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パナチタンにパナレーサーの「R-AIR」チューブを入れる [雑談]

前回マドンCのキシリウムSLRに、SOYOのラテックスチューブを入れるという、王侯貴族のような贅沢(笑)をしてしまいましたが、これがとっても具合が良いんです。
クリンチャータイヤのチューブの効果という禁断の果実を味わってしまったわけですが、流石にこれをほかのホイールに入れて常用するわけにはいきません。
そこで、其処までの贅沢ではなく、ある程度効果が望めるであろうという、パナレーサーの軽量チューブの定番商品である「R-AIR」を試してみることにしました。
なにせ、このチューブでも実売価格は1000円を超える高級品ですが、SOYOラテックスチューブはその3倍近い2700円もするのですから、もしR-AIRで半分も効果があればコスパ的には十分見合います(笑)。

早速購入したR-AIRです
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早速開けてみると、あれ?なんだか前回と感じが違います
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あの「ハカナゲな位の薄さ」は無く、若干しなやかさも増したような感じがします。

さて、今回は以前の轍を踏まぬように、タイヤパウダーをタップリまぶして慎重に組み込みます。
併せてややフラットな面が出てきた後輪のタイヤを前輪にローテーションします。
自宅150222 002.JPG

前回コスミックカーボンに組んだ時に、うっかりそのまま組んでしまったんですよね。

此処までは昨日の話で、今日は思う存分走って・・・・と、言いたいところですが、トホホの雨模様です。
なんとか午前中はもちそうでしたので、意を決して暗いうちに家を出ます。
5:30を超えると、この時期でも黎明状態で薄明るいはずですが、雲が厚くほぼ真っ暗です。
自宅150222 005.JPG

おおっ!眩しいですね。
これはキャッツアイEL620を二連装で点灯させているからです。

Lowモードですが流石に明るいですね。
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これなら真っ暗な峠道でも十分高速走行が出来るレベルですが、照射時間が4時間なので、「夜通し」というわけにはいかない所が今後の課題になります。

後方もトライスターレットとIPFのフレアライトで、十分な視認性が有りますね。
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この後何時もの岩瀬まで行き、「朝マック」してから、帰路の途中にある真岡市に寄ります。
ここは、「栃木県サイクリング協会」の幹事をされておられる「山田サイクル」があり、ここで、サイクリング協会の更新の手続きを行いました。
これは全国のサイクリング協会共通の問題ですが、どうしても会員の「高齢化」が進んでいて、組織が弱体化しているそうです。
栃木県も、どうしてもプロの「宇都宮ブリッツェン」などの活動が目立ちますし、最近始める方はショップ単位の活動で始める方も多いからでしょうか?
ロングライドも「ブルベ」などは毎回「満員御礼」の大盛況なのですが、どうにかできないものですかね。

そうそう、肝心の「R-AIR」ですが、試し乗りの時、当たりの柔らかさは確認できたので、空気圧を何時もの120psi(8ber)から、130psi(9ber)に上げて乗ってみました。
確かに多少ゴツゴツしますが、以前のチューブよりははるかに振動がマイルドで尚且つ回転が軽いです。
これでパンクさえ頻発しなければ、イベントで十分使える性能で、パナチタンの場合金属的な「ビィーン」という振動がかなりマイルドになり、舗装が細かく割れた路面を突破しても、手に来る当たりが緩和された分疲れが少なく成るようです。
R‐AIRも高いと言っても店頭で売っている普通のパナレーサーのチューブより200~300円高いだけで、そう考えるとこれだけの効果が有れば、じゅうぶん元は取れると思いますね。
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大型中年

SORANEKOさま

「R-Air」は私も信奉者です。
チューブの肉厚が薄いので、細心の注意を払いながらビードに落とし込めば、漕ぎ出しは軽いし、振動が減るので良いことづくめです。
一説によると、パナレーサーがチューブレスを作らないのは、この「R-Air」に絶対の自信があるからと、何かで読んだ記憶があります。

似たような軽量チューブは、ミシュランやブリヂストンも最近店頭に出しましたが、明らかに値段で勝負しているようで、そのパフォーマンスは、NETでも書き込みが少ない。 さらに、薄いのに耐久性も問題なさそうで、すでに私は6000kmは走り続けています。
今度のタイヤはパナレーサーのRace Aか、Type Lに落ち着きそうですが、タイヤの銘柄より先にチューブは、「R-Air」で決まっています。



by 大型中年 (2015-02-22 20:59) 

のっぽさん

ラテックス試してみたいです。そんなに違うのですか?
by のっぽさん (2015-02-23 08:34) 

soraneko

大型中年さんへ

チューブの違いによるパフォーマンスの違いを、これだけ実感できるとは思わなかったので驚いています。
これはあくまで勝手な私見ですが、最新のカーボンフレームより、金属素材のフレームの方が、タイヤやチューブの違いが解り易いようにも思います。
以前、アルミフレームのピナレロFP2で、ハイグリップタイヤを履いた時の操縦性の違いに驚いたこともありましたが、カーボンのFELTやマドンはそこまで違ったかな?と思います。

確かにこれを味わってしまっては、もう過去には戻れない感じですが、消耗品と割り切って買ったストックをどうしましょうかね(苦笑)。
一応、通勤と、山岳トレーニング用には高価なチューブはあまりに「勿体ない」のでストックを使って、長距離ツーリングにR‐AIRを、本番決選用にSOYOラテックスを使い分けて行こうと思っています。

by soraneko (2015-02-23 08:35) 

soraneko

のっぽさんへ

これは、ある方のインプレですが「これならチューブラータイヤは要らない」とまで言わしめるほどの効果はあります。

軽量であることのコロガリの軽さは勿論の事、とにかく柔軟性が高いことによる当たりの柔らかさは絶品です。
乗り心地もさること、タイヤが受ける振動による推進力の減衰を最低限に抑えてくれているようで、荒れた路面を脚を止めて空走しても、スーと前に進んでくれます。

当たりが柔らかい事で、高めの空気圧でも乗り心地や操縦性は悪化せず、路面状態の良い場所やサーキットでも恩恵は有りますが、路面の良くない一般道を長距離、長時間乗ると、結果として効果が大きいようで、この辺りはこの前のブルベで随分助けられたと思います。

とはいえあの値段はビックリしますよね(笑)
あと、取り扱いは神経を使いますから、そのあたりのバランスを考えてたうえで、購入をご検討されてはいかがでしょうか。



by soraneko (2015-02-23 09:01) 

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