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もてぎRUN&BIKEエンデューロ、雷雨で中断、判断が甘い主催者に「喝」!!生死に関わるぞ! [イベント]

本日は栃木県茂木町にあるツインリンクもてぎの「RUN&BIKE5時間エンデューロ」に出場してきましたが、凄まじい雷雨で12:45をもって5時間は中止になってしまいました。

ま、サイクルイベントは天候に左右されるのはやむを得ない話で、中断されたことに文句があるわけではないのですが、問題はそのタイミングで、明らかに中止の判断が遅く、一つ間違えば犠牲者が出ていてもおかしくない状態だったのが何とも頭に来ていて、今怒りに燃えています!。

「いや、こんな凄い雷雨になるとは思わなかったんです」なんて陳腐な言い訳は聞きたくありません。
じつは走行前から本日は天候の悪化が予想されていて「風向きが変わって気温が低くなってきたらヤバいですよ」などと、おなじクラブの方々とも話していたのですが、走行中明らかに風向きが変わってきて気温が急激に下がり、サーキットの西側に「稲光」が見え始めました。

この時点で僕は「ヤバイ!」と思って、コースの係員に「雷だよ、大丈夫なの?」と何度も怒鳴りましたが、係員はポカーンとしていて表情に危機感がありません。
いよいよかなり巨大な積乱雲が近づいてきて雷鳴まで聞こえているのに、一向に中断される気配がないので、頭にきてコース横の係員に「何やってんだよ!雷なんだよ!」と怒鳴りました。
走行中も、ベテランのライダーの方とかと「これはかなりやばいよね」とか「なんで中断にしないのかな」とかお話していたのですが、そのうち凄まじい豪雨と落雷の直撃の衝撃までサーキット中に響き渡ってきました。

ここに至りやっと「中断」のアナウンスが流れ始めましたが、コース上にはまだたくさんの参加者が走行しているではないですか!。
これでは落雷の直撃を受けて、被害者が出てしまってもおかしくない状況になりました。
ピットに戻っても、凄まじいい豪雨と、突風が吹き荒れてシャッターを閉めないと吹き飛ばされそうな勢いで、もうレースどころではないどころか、参加者の無事をいのるのみでした。
もてぎ120506 004(2).JPG


結局5時間部門は中断になりましたが、なんと7時間部門は「晴れてきたのでレースを続行します」ときました。
正直この状況で一時的に晴れていたからと言ってレースを続行させる判断に正気を疑いました。
携帯で情報を入れると、付近の市町村は広域に停電していてかなりの規模の暴風雨であったことが解ります。
帰りの道すがら、吹き飛んだ木々や家財が散乱していて、電線は垂れ下がり、なんと完全に倒壊している家屋もあり、屋根の一部が県道を半分塞いでいるという惨状でした。

思い返すと腸が煮えかえるのですが、アナウンスしているネエチャンが、「管制塔から雲が見えているから、素早い中断の判断が出来るんですね」とのたまわっていましたが、僕に言わせれば、大会役員のお偉いさんが、「現場」でキチンと判断しないで、丈夫な建物の中でのほほんとしているから、判断を誤ったとは言えないでしょうか?。

いかん、冷静にならなければ・・・・・。
とにかく、現場感覚のない、危機管理のできない連中が運営するとこんなものなのかもしれません。
これ以上怒りにまかせて駄文を書き綴るのも見苦しいのでここまでにしますが、最後に一言。
「RUN&BAIKEを主催した団体の主催するイベントには、金輪際参加しないぞ!」


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ももんが

さっき外出から帰ってきてネットでニュース見てびびりました。
よくぞご無事で。
すごい被害だったようですね。
落雷を受けて重体になった方もいるようですし、雷鳴轟く中での競技続行は愚行と言うほか無いですね。
お怒りはもっともです。

by ももんが (2012-05-06 18:10) 

soraneko

ももんがさんへ

サーキットを襲った凄まじい突風も、竜巻やダウンバーストだった可能性がありますね。
周辺の道路は停電で信号機が沈黙しており、緊急自動車が走り回るありさまで、マジで「東日本大震災」当日を思い出しました。

イベントの主催者も言い分があるでしょうが、一周7kmのコースですから、参加者全員の安全を図るのなら、本当に考えていたのなら最低15分前にはコースをクローズドして、参加者を避難させるべきでした。
管理者が表に居なくとも、3分おきに更新される雷レーダーもネットで見られるご時世なので、天候に関する監視が甘かった言われても言い返せないでしょう。

この春のもてぎのサイクルイベントは、以前は確かシマノが主催して行われていたのですが、今の形になってからは何か運営がちぐはぐで、あまり評判が良くあいませんでした。
犠牲者が出ていれば関係各位にも多大な迷惑をかけていたことを考えれば、関係者には猛反省を促したいです。
by soraneko (2012-05-06 19:07) 

sibling

初のコメント失礼します。渋谷です。

今日は、いきなり話しかけてしまいすみませんでした。
色々お話しさせていただいて楽しかったです。
ありがとうございました。

私は、ほぼ最後のころにピットに戻ってきたので、どんどんシャッターが
閉められてしまい、クラブのエリアに入れず途中の空いているピットで
雨宿りしていました。
帰りの車の中で、益子の街中の信号が動作していなかったのを見て
ビックリしました。自分が、突風や雷の被害者に遭わずにすんで良かっ
たです。

また、機会がありましたら、色々とお話しさせていただけると嬉しいです。
同じマドン仲間としても、よろしくお願いします。
by sibling (2012-05-06 19:57) 

やっとこ

イベントお疲れ様でした。
危機管理と言った点では、判断してから現場で周知され、終結するまでのタイムラグを考慮しなければなりませんから
いち早い決断が大切になりますよね。
今回の天候で主催者も再認識できたのではないでしょうか?
そうあって欲しいところですね。
by やっとこ (2012-05-06 20:54) 

soraneko

siblingさんへ

こちらこそ色々とお話していただいてありがとう御座いました。

たまたま我々のエリアのシャッターが閉まらなくて、凄まじい風が吹き込んできてピット内が騒然と成りました。
雷もそうですが、あの強風では転倒とか飛来物が当たるなど、かなり危険な状態でしたから、皆無時でホッとしました。
帰宅してニュースを見て再度災害の恐ろしさを痛感しました。

大変なイベントになってしまいましたが、もう少し穏やかな気候の時に、また御一緒して楽しみたいですね。
こちらこそよろしくお願いします。


by soraneko (2012-05-06 21:44) 

soraneko

やっことさんへ

今回のようなケースは特異なケースとはいえ、「人命」がかかっている以上、最悪のケースを想定した判断は必要ですよね。
ほんと一分一秒を争うような状況の中で、状況を的確に判断できない多数の人間の「協議」は、意味をなさないんだと思うんですがね。

そう考えると、「草津」の時はコースが短縮されて残念でしたが、「万一」を考えての判断としては、的確な判断だったと改めて思いました。
by soraneko (2012-05-06 21:55) 

nabe

ニュース見てビックリしました。
天候だけは考えて欲しいですね。 
やっぱりどんなスポーツでもプロほどは守られないんですかね?
ちょっといい加減すぎます。
by nabe (2012-05-07 06:39) 

soraneko

nabeさんへ

サーキットにいるときは、「なんて自分たちはひどいめにあっているんだ」と思っていましたが、それ以上の惨事が広がっていました。

このところ色々なイベントに出て感じていましたが、主催団体がその競技を統括する「解っている」集団や、歴史が有ってノウハウがある地方行政などが行う場合、比較的「危機管理」がしっかりしているのですが、イベント会社や旅行会社が主催しているイベントの場合「?」と思う運営をしているケースが多かったように感じています。

登山とかも旅行会社等が、足腰が定かでないド素人の老人を山に引き込んで、遭難や疲労困憊のうえ集団救助されるような事が、報道されないところでもかなり顕著になっていると聞いています。

企業活動として、本当に安定的な収益を得るためにイベントを運営して定着させるのなら、まず「危機管理」こそ重視されるべきだと思います。

by soraneko (2012-05-07 19:45) 

とも

昨日は千葉の北東部に出かけていたのですが、風は強かったものの晴れていて、まさか近県であんな惨事が起きていたのだなんて、夜戻ってニュースを見るまで思いもしませんでした。
soranekoさんも不安の中、相当な苦労をされたことかと存じます。サーキットなんて、いつ落雷に遭っても不思議ではない立地ですから…よくぞご無事でと胸を撫で下ろしております。
参加者は(障害の程度にもよりますが)、せっかくだから何としても走りたいと考えがちですから、それこそ運営が毅然とした態度で、中止や中断を”事前に設定した条件”を基に的確にジャッジすべきでしょうね。楽しいはずのイベントでの事故は悲惨過ぎます。これを機に”運営の責任とは何か”を真剣に考えてくれたらと願うばかりです。
お疲れ様でした。どうか体調を崩されませんように。
by とも (2012-05-07 21:35) 

ロックシップ

とりあえず昨年に続きご無事の御帰還何よりでした。

我が家は別の意味で非常時でしたので「もてぎの状況」まで考えが及びませんでした。
しかし、ももんがさんもおっしゃる通り、茨城県北西、栃木県東の被害状況を聴くに及ぶと「良くあの状況で走らせたなあ」と思います。

まあ、主催者なんて言ったってイベント屋なんぞピンキリで、「危機管理」など疎くて当たり前ですからスポーツイベントも自己防衛意識を持つことは必須ですね。

しかし、地元であるコース管理者も呑気ですなあ。「こんな状況ではもうコースを貸せない」と、早々に中止勧告を出すべきところでしょうが。

もっともこれほどひどい状況も想定外かもしれませんが…
by ロックシップ (2012-05-07 22:56) 

田舎者初心者

昨日の雷、突風は凄まじい出来事出したね。自分は今回、参加していませんでしたが、会場がとても心配でした。 
お疲れ様でした。中止にはなりましたが忘れられない思い出になったのでは!話は変わりますが4月30日、私も土浦に行きましたよ。お昼を食べに行くと隣のとなりの席でカレーと豚汁を食べている人が!まさかと思いましたが声をおかけすれば良かった。声をかけずにすみません(>_<)またの機会お会い出来たら是非とも声をかけさせてください!
by 田舎者初心者 (2012-05-07 23:19) 

soraneko

ロックシップさんへ

仰る通り、最終的には自己管理ですから、自分自身で判断できるようにしておくべきだと思います。
プロの場合、生活が懸かっていますし、そのあたりのリスクを含めて判断できるスキルがあるとい前提だと思いますが、やはり「素人」を集めたイベントですから、主催者は危機管理の重い責任があると思います。

確かに「想定外」の規模であったことは間違いでしょうね。
危機管理の原則は、そのスキルを持った責任者に権限を集中させ、その判断を確実に実行させる事が必要なんですが、その重要性を認識している企業や団体があまり多くないというのが現実のようです。
by soraneko (2012-05-08 06:16) 

soraneko

田舎者初心者さんへ

ピットに避難している時、突然凄まじいい突風が吹きこんで、中の物が吹き飛ばされる事態になりましたが、その時「F1」クラスの竜巻がサーキットを通過したようでした。
途中中断もありますが、天候が悪化する前も、かなり強い南風が終始吹いていて、ペースが上がらないなど、自分的には「不完全燃焼」の思いが強いイベントでしたが、記憶にはしっかり刻まれてしまいました。

そうですか、あの日ご一緒していたんですね。
僕は目の前の食べ物と「格闘」していて余裕がなかったので(笑)、気が回らなかったようで気がが付きませんでした。
多分余裕があれば、「サイクリスタ」には声をかけていたとは思います。
by soraneko (2012-05-08 06:30) 

soraneko

ともさんへ

これほどの規模の竜巻の「現場」に遭遇したのは初めてですが、雷の本場である栃木県で育っていますから、突然の雷雨や竜巻、突風に遭遇することは、子供時代から結構ありました。
だから経験として「ヤバイ」状況は前もって解るんで、僕個人であれば如何様にも対処できると思うんですが、やはり参加している同じクラブのメンバーや、参加者の安否が一番気がかりでした。

競技の続行に関しては、僕が周りを見ていた範囲ではほとんどの参加者の方々が「中止」を希望していたくらいで、続行を希望していたのはおそらく「勝負」に拘る一部の方々と主催者位だったのでは?と思いました。
ホント仰る通りイベントの事故は、せっかく楽しんでいるところの「悲劇」ですからなんとしても避けてほしいです。

今回一応「問題提起」という意味で非難する記事を書いてしまいましたが、こう出るイベントごとにイチャモン付けていると、そのうち「手配書」が回って「参加禁止」とかされてしまいそうですねぇ(苦笑)。


by soraneko (2012-05-08 07:02) 

フロマージュ

昨年の震災に伴う原発事故からわかる通り、日本という国は非常事態が起きた時に何をどうすべきなのかが、全くわかってない国であることが明確になりましたね。能天気な官僚や議員が支配する国家は近代国家とは言えませんね。  そう考えると、我々は何と怖い国に住んでいるのだろうか...と思いますよ!


by フロマージュ (2012-05-09 21:20) 

soraneko

フロマージュさんへ

あまり大げさに言わない方が良いかなとも思いましたが、正直僕も同じように原発事故の件がよぎったのは事実です。
やっている本人達は、まったく普通に真面目にやっているんでしょうが、如何せん「想像力」や「危機感」が欠落していると思うんですよね。
もしくは著しく「現場感覚」が無いというのか、この手の話が最近急速に身の回りにも増加していて、本当に恐怖を感じます。

正直真面目に考えたり、怒ったり、意見したりするのこと自体に「無力感」を感じて脱力感があるのですが、色々と諦めてしまってはいけないのでしょうね。
by soraneko (2012-05-09 21:39) 

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