チームバイクに軽戦闘機、FELT F5登場! [自転車本体]
単に色々といじりたいとか、色々な種類のバイクに興味があるだけともいえますが、自分が乗らない(サイズが小さく乗れない)バイクを作っては「レンタル」しています。
このほどレンタルバイク1号の「TREK1400」が、正式に引き取られることになりました。
ロックシップ氏からは少なくない代金をいただきまして、本当にありがたい限りです。
さて、せっかく頂いた資金なんですが、まあ僕のことですから財布に入れておくと「アッッ!!」というまに旅立たせてしまうことは想像に硬くありません。
いい歳してもう少し計画的にお小遣いを使いなさい!という小学生レベルの話ですな(泣)。
しかし、それではあまりに代金を用立てていただいたロックシップ氏に申し訳ないということで、この「M資金」を元手に、新たなレンタルバイクを仕立てようということになりました。
例によって以下の条件を立てました。
1、少なくともフレームは頂いた資金+αの範囲の値段で購入する。
2、現有してあるパーツは極力利用する。
3、できるだけ中古品、ジャンク品を探し出す。
4、中古と値段の差があまり無いものは新品を購入する。
5、できるだけ多くの人が使えるように、サイズは480~520で探す。
6、ヒルクライムを念頭に出来るだけ軽く硬いフレームを探す。
7、極端にメジャーすぎるブランドはつまらないので避ける。
8、できるだけ程度の良いフレームを選ぶ
といったところで、ショップや中古品ショップ、某オークションをしばらく探していました。
で、某オークションで目に付いたのがこのFELTのF5というバイクのフレームです。
値段はやや高めですが、現行モデルでどうやら完成品から部品をはずしたもののようで新品未使用との事でした。
FELTのトップグレードは「F1SL」で、これはプロも使用している機材でして、それから2・3・4と随分グレードが落ちているように思えますが、実はF2からF5まではほとんど同じフレームだということで、フレーム単体で1kgを切る重量と、キレの良い剛性は定評のあるFシリーズですから、ビギナーや素人が使う分には申し分の無い機材だということで、落札しました。
送られてきたフレーム単体を持ち上げると「うわっ!、何だこの軽さは!」というほど軽いのに驚きました。
フォークもコラムやエンドまでフルカーボンの軽量なもので、カタログではシマノ105組と、2000g超のホイールとの組み合わせで7.92gという重量になるそうです。
これならアルテグラのホイールを入れただけで7.5kg、もしキシリウムSLRを入れれば7.2kgまで軽量になり、その他のパーツを厳選すれば、特別なパーツを入れなくとも7kgを切る勢いのバイクになりそうです。
このバイクを購入するにあたって躊躇したポイントがこの「BB30規格」のボトムブラケットです。
個人的にスレットタイプのBBには良い印象を持っていないので、できれば普通の24mm規格のBBのフレームを探したのですが、新しいフレームは「全滅」という感じで諦めました。
その代わりこのフレームには「スギノ」のシマノ規格準拠の変換BBがインサートされています。
本当ならこれも自分でやって記事にできれば良かったのですが、今後一切関わるつもりのないBB30用の工具などを買うのも忍びないし、第一真新しいカーボンフレームで「やらかした」となりたくなかったので、FRフォークのコラムカットと合わせて、ショップにお願いしてしまいました。
さて一応コンポーネントが全て揃っていつでも組み立てられるようになっています。
ハンドルはオルベアで400mm幅のもの、STIレバーは5700のブラック、クランクはアルテグラFC6750、ペダルは同じくアルテグラPD6701とフラットも用意して、これらは全て中古で仕入れました。
ディレイラーはFR/RR共にアルテグラの6700で、新品の上これが最終ロットだそうです。
ワイヤー類も新品、サドルのセライタリアSLRとカーボンシートポストのボンドレガー、ブレーキキャリパーのRB4500は中古品です。
ブレーキは念のため、シューはRB6700の新品に交換します。
カーボンシートポストのボンドレガー、スプロケットのデュラエースCS7900 12-25T、ホイールのボンドレガーアイオロス5.0ACCは在庫品から持ち出しました。
まあ本当にバラバラな部品の組み合わせではありますが、エントリーロードとは呼べない、中級クラスのスペックで仕上がるのではと考えています。
このバイクの使い道ですが、僕はサイズが合わないので普段はハンガーにしまっておきますが、これからロードバイクに乗ってみたいという人や、イベントなどでステップアップしたバイクを使ってみたいという人がいたら、貸出用に使おうと考えています。
そういえば、これはマニアチックな話で恐縮なのですが、かつてアメリカが共産圏と冷戦をガチンコでしていた頃、失礼ながら予算に乏しくで高級な戦闘機を買えない国に、当時共産圏の主力戦闘機だった「ミヤコンMig21フィシュベット戦闘機」に対抗できる性能を持った「ノースロップF5フリーダムファイター」という、軽量で機動性に優れた戦闘機を「供与」していたのですが、奇しくも「F5」という同じナンバーを持つこのバイクも同じような使われ方をしようとしているのは不思議ですね。
ま、僕は別にどこかの勢力や個人とドンパチしているわけではなく(笑)、あくまで仲間と楽しい自転車生活を楽しみたいだけで、多くのライダーにロードバイクの面白さを味わってほしいというのが趣旨ではあります。
あとは組み上げるだけなのですが、本日は部品を揃えて終了になってしまいました(笑)。
まだまだ梅雨(と呼べるのか?)は続きますから、梅雨明けまでにはなんとか形にして見たいですね。
このほどレンタルバイク1号の「TREK1400」が、正式に引き取られることになりました。
ロックシップ氏からは少なくない代金をいただきまして、本当にありがたい限りです。
さて、せっかく頂いた資金なんですが、まあ僕のことですから財布に入れておくと「アッッ!!」というまに旅立たせてしまうことは想像に硬くありません。
いい歳してもう少し計画的にお小遣いを使いなさい!という小学生レベルの話ですな(泣)。
しかし、それではあまりに代金を用立てていただいたロックシップ氏に申し訳ないということで、この「M資金」を元手に、新たなレンタルバイクを仕立てようということになりました。
例によって以下の条件を立てました。
1、少なくともフレームは頂いた資金+αの範囲の値段で購入する。
2、現有してあるパーツは極力利用する。
3、できるだけ中古品、ジャンク品を探し出す。
4、中古と値段の差があまり無いものは新品を購入する。
5、できるだけ多くの人が使えるように、サイズは480~520で探す。
6、ヒルクライムを念頭に出来るだけ軽く硬いフレームを探す。
7、極端にメジャーすぎるブランドはつまらないので避ける。
8、できるだけ程度の良いフレームを選ぶ
といったところで、ショップや中古品ショップ、某オークションをしばらく探していました。
で、某オークションで目に付いたのがこのFELTのF5というバイクのフレームです。
値段はやや高めですが、現行モデルでどうやら完成品から部品をはずしたもののようで新品未使用との事でした。
FELTのトップグレードは「F1SL」で、これはプロも使用している機材でして、それから2・3・4と随分グレードが落ちているように思えますが、実はF2からF5まではほとんど同じフレームだということで、フレーム単体で1kgを切る重量と、キレの良い剛性は定評のあるFシリーズですから、ビギナーや素人が使う分には申し分の無い機材だということで、落札しました。
送られてきたフレーム単体を持ち上げると「うわっ!、何だこの軽さは!」というほど軽いのに驚きました。
フォークもコラムやエンドまでフルカーボンの軽量なもので、カタログではシマノ105組と、2000g超のホイールとの組み合わせで7.92gという重量になるそうです。
これならアルテグラのホイールを入れただけで7.5kg、もしキシリウムSLRを入れれば7.2kgまで軽量になり、その他のパーツを厳選すれば、特別なパーツを入れなくとも7kgを切る勢いのバイクになりそうです。
このバイクを購入するにあたって躊躇したポイントがこの「BB30規格」のボトムブラケットです。
個人的にスレットタイプのBBには良い印象を持っていないので、できれば普通の24mm規格のBBのフレームを探したのですが、新しいフレームは「全滅」という感じで諦めました。
その代わりこのフレームには「スギノ」のシマノ規格準拠の変換BBがインサートされています。
本当ならこれも自分でやって記事にできれば良かったのですが、今後一切関わるつもりのないBB30用の工具などを買うのも忍びないし、第一真新しいカーボンフレームで「やらかした」となりたくなかったので、FRフォークのコラムカットと合わせて、ショップにお願いしてしまいました。
さて一応コンポーネントが全て揃っていつでも組み立てられるようになっています。
ハンドルはオルベアで400mm幅のもの、STIレバーは5700のブラック、クランクはアルテグラFC6750、ペダルは同じくアルテグラPD6701とフラットも用意して、これらは全て中古で仕入れました。
ディレイラーはFR/RR共にアルテグラの6700で、新品の上これが最終ロットだそうです。
ワイヤー類も新品、サドルのセライタリアSLRとカーボンシートポストのボンドレガー、ブレーキキャリパーのRB4500は中古品です。
ブレーキは念のため、シューはRB6700の新品に交換します。
カーボンシートポストのボンドレガー、スプロケットのデュラエースCS7900 12-25T、ホイールのボンドレガーアイオロス5.0ACCは在庫品から持ち出しました。
まあ本当にバラバラな部品の組み合わせではありますが、エントリーロードとは呼べない、中級クラスのスペックで仕上がるのではと考えています。
このバイクの使い道ですが、僕はサイズが合わないので普段はハンガーにしまっておきますが、これからロードバイクに乗ってみたいという人や、イベントなどでステップアップしたバイクを使ってみたいという人がいたら、貸出用に使おうと考えています。
そういえば、これはマニアチックな話で恐縮なのですが、かつてアメリカが共産圏と冷戦をガチンコでしていた頃、失礼ながら予算に乏しくで高級な戦闘機を買えない国に、当時共産圏の主力戦闘機だった「ミヤコンMig21フィシュベット戦闘機」に対抗できる性能を持った「ノースロップF5フリーダムファイター」という、軽量で機動性に優れた戦闘機を「供与」していたのですが、奇しくも「F5」という同じナンバーを持つこのバイクも同じような使われ方をしようとしているのは不思議ですね。
ま、僕は別にどこかの勢力や個人とドンパチしているわけではなく(笑)、あくまで仲間と楽しい自転車生活を楽しみたいだけで、多くのライダーにロードバイクの面白さを味わってほしいというのが趣旨ではあります。
あとは組み上げるだけなのですが、本日は部品を揃えて終了になってしまいました(笑)。
まだまだ梅雨(と呼べるのか?)は続きますから、梅雨明けまでにはなんとか形にして見たいですね。
2014-06-22 11:21
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soranekoさんでしたら、これを副業にできそうですね。
こういうスタイルのリサイクルネットショップがあってもいいなと思いました。
by teruteru (2014-06-22 14:39)
teruteruさんへ
パーツが卸の値段で手に入って、ある程度の数をこなせば・・・・と考えているとツマラナクなっちゃうんですよね(笑)。
「タンス株券」ならぬ、「物置バイク」や「押し入れ部品」など、結構埋もれているように思いますし、単品では商品価値がなくとも組み合わせれば使えるものもあるので、「提案型リユースバイク」というのはあってもいいと思います。
by soraneko (2014-06-22 18:09)
いえいえ、長い事レンタルバイクを占有させてもらい感謝感激です。
なぜかフロントフォークがC3のTREK(CATREK)はなかなかライディングフィールも良く、近県のツーリングに関しては重宝させてもらっておりました。
先日はツーキニストタイヤを譲ってもらい、近隣に乗り出す事もあるのですが・・・なかなかロングツーリングも出来ずもんもんしていますね。
やはり女房子供を打ち捨ててのツーリングを企てるには、事前の裏工作をしっかりでっち上げないと後々禍根を残すことになりかねませんし・・・
なんとかモオカポターリングには4人の子供の誰かしら動員して参加したいものです。
(長女は受験生という事もあって無理かな~~?)
F-5,自分が沖縄の浦添市に在住時は、隣町の宜野湾のチョイ先に嘉手納があった事もあって、C-141と共に見上げる空に尖った機影が良く飛んでいたように思います。
あとあと知ったのですが「スコシタイガー(スモールタイガー)」がF-5の勘違いCNだったようで、今思えば滑稽な軽戦闘機だったわけですなぁ。
by くだんのロックシップ (2014-06-22 21:48)
もう、正に職人ですね。
soranekoさんが近くに住んでいらっしゃったら、教えを請うためにちょくちょくお邪魔しちゃいそうです。私は目下、ダンシング中のきしみ音と格闘中です…w 梅雨の期間中に直して気持ち良く走りたいものです。
by yugo (2014-06-23 04:35)
ロックシップさんへ
TREKは末永く可愛がってください。
修理やバージョンアップはsoraneko商会までご連絡を(笑)。
マッコイ爺さんのようにはいきませんが、なんとかやりくりしまっせ!。
まあ無理して遠出する必要もないですし、バイクもそうですが、ツーリング等での「男のお付き合い」は、家族のご理解が大前提ですよね。
F5のような軽戦闘機は日本人は好きですよね。
スコシタイガーは、試作機を含む先行量産ロットの機体で部隊を編成してベトナム戦に試験投入するというところが、まるでアニメのような話で受けるのかもしれないですね。
FELT F5も、バージョンアップしたら「ユニコーン」のマークをいれて「タイガーⅡ」と名乗りますかね(笑)
by soraneko (2014-06-23 21:09)
yugoさんへ
コメントありがとうございました。
職人と言われますとお恥ずかしい限りで、まあ好きで色々とやっているうちに覚えた感じです。
各種トラブルにつきましては当ブログの記録を遡ると、お役にたてると思います。
異音の発生は一番厄介で僕も散々苦労しましたが、ダンシングで発生する場合は、「えっ?こんなところから!」なんてこともあったので、広範囲に要因を疑った方が良いかもしれませんね。
by soraneko (2014-06-23 21:18)
カッコイイフレームですね〜。
自己メンテ派にはBB30とかの圧入式は鬼門ですよね。
F5は良かったですよね。
エリア88の影響でF20やX-29など軽量な戦闘機が大好きになってしまいました。
by ももんが (2014-06-23 21:39)
ももんがさんへ
並んでいる数世代前の「Z25」のころに比べると「FELTらしさ」が薄まった感じですが、細かく見ると欠点と認識している点は確実に改良されていて、マッドブラックの塗装と相まって「精悍」なイメージが強いですね。
僕も「エリア88」の薫陶を受けた世代ですからこのシリーズは大好きです。
異様な面持ちのF4や、おおらかで力強いF14も大好きで、最近の細部までコンピューターの計算でデザインされた機体は馴染めません。
by soraneko (2014-06-23 21:56)
FELTって、装着されているコンポーネントのグレードの割に実売価格が高くないので、コンポ目当てで購入されたものなんでしょうlか。
ピナレロやトレックなんかと比べればブランドの人気は高くないでしょうけど、私はウィリエールとともに好きなブランドです。
by kanchi (2014-07-31 18:10)
kanchiさんへ
FELTは後発組で、日本では販路を量販店に求めたのがかえってマイナスだったように思えます。
GAIANTなど並んで廉価版が売られていることから、どうも格下の印象を持たれているように思います。
創始者の「ジム・フェルト」氏はいまだ健在だそうで、自転車好きの結構面白いオジサンだそうです。
by soraneko (2014-08-02 23:01)