウンしたことないです。 故障が起きた時は警報が上がって機械が停止することはありますけどまず電気的にこけることはないです。
by nabe (2011-01-19 06:33) 

やっとこ

どうも!やっとこです。
ちょっと不謹慎かも知れませんが、やはり腕ですよね(笑)
by やっとこ (2011-01-19 23:00) 

soraneko

ももんがさんへ

国鉄時代は、運行を司る「ダイヤ表」を作る達人がいて、複雑な運行を組上げて、突発事項にも臨機応変に対応していたそうです。
そのシステムを「ソフト」として入れてコンピューターで運営していると、誰でも運行管理が出来るのでしょうが、システムが止まるとお手上げになってしまうのでしょうね。
by soraneko (2011-01-20 20:19) 

soraneko

nabeさんへ

ホント、些細なトラブルで運行が停止して、広範囲に渡って長時間復旧しないと言う話が多すぎるような気がしますね。
ある意味故障に対応して復旧させる「トラブルシューティング」の想定と訓練がおざなりになっているのでしょうかね。
by soraneko (2011-01-20 20:22) 

soraneko

やっとこさんへ

そうなんです、最後は人間の腕、経験、判断力と言った物が効いて来るはずなんですけど、そういったものが最近軽んじられるようになっているような気がしますね。
by soraneko (2011-01-20 20:24) 

ロックシップ

システムのオーバーフローとは情けないですね。
運用前にシミュレートするなど事前予測が立たなかったんでしょうか?

しかし可哀そうなのは利用者でしたね。
せっかく天候によって左右されにくい安定的な運行が期待される新幹線を選んだはずなのにこれでは…

東北新幹線がミニ新幹線支線を抱えて運行形態が複雑なのは理解できますが、このままでは320km/hでの安全運航確保でさえ懐疑的になってしまいます。
by ロックシップ (2011-01-21 12:20) 

soraneko

ロックシップサンヘ

単純ミスと言っていますが、そのミスが許されない世界なのでは?と、思うんですけどねぇ。
日本の高速鉄道が世界に誇るべきは、車両や運行システムなどのハードではなく、「営業運転で死亡事故ゼロ」を誇る、安全で、安定した運行を支える人々と、その「使命感」だと思います。
by soraneko (2011-01-21 19:59) 

とも

人為ミスを防ぐためのシステムですが、それが正常に機能しなかった時の人間の無力さには情けなくなりますね。自分も会社でもっとチャチなシステムの下で働いておりますが、ちょっとイレギュラーなことが発生すると大変だものなぁ…
システムを熟知している人間がちゃんと常駐していればいいのでしょうが、難しいでしょうね。皮肉なことですが、人為ミスをカバーするためにシステムが複雑化すればするほど、より深刻な事態が発生する可能性が高くなるような気がします。
by とも (2011-02-21 00:13) 

soraneko

ともさんへ

「人為ミスをカバーする為にシステムが複雑化すればするほど・・・・・」は成る程と膝を叩きました。

現場では、システムを熟知して技術に長けている人々の熱意や使命感のような物で支えられていたはずなんですけど、人件費抑制と天秤にかけて、そのような人々を蔑ろにして、使えないような複雑な自動システムに置き換えているケースが多く、そのシステムがエラーを起こせば、当然のように対処できなくなるわけで、JRに限らず事態は深刻だと思います。

最近、多くの人たちは、コンピューター上でソフトを走らせれば、自動的に物が作れて簡単に儲かるように考えているような「妄想」を単純に信じているようで、そういった考え方が根っから気に入らないんですよね!。
by soraneko (2011-03-05 00:19) 

kanchi

過去に富士通さんやIBMさんにシステム設計の要求定義書を書いてきた者として感じるのは、これはシステム設計や運用設計での手抜きが原因で、実務担当者レベルでは起こることは分っていたでしょう、たぶん。 予算管理している管理職レベルでは自分が担当している期間に障害が起きなければよいや的に見て見ぬふりしてきてるのじゃないかと思えます。

システムのキャパシティ管理していたら、運用面で注意すべき点は予め分ってオープンになっていたでしょうに、お役所仕事だったんでしょう。目先の銭を稼ぐことばかり注力しているように感じます。
by kanchi (2011-03-11 14:04) 

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